わがまま温泉日記 鉛温泉 なまり

藤三旅館(ふじさん)
http://www.489ch.com/ibc/fujisan/top.html
住所 岩手県花巻市鉛字中平75-1 〒025-0252 Memo:一軒宿
入浴料 \500
電話 0198-25-2311 湯治部:0198-25-2901
営業期間 通年
泉質 含芒硝硫化水素単純泉 45.5度 pH7.8 (桂の湯)
旅行日 01/08/17
コメント

01/10/03
ダンナが描いた断面図とは異なり、浴槽の深さは125cmだそうです。
藤三旅館玄関

 大沢温泉からさらに奥へ入ること10分。豊沢川沿いの細道を下っていくと、木造三階建ての大きな宿が見えてくる。両翼のピンと跳ね上がった、凝った造りの屋根をもつ威風堂々たる玄関
 近くには鉛温泉スキー場。冬場はスキー客で賑わうのだろうが、板を担いだ若者がこの玄関から出入りするのは、何となくミスマッチの感。

 白猿の湯入口さっそく、名湯「白猿の湯」へと向かう。木枠の大きな窓が何枚も並んだ外観は、小学校の教室を思い起こさせ、懐かしい。しかし、ここは混浴。そっと、地下に位置する浴場をうかがうと、オババもいるが、圧倒的に男性が多い。お湯は透明だし、深そうだし、これは断念するしかないね〜。だって、バスタオルぐるぐる巻きでは、入った気がしないもの・・・。
ダンナが描いてくれた「白猿の湯」断面図 もちろん、ダンナは臆することなく、入り込む。岩をくりぬいたような湯船のふちは3段になっており、一段、一段、溺れないよう用心しながら入るのだ。お湯は湯船の底から勢いよく湧き出しているのだが、なにしろ、1周400mの陸上トラックの形をした、大きくて深い湯船のこと、やや、ぬるめなんだそうだ。
河鹿の湯 女性用内風呂は自炊部側に「河鹿の湯」、旅館側に「龍宮の湯」がある。いずれも、町の銭湯みたいにタイル貼りの浴槽。しかし、そこからは無色透明のお湯がヒタヒタと流れ出ている。やはり、温泉はこれでなくっちゃネ!
 この歴史ある旅館、建物はもちろん古いのだけれど、どちらのお風呂も立派なシャワーつきのカランが整えられていた。湯治場といえば、カランすらないところも多いのに、大したものだ。

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