1986年、全日本ロードレース最終戦として開催された日本ＧＰにスポット参戦したマシンを作りました。
　当時、ガードナーは鈴鹿で行われたレースで９連勝していて、このレースはガードナーの鈴鹿１０連勝なるか！？がひとつの焦点でした。
　すでにＷＧＰは全日程が終了していて、この年ＷＧＰ２５０ｃｃクラスにフルエントリーして最終戦ミラノで優勝した’８３〜’８５年全日本GP500チャンピオン平忠彦、シーズン途中からＷＧＰ５００ｃｃクラスにエントリーしていた八代俊二もこのレースにエントリーしていました。
　レースは平とガードナーの一騎打ちとなり、激しいドッグファイトの末、平がガードナーを抑えて優勝。
　その時の感動を思い出しながらの製作となりました。(^_^)

　・・・と、前置きが長くなりましたが、作品自体はほとんど素組でたいして手を入れてません。
　カウルのビスモールドをインセクトピンに交換。
　シートカウルのエアアウトレットを開口。
　グリップのワイヤーロック再現。
　エア抜きチューブをクリアーチューブで再現。
　アクスルシャフトのボルトモールドを再現。
　これくらいでしょうか？(^_^;)

　ゼッケンのナンバーは自作デカール。
　大きさを合わすのに意外と手間が掛かってしまい、大きさの違うデカールを３種類くらい作りました。(^_^;)
　ロスマンズデカールはタミヤの旧キット用。
　キット自体は絶版ですが、デカールは時々生産しているようなので、カスタマーサービスで入手可能な時があります。
　そういう時にまとめ買いしてあったものです。
　タイヤマークはＮＳＲ２５０テラカラー用を流用。

　ロスマンズブルーはいつも使っている自己調合品。
　ゼッケンプレートは塗装です。

　写真ではロスマンズのロゴマークがやたらと明るく写っていますが、実物はもっと濃い・・・と言うか暗いブルーなので、写真ほどカウルのブルーとの色の差はありません。
　ちょっと版ズレがあるのが玉に瑕ですが、某パーツメーカーのデカールとの価格差を考えると充分に使える代物だと思っています。(^_^)
　あとファクトリーカラーのデカールと同じものについては、ファクトリーカラーのデカールを使用しています。

　’８６ＮＳＲのバリエーションでいつか作ろうと思っていた１台が完成しました。
　次はどのバリエーションで作ろうかな〜？(^_^)