Compressor


2.3-16に装着されていた純正のデンソー製エアコンコンプレッサです。
焼きついてロックしているのでバラしてみました。

 
サクションホースと繋ぐコネクタを外してみました。
    全バラシの刑です。5気筒でした!
    5 double piston swash plate compressor


 
ガリガリ!
コンプの虫からオイルを入れると上のカムの部分や軸、右のピストン頭(両端にあります)の間に付着します。
    ガリガリ・・・。


 
シリンダーもガリガリ!
    某国産車に装着のデンソーコンプレッサ
    コネクターの形状が違いますが本体との接続ネジ4ヶ所のピッチは一緒です。マグネットも同じ。
    プーリーとフォロワーはVベルト用なので使えません。


 

 
2.3-16やその他用のデンソー製純正コンプレッサは軸お尻に回転センサで信号を拾うための十字の切れ込みがあります。
    上の国産車用のはこの切れ込みはありません。
    私は十字に切って加工してみました。
    その写真はありませんが、国産車用とニコイチにして2.3-16に装着したら動きました。(^^)

  ダメな回転センサ(^^;;)
  FC3S RX-7のコンプ
FC3S RX-7のコンプのフォロワー。2.3-16に使うには削らないといけません。
FC3Sの本体と2.3-16のプーリー・マグネット・フォロワーを合体
軸お尻に十字の溝を切って加工したコンプ


  おまけ 124系に使われていたコンプ







Tank

リキッドタンク(ドライヤー)を開けてみました。
 

'86型2.3-16に付いていたリキッドタンク
品番:201 830 00 83
    一般的な活性炭が入っていると思いましたが、セラミック樹脂の粒を固めたようなものでした。水槽の空気の出るブクブクみたいな感じです。


 
タンク底面にはあまり汚れは無いです。
ガスがタンク内に入り、ろ過されて上部のリリーフバルブのある高圧側に流れます。
    樹脂部分と上部の目の細かいメッシュでろ過しています。