わがまま温泉日記 日光湯元温泉 にっこうゆもと
日光山温泉寺 釜屋旅館
奥日光湯ノ湖日光湯元温泉へは東武日光駅よりバス70分

日光山温泉寺
住所 栃木県日光市湯元 〒321-1662 Memo:
休憩奉納料 \500
電話 0288-62-2531
営業期間 通年
泉質 営林署源泉@Ca・Na-硫酸塩・炭酸水素塩泉(硫化水素型)
源泉温69.8度 pH6.2 
旅行日 02/07/18
コメント

温泉寺参道 石灯籠が立ち並ぶ参道を、お花と線香片手に墓参りと言いたいところだが、温泉グッズ片手にお寺さんのお湯をいただきに来た。
 外観はどこから見てもお寺そのもので、いつものように「お風呂いただけますか〜」とは勝手がいかない。番台のおばちゃんでもなく、入浴券の自販機でもなく、寸志を入れる募金箱でもなく、住職の奥様が丁寧にお迎え下さる。
 入口横の座敷にて若い娘が4人ばかり、湯上りのお茶などいただいている。ジジババでないのが意外といえば意外。ダンナの鼻下2mmばかりのびているのを見逃さない。
女性用修行風呂
 浴室、浴槽ともさほど広くはないものの、一人で入る分には充分。木の湯船からはお湯があふれ出している。白くて濃厚そうなお湯に、思わず頬がゆるんでしまう。
 「どれどれ、温度はいかがなものか」と手を入れるや否や、「あっちっち〜」と思わずその手を振っちまう。成分が薄まるとか何とか言ってはいられないほど熱いので、清水の舞台から飛び降りた気で、水をジャンジャン入れるのだ。
薬師如来が祀られる本堂 肩まで浸かって30秒、耐えられるところで水を止め、しばらくお湯にゆっくり浸かる。この入浴法を3回ばかり繰り返す。さすが、お寺の温泉だけあって、これも修行と、真っ赤な肌をしばしながめて、妙に感心したりする。

 風呂上がり、玄関横の縁側でお茶をいただく。真夏の太陽が照りつける昼下がり、エアコンどころか扇風機一つない。しかし、部屋を吹き抜ける風はさわやか、心地よい。
湯坪村 茶托の下には領収書がそっとしのばせてあり、拝観料?500円とあった。まっこと、見ている分にはよいお湯なのだが、立派な湯坪をもつだけに、何度も言うが、湯温の管理に一考望みたいところ。



釜屋旅館
http://www1.ocn.ne.jp/~kamaya/
住所 栃木県日光市湯元2548 〒321-1662 Memo:
入浴料
\800
電話 0288-62-2141
営業期間 通年
泉質 硫化水素含有石膏性苦味泉 源泉温 70度 
旅行日 98/10/10 02/07/18
コメント 湯煙に首どころか身体ごとを突っ込んでいるワタシ

 関越沼田から上り、金精峠では10月初旬ながら、わずかに木々の葉が黄葉していた。名ばかりではない、本物のUVカットのサングラス越しに見るとではあるが・・・ 表玄関にあたる「いろは坂」から入るよりも、はるかに快適なドライブで日光湯元に着いた。
 この湯坪からは、モクモクと威勢よくではなく、黙々と白煙が立ち、煮えたぎった湯が沸々と湧き出している。思わず、ゴクッとつばを飲む。

 由緒ある釜屋旅館。そのガーデンハウスに立ち寄らせてもらうことにした。どうやら修学旅行生対象の宿を日帰り用に使っているようである。が、お湯は白い湯、好みの湯。ただ、水で埋めなくてはならない。もう少し、温度管理をすればいいのに・・・。
ガーデンハウス奥に並ぶ釜屋旅館 本館のお湯にも入れるということなので、だれもいないことを幸いに、館内を探検してみた。赤いのれんのかかっている内湯、浴槽に手を入れてみると熱くて入れたものではない。水道の蛇口を思いっきり開けてみたものの、湯船の半分は水で埋めなくてはならない感じである。あ〜、もったいない! とてもじゃないが、ワタシにそんなむごいことはできない。あきらめて、足に掛け湯しただけで早々に退散したのだ。

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