AIR FLOW SENSOR

※2006/12/20追加情報
ニコイチベースにした2.3のポテンショメータを外してチェックしてみたところ、端子1と基板間に抵抗が
入っていました。(測定値:155.5Ω)
'92 2.3と'86 2.3-16のポテンショメータは違いました。('86までのポテンショメータと以降は違うという事)
なのでニコイチそのままではダメでしょう。(^^;)
抵抗をバイパスすれば良いかも知れませんが試す機会が無いっす。
また、2.5-16,Evoと'92 2.3のポテンショメータが同じかは不明です。

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'05/7/18辺りのBBSで話題になっていましたエアフロー横に付いているポテンショメータの件ですが、
M102エンジンのシングルカムもツインカムも 同じポテンショメータを使用しています。
そこで'92 190E2.3 D車のエアフローを入手いたしましたので'86 190E2.3-16 RUF仕様のと比べてみました。
流石に問題ないポテンショメータを開けるのはいくら印をつけておいても元に戻るかどうか不安なので止めておきました。
その代わりエアフロー上側のみ使い2.3-16のと「ニコイチ」にしてみようと思います。


   '92 190E2.3 D車のエアフロー 正常動作品
 上部と下部を分離しました。
  '86 190E2.3-16 RUF仕様のエアフロー 不良品
  2.3の上側と2.3-16の下部ゴムと枠を組合わせて 「ニコイチ」完成!
現在2.3-16は乗っていないのでポン付けは出来ませんがそのうち2.5-16のFデスビを付けてテストしてみたいと思います。

 2.5-16はエアフローフラップ形状が違います

 

  左:'85 2.3-16キャタ無し仕様のポテンショメータのブラシ。メインブラシが細いです。
右:'86 2.3-16RUF仕様のポテンショメータのブラシ。メインブラシが太くなっています。
  '86 2.3-16のポテンショメータです。ダメなエアフローのポテンショメータを確認してみました。
ブラシが当たる部分はセラミック基板になっておりシーリング剤で接着されています。
セラミック基板と端子以外ケース部分に回路はありません。
   ブラシの当たる部分はフィルム抵抗かと思いますがカーボン(多分・・・)が蒸着されており、
ところどころ擦れて剥げています。もちろん抵抗値が異常な値が出てます。

 

ポテンショメータの端子間の抵抗値をエアフロフラップのclose/openで測ってみました。
参考になるかは不明です。
端子間 '92 190E2.3(正常) '86 190E2.3-16(異常品) '89 190E2.5-16(正常・車載値) '90 Evo2(正常・車載値)
close open close 〜 open close open close open
1-2 1.51kΩ 〜7.92kΩ

40MΩ以上〜
    0.70kΩ〜4.30kΩ〜
        40MΩ以上

3k〜6kΩ 11kΩ辺り 4.23kΩ辺り 8.38〜8.42kΩ辺り
1-3 4.38kΩ 4.38kΩ 3.69kΩ 3.69kΩ 4.30kΩ 4.30kΩ 4.08kΩ 4.08kΩ
2-3 5.58kΩ 〜3.72kΩ

40MΩ以上〜
    4.36kΩ〜2.15kΩ〜
        40MΩ以上

7.36kΩ辺り 7.67kΩ辺り 8.06〜8.13kΩ辺り 4.45kΩ

正常と思われる2.3のエアフローは抵抗値がopen/closeに係わらず抵抗値が安定しています。
2.5-16およびEvo2の抵抗値は車載状態で測定しました。2.5-16のは特にバラツキが多く安定しません。