'80's全日本ロードレースが好きな私ですが、とりわけ1985年シーズンは強く印象に残っているシーズンでした。
そのシーズンを戦った3大ワークスとライダー。
ヤマハの平、ホンダの木下、スズキの水谷。
いつかこの3人のライダーのマシンを揃えてやろうという野望のなか、2014年冬のワンダーフェスティバルのアツシバシブランドブースで行われる「赤いのGP」のお題が「ガンマ-GP」だったので、「いつやるの?今でしょ!」ってノリで製作したのがこの作品です。(^_^)
実は以前作った'86ガンマは当初'85を作ろうとして路線変更したものだったので、実に5年の月日をかけたリベンジ(?)となりました。
作品の方ですが、ベースはRGB500。
エンジンはそのまま使用することにしていたので、フレームに間延び感が出るのを前提でフォルムを整えました。
フレームはRGBをベースにメインフレームを切らずにビボットあたりで2ミリほど短縮。
丸パイプからリブ付きの角フレームへ改造しています。
スイングアームもRGB用を芯にプラ板等でボリュームアップ。
基本的には実際にシーズンを戦った実戦仕様を目指して製作していたのですが、シートレール周りの形状は実際にシーズン中には使用されていない仕様のようです。
「RGΓアーカイブ」の写真を資料にしていたのですが、 形がかなり決まってから気付いたので、あえてアーカイブ仕様として製作を進めました。(^_^;)
カウル類はRGBをベースに・・・と言うか芯にして製作。
切った貼った盛った削ったの応酬なので、強度が低いのが難点です。(^_^;)
最初から雰囲気重視のなんちゃって仕様でお蔵入りはさせないのを前提にしていたので、形の精度はあまり気にして・・・ないこともないですが、気にしないことにします。(^_^;)
ホイールは'86NSR500のリムにRGBのスポークを合体させてます。
デカールはウォルターウルフのロゴはTABUデザインのものを使用。
それ以外は自作です。
写真では黒く写っているカラーリングですが、実物は微妙に紫がかった濃紺です。
実写と比べると明らかに違う部分が多々あるのはいつもの通りですが、パッと見た時に'85ガンマに見える(と少なくとも本人は思っている 笑)ので、本人的には満足です。(^_^)
1985年全日本の木下号はNS500で作ってあるので、後は平のYZR500を作れば、1985年の3ワークスが揃います。
でも、こうなると'87ガンマも作りたくなりますね〜。
どちらを先に作るにしてもコンプリートしてやろうと思っています。(^_^)
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