2016年冬のWFで有志によるバイクモデル展示会(?)「赤いのGP」が開催されました。
その際のテーマが「250」でした。
そのままキット化されている250ccマシンを作っても面白くないので、以前から構想だけはあった「NSR250をベースにX-09を作る」を実行に移したのでした。
NSR250とX-09のサイドシルエットが似てると思ったので作ってみようと製作しだしたのですが、実際にやってみるとまったく違う別物でした。(^_^;)
ベースこそタミヤのNSR250ですが、外装はほぼスクラッチ。
NSR250のパーツは大きさを決めるゲージ程度にしかなりませんでした。
またこのマシンは、目立った成績が残せていないせいか、資料も少なく、想像で作った箇所も多数です。
シャーシ・エンジンに関しては見える部分だけ作ったという、プロポーションモデルと割りきって作った作品です。
プロポーションモデルという割には、結構似てない部分も多いんですけどね。(^_^;)
元々NSR250とX-09は似てる・・・を前提に作り出してしまったので、ベースに使ったNSR250の形に引っ張られ、製作中盤では形出しの迷宮にハマってしまいました。
またNSRのカウルは透明パーツなので、少しでもパーツに負荷が掛かるとバキバキと簡単に折れてしまい製作は難航。
それでもカラーリングを施せば、X-09に見えるだろうと、最後は開き直ってWFに間に合わすために「完全なんちゃって仕様」と銘打って無理やり完成させてしまいました。(^_^;)
まあ、完全なんちゃって仕様とはいえ、X-09のモデル化はたぶん史上初だろうし(少なくともネット上で見たコトはないです)、WF会場では「X-09」と認識してもらえたようなので、本人は満足です。(^_^)
カワサキの2サイクルマシンはKR500以外に1/12でキット化されたものがなかったので、少しでもライムグリーンのマシンが増やせたことは素直に嬉しいです。
ちなみにバイクモデル仲間からは、1993年仕様の変なチャンバーのマシンを作るようプッシュされてますが、それはまた遠い日のお話・・・ってコトになりそうです。(^_^;)
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