HONDA NSR500 '86
SHUNJI YATSUSHIRO

'86年に八代俊二がWGP第4戦オーストリアGPにスポット参戦した時のマシンです。
キットはタミヤ製「NSR500 GRANDPRIX RACER」を使用。
それに自作デカールを使用しています。

タンクのエア抜きチューブをクリヤチューブで再現。
カウル類のビスは虫ピンに交換。

八代仕様としてシートストッパーの厚みを増しています。

  



 


 

 

 

製作エピソード

 

 '80年代のロードレースファンである私は当時大活躍していたブルー&イエローに塗り分けられたのモリワキのマシンに憧れがありました。
 キットの箱の横に参考塗装例として、モリワキカラーのNSRが描かれていて、八代選手のファンでもあり、モリワキも好きという私なのでどうしても作ってみたかった1台です。
 
 作品自体は「あつし橋ブランド」のモケイグランプリ参戦用に製作したものです。

 キット本体は、シートストッパーを八代選手仕様として厚みを増したのと、カウル類のビスを虫ピンに置き換えたのとタンクのエア抜きチューブをクリヤチューブで再現。
 あとはチャンバーの裏打ちを埋めたくらいでほぼストレート組み。

 デカールは、タンクのウイングマークとゼッケンベース、NSRの文字以外は自作です。
 元になるステッカーをかき集めて、スキャンしたものをパソコンで加工して出力しています。
 ドローソフトを使いこなせない私はそのほとんどをフォトショップで加工。
 よってペイントソフトの宿命であるシャギーが多少出てしまっているのが悔やまれます。
 でもよ〜く見ないと判りませんけどね。(^_^;)

 パソコンのプリンターで作ったデカールは表面が非常に弱いのでクリヤ掛けをして研ぎ出しを行っています。
 このパソコンのプリンターで作ったデカールというのは通常のデカールと比べてクリヤの層を厚めにしないと研ぎ出しの時に一緒に削ってしまいやすいようです。
 この作品でも製作中に一度、失敗して削ってしまい、デカール貼りからやり直しました。
 推測ですが、デカールに印刷されたインクがある程度、クリヤの塗料に溶け込んできているのではないかと思います。

 ブルーはインディーブルー、イエローは単なる黄色で塗装しています。
 色の境の黒ラインはデカールで製作。

 最近のマシンと違い、資料が少なくて詳細が判らず、何度もデカールを作り直すハメになってしまったのですが、この状態でほぼオーストリアGP仕様としては間違ってないと思います。
 確信はありませんが・・・・。(^_^;)

 この年、WGPにスポット参戦だった八代選手のゼッケンは参戦ごとに違いました。
 他のゼッケンでは「70」「16」などもあり、またスポンサーステッカーも参戦ごとに違ったようです。

 「モリワキ」のデカールのデータができたので、そのうちNSにでも流用してみたいと思っています。

 

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