2008年7月11日 乗鞍スカイライン |
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久しぶりに1日自由に時間を使える機会ができましたので、自転車で乗鞍スカイラ
インを走ってきました。 |
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朝5時、自宅(明石市)を出発。 乗鞍スカイラインの上り口の平湯峠まで、少なくとも5時間以上と見積もっております。 |
11時過ぎ、朴の木平駐車場に到着。既に6時間以上経過していますが、食料調達できていないので一旦平湯温泉街まで行き、平湯峠到着は結局12時になって しまいました。 |
平湯峠に到着。 2棟の建物はいずれも廃屋です。自転車でスカイラインを登る場合はここに駐車しても良いという事前情報を得てはいましたが、そうでなければ誰もこんなとこ ろに車を置きたくもないだろうという殺風景なところになってしまっています。 奥のほうがスカイライン上り口になっており警備員詰め所があります。 今日は雷注意報が出ているだの、この辺では熊が出るだのという話でしたが、山上はガスの中だろうということは覚悟のうえで登ることにしました。12時20 分。 |
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登り始めからそれなりの傾斜が続きます。 約3キロ(平湯峠から;以下同様)で夫婦松パーキング(跡)に到着。 5キロを過ぎるころから立ち枯れの木が現れるなど、高山らしくなってきました。 はじめのうち一番軽いギヤを残して38×23Tで登っていましたが、7キロあたりから耐え切れず最後のギヤ(38×25T)を使うことになりました。 8キロぐらいから森林限界となると同時に、強風とともに吹き上げてくる霧に見舞われました。この後しばらく霧に覆われていましたが、桔梗ヶ原(12〜3キ ロ付近)あたりから雲の切れ間に青空が見えるようになってきました。 |
で、約1時間30分後に畳平へ到着。 ひたすら登ることに集中していましたので、登り道では写真は撮っていません。 距離約14キロ、標高差約1000mです。 |
山上の駐輪場。駐車場の入り口に近いトイレの前にあります。 前輪を挟むタイプなのであまり使いたくない・・・。 |
少々雨に遭ったりもしましたが、意外に好天ともいえる状態です。 バスターミナルやみやげ物屋は、多くの観光客で賑わっておりました。 |
鶴ヶ池を眺めながら長野県側のほうへ行ってみます。 登りでは半そで半パンのままでしたが、さすがに寒くなり、冬用ウインドブレーカーとタイツを着用しています。この日の山の天気予報では最高気温14℃とい うこ とでした。 この写真を撮ったあと、風で自転車が倒れました・・・。 |
長野県境付近から乗鞍高原を望む。 上の写真の鞍部から少し下ったところです。 ここでは吹き飛ばされそうなくらいの強風が吹いていました。 |
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スカイラインに戻り下り始めます。 |
桔梗ヶ原付近。 往路ではライチョウを見かけました。 |
烏帽子岳付近。まだまだ強い風が吹いています。往路では霧に包まれていました。 |
乗鞍スカイラインの写真では良く見るアングルです。道が蛇のようにうねっています。この付近で一部片側通行になっていました。 |
向こうへ伸びる道はほとんど水平のようにも見えますが、下り勾配10%ということです。油断していると簡単にスピードが出てしまいます。 |
下るにつれ林が広がってきました。 |
山上ではかなり強かった風もほとんど止んできました。ただたまに雷の音が聞こえることがありました。 |
平湯峠まで2キロ程というところまで下ってきました。 このあと軽快に下っていると道端になにか黒いものが・・・?と思ったら熊!でした。止まることもできずびっくりしましたが、向こうも相当驚いたようで、顔 を上げて目が合うなり一目散に草むらへ逃げ込んでいきました。 |
平湯峠帰着14時50分。 下りではほとんどトップギヤのままでした。 |
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この後疲れた体を休めるため、平湯温泉「ひらゆの森」を訪 れました。施設の雰囲気、泉質とも申し分のないものでした。 そして16時過ぎ出発、帰路につきました。 |
22時半過ぎ帰宅。自動車では796キロ走行。 長い1日でした。 |
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