HONDA NSR 500 (1985)

1985年、F・スペンサーのライディングでWGP500クラスのチャンピオンに。

公称出力140PS以上
車重110Kg以下

 1985年、F・スペンサーのライディングによって、WGP500クラスにおいて7勝を挙げ、タイトルを獲得したマシン。
 前年デビューした、初代NSR500はエンジン下部にタンク、従来タンクのある場所にチャンバーを配するレイアウトだったが、このマシンではコンペクティブなレイアウトに戻された。
 また、V型90°4気筒というエンジンレイアウトは、現在のNSRと違い、キャブレターはシリンダー背後に配置され、排気チャンバーを上下には振り分けていない。
 F・スペンサーの他に、WGPでは第10戦のイギリスGPで、W・ガードナーとR・マモラが、全日本では、木下恵司と阿部孝夫がライディングしている。

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