バイクブーム真っ只中の1980年代。
レーサーレプリカは毎年ニューモデルが出るような熱い時代でした。
その時代のバイクがまさか今頃新キットとして発売されるなんて・・・!
ニクイぜ!アオシマ!(^_^)
というコトで(?)アオシマから発売された1989年型HONDA NSR250R SPですが、キットは先に発売された1988年型をベースにSP仕様のパーツを追加された内容です。
1989年型は1988年型のマイナーチェンジ版で外観上の違いは少なく、キットではほとんどそのまま1988年型のパーツが使用されています。
実際には意外と違いがあるのですが、今回はキットの素性を見ると言うことであまり手を入れずに組み立てています。
とは言うものの、個人的に気になる部分は手を入れています。
外観上の一番の違いである、スイングアーム下部の形状。
これは当時1988年型と1989年型を見分けるポイントとして、友人達に自慢していたところなので拘りました。(^_^;)
1988年型は目の字断面なのですが、1989年型は変形目の字となっているので、スイングアーム下部を斜めにカットしています。
乾式クラッチのカバーメッシュはモールド部分を削り、裏側から真鍮のメッシュを貼り込んでいます。
あとは特に手も入れず素組みです。(^_^)
カラーリングはデカールをそのまま使用。
ただし、タンクのシルバーだけは上手くデカールが貼れずに塗装しています。
今回はフロントのインナーフォークをメタルックを使わずに塗装しました。
AMCスーパーミラーIIという塗料を使用しましたが、結構いいカンジでメッキ調になりました。
チャンバー(ノーマルなんでマフラーと呼ぶべき?)のテールエンドの下塗りにも使用しています。
新金型の最新キットとは言え、アオシマのキットなのでさすがにタミヤのように簡単には組めませんが、大きなストレスを抱えるほどではありませんでした。(^_^)
接着の際に位置決めが難しい部分があるので、例えば、昔にこのバイクに乗ってたから作ってみようと言うようなプラモデル初心者には少し難しいかもしれません。(^_^;)
位置決めが難しい部分はシャーシ部分に集中していますが、その分、シャーシの密度感はけっこうあって、本気で作り込めばかなりリアルになると思います。
完成後のスタイルはアオシマらしい、やや細身に感じるスタイルで、個人的にはかなり修正したい部分もあるので、次回製作時には徹底的にイジってみたいですね。(^_^)
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