2003年9月15日(月)  生野町〜加美町周回 (兵庫県神崎郡〜多可郡)

福崎町を起点とし、生野町、加美町、八千代町を回る約100キロのコース。
最近100キロも走ったことがないので、気負わずゆっくり走ることにする。

まずはJR播但線沿いに北上する。生野町まで特に苦しいところはない、適度な上りがつづく。

途中、生野まで数キロのあたりで地図を確認するため止まり、ふと側溝に目をやるとおびただしい数の
ヤスデが!うごめいていたのでびっくり。後日新聞に、この付近でヤスデが播但線の列車(といっても
1両編成)を止めた、と言う記事が載っていた。なんでも線路を這う大量のヤスデを踏み潰したため、
車輪が空転したのだとか。子供のころこういう話を図鑑でみたことがあったけど、まさか日本の話だとは
思ってなかった。

さて、かつては銀山で栄えた生野の町を過ぎ、少し急坂を登ると、生野ダム・銀山湖に着く。
途中、少し寄り道して黒川温泉へ向かう。今日は温泉には入らないが、10年ほど前一度来たことが
あるので様子を見たくて来たのだが、以前と変わらぬ佇まいのこじんまりした温泉が営業を続けており
懐かしい気持ちになる。

このあたりさして上り坂を意識しないまま生野峠に至る。この峠は現地では「青垣峠」と表記されている。
峠を下り始めると林の中の急坂である(下記プロフィールマップ参照!)。道は完全一車線で見通しの
利かないカーブもあり、スピードは禁物、のはずなのだが気持ちよさについ飛ばしていると、前からワン
ボックスカーが!と、山側の隙間をくぐりぬけセーフ。これ以降は少し反省し慎重に下っていく。

峠を下り切り大名草へ下りるとすぐ今度は播州峠への上りとなる。この道はきれいな二車線の道だが
傾斜はそれなりにある。峠のトンネルを抜けるとあとは15キロほど下りが続き快適。

帰路の途中には小さなピークを3つ越えなければならないが、生野峠、播州峠を越えてきたことを思えば
たいした事はない。

◆なお、このコースを走るにあたり、『ぶらっーと、自転車で』の【高坂峠・生野峠・播州峠】のページを
 参考にさせていただきました。


 

【福崎町を起点としたプロフィールマップ】

「カシミール3D」にて作成