Clutch Slave Cylinder

スレーブシリンダのその後 (2006/06/22) 

Evo2('05/07/01)、2.5-16('05/10/11)のクラッチ・スレーブシリンダを交換してから半年以上
経ちましたが嬉しい事に全く再発していません!
Evo2は3000kmぐらい、2.5-16は9000kmぐらい走行しましたが問題ないですね。(^o^)

ブレーキフルードをDELPHIのDOT4からATEのDOT4に変えましたがゴムに対する影響は無さそうです。
やはりシムの穴を拡大した事によりブーツに亀裂が入らなくなったのが良かったのだと想像しています。

このシムですが2台とも数年前に新品に換えています。新車時から付属のシムと品番こそ同じですが
バラツキやバリ等が異なるのかも知れません。
Evo2については前オーナー時代シムが付いていなかったです。(前オーナーもクラッチ抜け経験)

恐らくこれで解決したと思います。


Evo2のスレーブシリンダ交換 (2004/12/29 → 2005/07/01)
 
もう何度目なのかまたまたクラッチペダルが戻って来なくなりました。(泣)
喫茶コスワースの全国オフ(’04/10/23)で岐阜に行き、昼食を取った駐車場から移動する時再発しました。
その時はペダルを繰り返し踏み踏みして問題無くクラッチが切れるのを確認して無事に帰って来る事が出来ました。
後日念のためエア抜きをし、再発しないのでOKと思いましたが暮れにきてまたまたペダルが入っちゃいました・・・。
エア抜きと同時にスレーブ本体にはオルタの配線保護?に使われているアルミ蛇腹ホースを切って巻き、配管には気休めにコルゲートチューブを被せておきましたが再発したということは効果確認どころか施工時既にダストブーツはダメになりかけていたのでしょうね。

改めて症状を書きます。
 
・兆候は無く信号等で停車時にギアが抜けない事に気付きます。またはシフトダウンでギアは抜けたが入れられないので???と感じます。
・Low・2ndだとギアが抜けずに最悪無理やりガキンと抜くかそのままエンジンストールさせるしかないです。
・クラッチペダルを連続踏み踏みしていると全く問題なく復活している時もあります。
・それでも復活しない場合、発進時にペダルは床からちょっと離れて止まったままになりクラッチは繋がります。もちろんアクセル踏まないとノッキングします。
Lowでそのまま走行中クラッチペダルを踏み踏みすると完全に奥に入って床に付いちゃいます。
・手動でペダルを戻し何回か踏み踏みしているとまた普通に戻ります。
 

 

 
外したスレーブシリンダはやはりダストブーツがボロボロでした。
前回交換してから1年ちょっと、距離にして1万kmも走ってないですが・・・。
 

写真にリペアキット(FTE製OEM品)が比較で並べて写真を撮りましたが今回は純正(FTE製)に交換しました。 並んでいるシルバーのはFebi製OEM品。

その後5000kmは走っていますが再発していません。(^o^)
 

2005/07/01
クラッチ交換のため某氏のお店でリフトを借りてミッションを外しました。
お手伝いありがとうございます。まだまだお世話になります。(^^:;)

ペダルが戻って来ない症状は再発してはいませんがスレーブシリンダをチェックしてみました。
なななんと!丁度半年ですがまたまたダストブーツが破れかけているんです!
破れたダストブーツの周りのゴムは柔らかくふやけていました。
走行距離は3,000km程です・・・。


   
ミッションはオイル漏れが酷いのでインプットシャフトのシール交換をしますが、TMケース入口辺りはオイルでギトギト状態でおまけにゴムの破片も散乱していました。(おそらくスレーブのダストブーツ)
MTオイル(ATF DU)がゴムを侵しているのでしょうか?
写真のスレーブで汚れっぽいのは半年前に塗った住鉱のモリラバーグリスの跡です。

ミッション側の取付間にシムがあるのですがロッドを通す穴のエッジとロッド根元のダストブーツが干渉しているのかもしれません。ここも再度確認してみます。

 OH後→ 
今回はリペアキットでOHして使います。

 



2.5-16のスレーブシリンダ交換 (2005/04/02)

1年半前の2003/9/23に交換してます。
症状はEvo2と同じです。今回はペダル連続踏み踏みして復活しても直ぐ再発してしまいました。

     

外したスレーブシリンダのダストブーツはやはりボロボロでした・・・。
これは前回FTE製のリペアキットでOHしたものです。表面のピンクっぽいグリスは仕事で使っている装置メンテ用のシリコングリスです。(silicone-based lubricant )

今回はFebi製OEM品に交換しました。外観の塗装は無く鋳物の梨地そのままで小さいFebiの文字以外 は部品番号もありません。

ダストブーツのゴム質が表面を見るとつるつるで硬いんです。FTEのは艶消しですべりも無い、いかにもゴムという感じです。
またFebi製のはロッド中心部のゴムが盛り上がっておりミッション側の取付部に上手く納まらず
苦労しました。(ラバー部分には住鉱のモリラバーグリスを塗っておきました。)

交換前に空のワンマンブリーダ(パワーブリーダ)で圧をかけ
スレーブのブリードバルブから液を全部抜きましたが一切エア噛みしていませんでした。
その代わり液中に黒い小さな浮遊物がいっぱいありました。

その後は問題なく、通勤快速仕様なためとりあえず様子見です。

原因ははっきり言って解りません!
気泡が出ないのでフルード自体の熱の影響は無いです。

運転の仕方に何か独特な癖がありそれが影響しているのか・・・。


2.5-16のスレーブシリンダ交換 その2(2005/10/11)

2005/4/2に交換したスレーブシリンダがまたまたダメになりました。(ToT)
先月、何となくクラッチの動きがおかしくペダルの遊びがほとんど無くなっていました。

今回はペダルが戻って来ない事は無いのですがエア抜きしてもエアは出ないし同じように再発するので急遽SPJで純正のスレーブシリンダを購入しました。
  
やはりダストブーツが破れていました。今回は半年しか持ちませんでした・・・。(ToT)
シムの矢印部分のエッジが純正スレーブシリンダのブーツに微妙に接触しロッドが斜めになると完全に接触します。
Febi製に限ってはブーツが出っ張っており常に接触しています。
2005/7/1にEvo2のクラッチ交換時にも実施しましたがシムの穴を拡大してエッジを丸めてブーツが当たらないように対処しました。

次回は半年後でしょうか・・・。