わがまま温泉日記 奥塩原新湯温泉 おくしおばらあらゆ
渓雲閣 下藤屋旅館

秘湯を
守る会
渓雲閣
http://www.keiunkaku.com/
住所 栃木県那須郡塩原町湯本塩原37 〒329-2922 Memo:
一泊二食 \15,000
ビール \650
電話 0287-32-2361
営業期間 通年
泉質 酸性単純硫化水素泉
旅行日 99/05/07
コメント 渓雲閣

 にぎやかな塩原の温泉街をぬけ、快適な舗装道路を「日塩もみじライン」に向かって上っていくと、道沿いに旅館が並んでいる。奥塩原新湯である。見上げると、白茶けた山肌から噴煙が立ち昇っている。

 反対側にたたずむ、こぎれいで上品な宿が渓雲閣である。少し早く着いたのだが、快く女将さんが迎えてくれた。部屋へ入ると、座敷手前に3畳ばかりのカーペット敷きの空間があり、造りつけのコーナーベンチとデスクが設けられている。ちょっと凝った、オシャレな造り。若い女の子を連れていっても、決して文句を言われることはないだろう。
 食事も部屋出し。季節にもよるのだろうが、山の幸の数々が海の幸を圧倒していた。
パンフレット
 時間がたっぷりあったので、一通り、全部のお風呂を楽しんだ。露天風呂「たぬき冥利の湯」は熱くて、しかも温泉のエキスがたっぷり入っているように思われた。水の埋め方がちょっと複雑で、慣れていないと触れないだろう。となりの男湯では、二三人の若者が「熱い!熱い!」の連発で、ワーワー騒いでいる。ワタシは水で埋めるのが好きではないので、ザブンとつかって、早々に引き上げてきた。

むじなの湯 この「新湯」という温泉地、「塩原元湯」が地震で壊滅状態になったのを機に、新たに開かれたのだそうである。
  温泉街といえるほどのものはないが、この一帯には、「むじなの湯」をはじめ、「寺の湯」「中の湯」と共同浴場が3つもあって、温泉三昧が楽しめる。ワタシもふくめて、白いお湯大好き人間にはこたえられない。


秘湯を
守る会
下藤屋旅館
http://www.nikkanren.or.jp/user/shimofujiya/
住所 栃木県那須郡塩原町湯本塩原11 〒329-2922 Memo:
一泊二食 \13,000
ビール \620
電話 0287-32-2316
営業期間 通年
泉質 単純硫黄泉
旅行日 98/05/01 99/10/11
コメント

02/07/19
ずいぶん前に改装の案内状をいただいていた。前を通りかかったので、パンフレットだけいただいて、見ると、本格的な露天風呂ができている。
改装なった玄関

 日塩もみじラインの料金所を出て、最初の宿が、ここ下藤屋旅館である。ロビーをはじめ、みやげ物コーナーなど、あらゆる点でつんとすましておらず、肩肘張らずにすむのがうれしい。

 鉄筋4階建ての3階、遠い山並みを望むお部屋。眺望もさることながら、ワタシを喜ばせたのが、部屋のとなりが女性用浴室という最良のロケーション。しかも、脱衣室からガラス越しに見る浴場は、好みの総檜づくり。色・形ともわくわくさせるものがある。硫黄の匂いに誘われて、入っては出、出ては入りを何度くり返したことやら数え切れない。
あさのはの湯(婦人用露天風呂) 二度、泊まったのだけれど、お湯がぬるくなっていたのよね。とってつけたような狭くて見晴らしの悪い露天ともどもいただけない。つかった自分が何だか情けなく思えてしまうのだから・・・。
             ●
 この宿の弱点は明らかに露天にあった。それが、大き目の露天をこしらえたという。これでさらに予約が取りづらくなっただろうが、今度また、泊まってみたいものである。

Top