'80年代を代表するプライベーターである松本憲明。
私的には、ホンダの3気筒を作る上で必ず作っておきたかったマシンのひとつが松本憲明号でした。
他のワークスライダーやワークスマシンと違い、資料が少ない中での製作となるので、判らない部分はオミットしたりデッチ上げて製作しています。(^_^;)
まずベースはNS500ですが、フレームは以前ロッシュ号を作った時の複製品をベースにしています。
この複製品がくせ者で、なにせ10数年前に作ったシリコン型なので、パーツが歪みまくってました。
その歪みを取るのに2週間以上掛かると言う、最初から作った方が早かった状態に陥りました。
またシートカウルもその時の複製品を使って製作を進めていたのですが、途中で形が違うことに気が付き、キットのシートカウルをベースに作り直しました。
前後ホイールとタイヤは'86NSR500から流用。
フロントフォークはアウターの上の部分で切り離し、そこから下を'86NSRのものに換えています。
タンクは給油口とエア抜きが一体になったタイプに改造。
カウルは上下分割。
今まで擦り合わせが面倒で避けていましたが、一度チャレンジしてみようと言うことでやってみました。
擦り合せとデカールの位置決めが面倒でしたが、カウルを取り付ける際は楽なので、今後もやってみようかと思います。(^_^)
デカールはほとんどが自作品。
資料が少なく詳細が判らないステッカーも多かったのですが、製作途中、SNSに憲明号の実車カウルの写真をアップしていただき、多くの謎が解けました。
プライベーターのマシンは詳細がなかなか判らないので、これは貴重な資料となりました。
アップしてくれた方には感謝!です。(^_^)
ただ、今回はそれを活かし切れてませんので、次回、全日本仕様を作る際はバッチリ活かしていきたいと思います。
いつになるかは判りませんが・・・。(^_^;)
まだまだ課題も多く残った作品ではありますが、松本憲明のRS500を完成出来たことは凄く嬉しいです。(^_^)
次は五百部号・・・かな?(^_^)
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