HONDA RS500 1989
Keiji Kinoshita

'89年に木下恵司がWGP500ccクラスR1鈴鹿に参戦した時のマシンです。
キットはタミヤ製「Honda NS500 '84」を使用。

フレーム・シートカウル等、自作部品多数。
デカールも自作品多数。

カウル類のビスは虫ピンに交換。

タイヤ・ホイールは前後とも86NSR500より流用。

スクリーンは塩ビの自作品に交換。

 タンクのエア抜きホースはクリアチューブに変更。

 サイレンサーはプラパイプで自作。

フレームは以前作った'86NSロッシュ号の物を複製・改造。
フロントフォークはアウター部分を'86NSR用をスワップ。

インナーフォークはABCホビーのミラーシートで再現。
アクセルワイヤーの基部を製作。

スイングアームはキットのものをベースに目の字断面化し
スイングアーム上部に補強を追加。
 

製作エピソード

 1989年の日本GPに参戦した木下恵司のRS500です。
 2月に行ったWFの赤いのGPでの展示で「1989日本GP祭り」があり、それに合わせて製作しました。
 一応、判るところはそれなりに手を入れましたが、いかんせん、資料がなさすぎました。
 だもんで、半分くらいフィクションみたいな作品になってます。(^_^;)

 1988年だと、それなりに資料も揃うんですが、1989年はホントになくて、ネットで拾った200ピクセルくらいの小さい写真と、当時のモーターランド2のビデオなどから仕様を「想像」して、なんとか完成させました。
 仕様の判らない所はオミットもしくはデッチ上げです。(笑)
 一応、88年の仕様をベースに当時の雑誌等で得た知見をフル活用し、89仕様はこうなってるハズ!と決めつけて製作を進めました。(^_^;)

 ベースのNSと違う部分は、基本的には、以前作った'86NS500のロッシュ号の部品を複製したものを使ってます。
 ただし、シートカウルに関しては、ロッシュ号とは形状が違うので、RSのスタンダードシートの形状に改造してます。
 とは言っても、実は89木下号は、全然違う形だった可能性が高いのですが、いかんせん資料がなさすぎて・・・。
 スポンサーデカールに関しても、同じようなカンジなので、判る部分は再現、判らない部分はなかったことにしてます。(^_^;)

 まあ、このマシンに関しては、間違ってるところがあってもツッコミいれられる人がほとんどいないだろうし、逆に知ってる人がいればツッコミカモン!って状態なので。。。(^_^;)

 完成度には色々不満はあるのですが、さすがにこのマシンは初立体化では?と思ってるので、まあ、それで満足してます。(^_^)

 次に木下車を作る時は88年の全日本仕様あたりを作りたいですね。
 83年のYZRも捨てがたい・・・。(^_^;)

 

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