2004年に阿部典史がMOTOGPに参戦したマシンです。
とりあえず初めて組むキットなので、素性を見るためにストレート組みで製作。
ストレート組みで、まずは「超えろ!マスターワークコレクション!!」を合言葉に(笑)作り始めましたが、結果的には、途中でオプションのフロントフォークセットを使うなど、多少ディテールアップを施してしまいました。(^_^;)
ディテールアップは、最近のタミヤのバイクモデルの定石、ステップを削り出してモールドを追加するのをはじめ、ハンドルグリップにワイヤリングを再現、タンク上部のエアチューブを追加。
フロントブレーキとクラッチのリザーバータンクからマスターシリンダーへのホースの追加などを行っています。
リアブレーキのディスクは放熱孔を開けましたが、実車では貫通してなかったようです。(^_^;)
実車ではカーボンパーツが多いため、その表現をどうしようか悩みました。
エアボックスやマフラーガードなど、形が複雑なのでいつものように塗装表現ではマスキングが難しいので、全てデカールを貼り込もうかと思ったのですが、結局塗装表現で行いました。
エアボックス、ステップガード、マフラーガード、メーター、リヤフェンダー、フロントフェンダーの後部をカーボン風塗装で表現。
エアボックスはインテークの内側までカーボン塗装を施しています。
さすがに形が形なので全面マスキングは出来ずに、一面ごとにマスキングして塗装するという面倒な手順を踏んでいます。
そのため、目立たないところでは、結構パターンが崩れたりしていますが、目立つところだけパターンがしっかりしていれば意外になんとか見れるものです。(^_^;)
マスキングが面倒ではありますが、デカール貼りが苦手な私にとってはこちらの方が楽ですし。(^_^;)
フレームと一体成形の左側のステップガード、サイレンサーステー、補記類のプレート、アンダーカウルの固定部分(?)はカーボンデカールを貼っています。
あと、画像にはありませんが、本来フレームに残るカウルの一部(エアアウトレット部分、実車ではカーボンむき出しのところ)にもカーボンデカールを貼りました。
この部分は完成後は完全に隠れてしまうんですけどね。(^_^;)
フロントフォークはオプションの金属製を使用。
塗装では再現出来ない質感がたまりません。(^_^)
ちなみにカメラとかアンテナはオミットしています。
参考にしていた資料写真にはついてなかったし、カウル類を仕上げてからフォークセットを使うことを決めたので、後からパーツを取り付けるための穴を開ける根性なかったもので・・・。(^_^;)
カウル類はいつも通りクリア掛け+研ぎ出し。
いつもより丁寧に作業したつもりなのですが、仕上がってみると普段とあまり変わってないですね。(^_^;)
デカールはカルトグラフ製だったので、私にもすんなり貼れました。(^_^)
ポリキャップの使用など、設計の進化を実感出来たキットでした。(^_^)
一通り組んでみて、キットの感触は掴めたので、次はアフターメーカーやMIEさんのディテールアップパーツなどをフルに使ったディテールアップ版で作ってみたいですね。(^_^)
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