SUZUKI RGV-Γ
NOBUATU AOKI

2000年WGPで青木宣篤がライディングしたマシンです。
キットはタミヤ製「テレフォニカモビスター SUZUKI RGV-Γ'00」です。


 

 

  

Fフォークはメッキの上からクリヤーブラウンを塗装。



ちょこっとだけ配線等を追加しています。
・・・が判りにくいですね。
 

メーター回りにあるポリタンクの
固定用ゴム(?)は伸ばしランナーで再現

製作エピソード

 2000年WGPでケニー・ロバーツの手により、チャンピオンマシンとなったスズキRGV−γです。
 あえてチャンピオンとなったケニー仕様でなく、青木宣篤仕様で製作しました。
 理由は、ただ単にケニーより青木の方が好きなだけって理由です。同い年だし・・・。(^-^;)

 キットは、昨年発売になったRGV−γ XR89のバリエショーンモデルとして、フレーム・スイングアーム・Fフォーク・ホイール・ブレーキディスク・シートカウル等が新規パーツとなっています。
 バリエーションモデルの割りには、追加・変更パーツが多いのは、さすがタミヤ!と感心してしまいました。
 
 今回もほぼストレート組。
 申し訳ない程度に配線などを追加した程度です。
 Fフォークのインナーフォークは、お馴染になってしまったモデラーズのメタルックゴールド。最近は慣れてきたのか貼り付け作業もずいぶん早くなりました。
 アウターフォークはキットのメッキを活かして、メッキの上からクリヤーブラウンを吹きつけて塗装。
 手間が省けるうえに質感も良くてGOODです。ただし塗膜の食いつきが弱くなるため、組み付け時にはかなり気をつかいました。
 
 カウル類の塗装ですが、キットの発売と同時にリリースされた新色「テレフォニカブルー」1色のみ。あとはデカールで再現されています。
 このデカールですが、私が今まで作ったキットの中でも、かなり上位にランクされるほどの貼りにくさ。
 デカールのデザイン的な貼りにくさはないのですが、デカール自体が非常に堅く、伸びないので、すぐ破れてしまうのです。かと言って、デカールソフター等を使うと、これまた、すぐにやわらかくなりすぎて破れてしまいます。
 コストの面で難しいかもしれませんが、タミヤもカルトグラフ製のデカールを使って欲しいものです。それがダメでも、もう少しデカールにコストをかけて貼りやすいデカールにしてもらいたいと思いました。
 私のようにデカール貼りが苦手なモデラーは多いはずですから・・・。
 ちなみに今回はタッチアップ用のスペアデカールが間に合わず、タッチアップは塗装で行っています。
 黄色部分だけですが、イエローに少々オレンジを加えたものでデカールの割れなどを修正しました。

 パーツの精度は相変わらず抜群で、新規パーツになって2分割になったシートカウルもバッチリ合います。ただ、パーツの精度が出すぎているせいか、研ぎ出しのためにクリヤーを厚塗したら、合いがきつくなってしまいました。厚塗には気をつけましょう。(^-^;)

 エンジンや車体回りの塗装は組説の指示と資料にした雑誌の写真ではずいぶんと違いました。
 今回は自分の目を信じて雑誌の写真を元に着色しています。
 全体的に組説の指示よりも若干暗めの色合いに塗装した部分が多いです。

 キットのカンジは’99・XR89と合わせて、いい加減わかったので、次はディテールアップに挑戦しようかと思いますが、思うだけで終わりそうです・・・。
 やっぱりカウルのクリアランスがシビアすぎます。
 金型技術の進歩も良し悪し・・・です。(^_^;)

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