RELAY(OVERLOAD PROTECTOR)

オーバーボルテージプロテクションリレーとかいろいろ言い方がありますね。
ここではOVPリレーと書きますね。

純正新品のOVPリレーを個人輸入しました(してもらいました)が不良品でした。

交換後エンジンを始動して動作確認し翌日は通勤で普通に乗っていました。

翌々日の朝バッテリーがあがっており理由が解らないまま充電してからいろいろ調べました。

何故かバッテリー端子マイナスを繋ぐといきなりIGオン状態(セル回す前)になります。あれあれ??

おまけにエンジンをかけてIGキーオフにしてもエンジンを停止する事が出来ないんです!

その時は イグナイターの信号線を外して強制的にエンジンを止めました。

IGキーのロータリースイッチが壊れたと思って手持ちのロータリースイッチと交換しましたが症状は変わらないんです・・・。

 

OVPリレーを新品に交換してからおかしくなったような気もしてきたので古いのに戻したら直りました!

クレームが効かないリスクも納得して個人輸入で部品を入手しましたので何処でショートしているのか中身を確認してみたくなりました。
(もちろん不良品なのでクレーム交換は出来ます。)
今まで使っていたシーメンス製のは簡単に中身が出て来たので同じように作業したのですがこの製造メーカのは
接着剤でとまっているので簡単に中身が出て来なくケースをボロボロにしてやっと出てきたということなんです。

 左からヒューズ1個の対策前、今まで使っていたシーメンス製の純正、新品、不良品

 新品と不良品(どちらも同じ製造メーカの純正品、made in Hungary)
          不良品をバラしてみました。アルミのケースと中身は接着剤で固定されており無理やり取り出しました。

 基板のパターンを確認してみるとリレー端子の30aと15に繋がるランド部分ではんだ付けミスのせいでショートしてました!
          もちろんバラす前に端子をテスターで当たるとショートしてました。

 デジタルマイクロスコープ(×50)で撮影

 

はんだ付けをし直してシーメンス製のケースに入れて再生しようと思います!