YAMAHA YZR500 (OW81)
TADAHIO TAIRA
'85 ALL JAPAN RR Ver.

'85年に平忠彦が全日本ロードレースで3年連続チャンピオンを獲得したマシンです。
DESIGN UTA製のガレージキットを使用しています。

全日本選手権仕様を再現。
タンク長延長やアッパーカウルのアウトライン変更など
外装類はかなり手を入れてます。

カウルビス類は虫ピンで再現

アクセルワイヤーの基部を追加
カウルの全幅を幅増し



 

タンク上面前方にヘルメット用の逃げ(凹み)を再現


キットではオミットされているシートレール等を製作。
フレームに取り付けられたコンデンサを自作。
ラジエター用のホースなどを追加。


 

1985年全日本RR GP500ccクラスの3ワークスマシンを並べて

製作エピソード

 1985年、3年連続で全日本ロードレースGP500ccクラスチャンピオンを獲得した平忠彦のマシンです。
 1985年のロードレースに思い入れが強い私がいつかは作らなければと思いつつ、手を出せてなかった1台です。
 特に全日本ロードレースに関しては、当時は3ワークスと言われ、平、水谷、木下がヤマハ、スズキ、ホンダのエースとして激突した年でした。
 今年は40周年ということもあり、これは作らないとイカンでしょう!ってコトで製作しました。(^_^)

 キットはDESIGN UTAより発売されているガレージキット。
 レジン製で、カウルを外した状態を考慮しないタイプだったので、シャーシ関係はチャンバーが半円だったり、ラジエターがカウルと一緒につけられたりとオミットされた仕様となっています。
 ただしエンジン等はしっかりとあるので、少し手を加えてシャーシ状態で観賞出来るレベルまで作り込みました。
 チャンバーは欠損部分を補いつつ、形状を変更。
 シートレールを追加しています。
 ラジエターはOW70から流用しホースなどを追加しています。
 フレームに取り付けられているコンデンサは自作しました。

 外装はタンクがローソンのショートタイプで再現されていたので、全日本のロングタイプに改造。タンク上面にヘルメットの逃げなとの凹みを再現しています。
 カウルはサイドのアウトラインを変更、全体の幅を拡張、アッパーカウルは1mmほど高さを増して、ナックル部分は全面的に作り直しています。
 シートカウルは座面の高さを低くしています。
 
 思い入れの強いマシンだけにイジってみたい所が多くて色々と手を入れましたが、普通ならストレートで組んでも充分雰囲気は出ていたと思います。
 ※実際、ストレート組した作品と並べても間違い探し状態でした。(^_^;)
 自分の中ではかなり大改造でしたが、製作中は楽しんで作れました。
 やっぱり好きなライダーの好きなマシンを製作するのは楽しいですね。(^_^)

 これで85年の全日本ロードレース500ccクラスの3ワークスマシンが揃いました。
 ただ本当に再現したいのは菅生の1コーナーに3台並んで入っていった時のマシンなので、木下車がNSR500なんですよねぇ。
 いつかは・・・!(^_^;)

 

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