わがまま温泉日記 網張温泉 あみはり

休暇村岩手
http://www.qkamura.or.jp/iwate/
住所 岩手県岩手郡雫石町網張温泉 〒020-0585 Memo:
入浴料 \500
電話 019-693-2211
営業期間 通年
泉質 単純硫黄泉 源泉温73度 pH2.9
旅行日 01/08/14
コメント 休暇村岩手

 「網張」なんてネーミングから、海沿いの磯の香漂う温泉を連想してはならない。岩手山南麓、高台に位置するスキー場併設の大規模施設なのだ。
 一見ホテル風のロビーのソファには、タオルを首に引っ掛けたおじさんたちが堂々とあぐらをかいていたりする。おばさんたちだって、もちろん負けずとかしましい。
 ロビーの絵柄は別として、フロントにて入浴料を支払うと、制服姿のマネージャーとおぼしき紳士がお風呂の場所をきちんと要領よく、標準語で案内してくれる。ひなびた秘湯ばかりを回ってきたせいか、思わず首にかけてたタオルを外す。

外観とはミスマッチ? 神棚のあるお風呂 大浴場「やすらぎの湯」は脱衣室、浴室、浴槽ともに街の銭湯と同じような造り。そして、その混雑ぶりも・・・。カランが全部ふさがって、浴槽のお湯で身体を洗う人もいたが、ここなら大丈夫。だって、じゃんじゃんお湯が流れ出しているんだもの。
 でも、ちょっと引っかかるのがジェットバス。これって、新しいお湯を使っているのかな? でも、強酸性の硫黄泉を循環するような馬鹿な経営者もいないかなと自分一人で得心している。だって、機器の腐食が進んでしまうもんね〜。しかし、新しいお湯の方が酸性度が高いはずだから、やはりマワシか・・・。
 このお湯、成分表によると明礬が含まれていることが分かる。びっくりしたのが、地熱蒸気と沢水を混合したお湯なんだそうだ。箱根の大湧谷のお湯と同じみたいだけど、おりもの(沈殿物)は少な目。
 大浴場の他にも、銭湯代わりに利用する客の少ない小さな風呂場が2つある。こちらの方が落ち着ける。

周辺マップ 網張温泉の名物は「仙女の湯」、混浴露天と聞いていたので、こちらに足を伸ばさなかったのがそもそもの間違い。実は当時、男女別浴になっていたそうだ。インターネットでちゃんと情報集めをしとかなくちゃね。
 しかし、それより何より悔しいのが、何と「網張温泉館」という木づくしの施設のあることに、たった今、バンフレットを見ていて気づいたことだ。

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