2005 ベストライダーズコンテスト

2月11日に和歌山市の交通センターで行われたベストライダーズコンテストに参加してきました。
このコンテスト、元々は秋の交通安全週間のイベントのひとつとして行われていたのですが、今年は2輪の安全運転促進を目的に独立したイベントとなりました。
競技は交通センターの施設の教習コースを使って行われます。

当日は前日に雨が降ったことあり、とても寒かったのですが、路面はどうにかドライになったので助かりました。

ウエット路面だとかなりツライですから。(^_^;)
参加者の中には女性の姿もありましたが、ほとんどがある程度キャリアのありそうな男性です。
はてさて、どうなることやら・・・・。

 

競技車両は、ホンダVFR750F(RC24)です。
このVFRは、普段は白バイ隊員の練習用として使用されています。
教習所にある教習車のように見えますが、れっきとした警察車両です。
燈火類や装備は外されていますが、一応、白バイになる・・・んでしょうか?(^_^;)
アッパーカウル部分和歌山県警のロゴが警察車両であることを物語っています。

しかし、普段白バイ隊員の練習車両だけあってボロボロです。
以前のベストライダーズコンテスト時に比べてもボロさ加減は酷くなっていました。(^_^;)

ま、それだけ普段から練習してるんでしょうけど。

 

今回は季節が季節だっただけに参加者は少なめの25名。
エントリーそのものは40名くらいいたようですが、当日は寒くバイクに乗るには少し厳しいコンディションであったのが災いしたようです。
かくゆう私も会場まではキッチリと4輪で行きましたから・・・。(^_^;)
ちなみに私、この日バイクに乗るのは通勤用のアドレスを除くと今年2回目という体たらく振りでした。(^_^;)
普通のバイクに乗るのは1ヶ月以上振りですが、どうなるんでしょう!?(^_^;)

  


開会式の様子。
参加者の割に関係者と来賓が多かったので、ちょっとチグハグな感じもしました。
競技説明が交通機動隊の隊長だとか、普段見慣れない人(ある意味見たくない!?笑)達を見るコトが出来たのはなぜか嬉しかったり。(^_^;)


開会式にはハーレーのクラブのデモ走行もありました。
ハーレーのクラブなのにゴールドウイングだやけやん。。。などと要ったツッコミはなしの方向で。(^_^;)

競技は3つの種目で争われます。
・1本橋走行
・パイロンスラローム
・傾斜走行(ジムカーナ)

1本橋走行は名の通り、細い1本橋を渡ります。
1本橋を渡りきるのにどれだけの時間をかけれるかを競います。
教習所でさんざんやったアレですね。(^_^)

パイロンスラロームは一定間隔に置かれたパイロンの間をジグザク走行してスタートからゴールまでのタイムを計測して競います。
もちろん、速いほうが得点は高いです。
しかし、このパイロンスラロームは、通常のスラロームと違い、パイロンの配置が直線的ではなく、弧を描くように配置されていました。
つまり、右にカーブしながらのスラロームです。
これは結構難しかったです。

最後は傾斜走行と言っていましたが、要するにジムカーナです。
教習所のクランクとかを使用して行われました。
もちろん、速ければ速いほど得点は高いです。

 

競技は5人づつのグループで行います。
まず現役の白バイ隊員の先導でコースを慣熟走行。
その後、一人づつ競技していきます。


競技進行は終始和やかな雰囲気で進んでいきました。
主催者側の人間は警察関係者で普段は私達のようなライダーとは、取り締まる側と取り締まわれる側の敵対関係(?)にあるとはいえ、やはり同じバイク好きのバイク乗り。
オフィシャルをしている合間の時間なんかにバイクの話などをして交流を深めるのでした。

話をしていると意外に白バイ隊員の人もプライベートでは無茶(?)をしている人が多いらしいです。
競技を待っている間に、ちょっとしたライディングのコツなんかも聞いたりしました。

   

1本橋競技の様子。
久し振りにすると意外に難しい種目。
落輪している人も多かったです。
女性参加者の一人はバイクを倒してしまって起こすのに苦労してしましたね。(^_^;)

パイロンスラロームの様子。

直線的なスラロームと違い、右に旋回しながらのスラロームなので難易度はかなり高いです。
せめて左回りならもう少し攻められるのですが・・・。(^_^;)
以前、白バイ隊員にデモ走行を見せてもらった時はスキール音鳴らしてたのを今でも忘れられません。(^_^;)

傾斜走行(スラローム)の様子。

最初、コースを覚えるために白バイ隊員に先導してもらい慣熟走行を行ないます。
・・・が、この慣熟走行、相当なローペースで行われるハズなのですが、先導する人のペースが後になるほど速くなっているような気が・・・。(^_^;)
最終組だった私の時は、慣熟走行の先導者についていけませんでした。(^_^;)
この種目、人によって個性が出てて、見ていて一番面白かったですね。
フォームで言えば、ハングオンで曲がって行く人、リーンアウトを駆使する人とか、シフトも2速ホールドの人とか、頻繁に1速、2速でチェンジする人とか・・・。
とんでもない勢いで曲がって行く人もいました。

参加者の服装も様々でした。
ライディングウエアを着てくる人、Gパンにトレーナーの人など、特別な服装でなくても参加可能なので気もラクです。
上の写真のようにヘルメットになにかいる人までいました。(^_^)
ちなみに私はライディングジャケットにGパンという服装で参加。
競技中は参加者はプロテクターを着用します。
肘と膝のプロテクターはともかく、胴体部分のプロテクターは装着するとかなり動きづらいです。
フル装備だとほとんどアメフト選手です。(^-^)


女性選手の姿もありました。
今回は大型バイククラスのみの開催だったので人数は少なかったですが・・・。(^_^;)

と、言うワケで(?)スタート前の私とジムカーナ競技中の私です。
前回と違い、2回目と言うことでスタート前の緊張はほとんどなかったですね。
バイクのポジションをしっかりと確認してました。

ジムカーナはコケないように走るのが精一杯でした。
ここをヒザをするような勢いで走る人とは対象的にのほほんと走ってるように見えます。
本人はギリギリかつイッパイイッパイなんですけどね。(^_^;)

ちなみに私のコース戦略としては、シフトは2速ホールドでフォームはリーンアウトぎみにして、とにかくガンバル!というものでした。
楽しけりゃいいんですって、こういうのは。(^_^)

 

こちらは一緒に参加した友人のたんきち。
毎年参加してるだけあってジムカーナ走行も慣れたものです。
普段はRC36に乗っていると言うのも有利だと自分で言ってました。(^_^;

こんなカンジで競技は進みました。
この後、表彰式があったのですが、デジカメの電池切れで画像がありません・・・。(^_^;)

表彰は総合1〜3位と各種目別のトップ。
さらに敢闘賞が10名。

私とたんきちは見事に敢闘賞に輝きました。(^_^)v
ま、私の場合、参加者の少なさに救われた・・・ってカンジですが。(^_^;)
女性参加者の一人も敢闘賞をもらってましたね。

当日、自分の順位が何位だったのかは判らないのですが、前回と同じなら後日郵送で送られてくると思うので、それを心待ちにしている状態です。

今回は2回目の参加だったのですが、結構楽しめました。
他の参加者もはじめのうちは恐がっていた人もいたのですが、競技が終わったら「来年も出る」とか言ってました。
私も同じような感じでした。
来年も是非エントリーしようと思っています。
今度こそ優勝だ!?(^_^;)

 

 

 

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