コミック「バリバリ伝説」に出てくる巨摩郡仕様のCB750Fです。
以前、秀吉仕様のカタナを製作していたので、いつか作りたいモチーフでした。
アオシマからグン仕様のCBのキットが出ていますが、本体は旧イマイのキットでパーツ構成等から作るのが手強そうだったことと、 中学生の時に、グンのCBとヒデヨシのカタナを作ったことがあったのですが、今の技術でいつか作り直したいと思っていたこともあり、ベースにはタミヤのCB750Fを使いました。
グン仕様にするための改造パーツはアオシマのキットから流用しています。
ベースにタミヤのキットを使用しましたが、発売されて、すでに30年以上。
金型が傷んでるようでバリやヒケの応酬で、その修正にかなり時間が掛かりました。
特に、このキットの弱点(?)でもある、カムカバーの隙間の修正にはかなり時間を要しました。
手を入れたポイントとしては、まずリアサス。
キットはスプリング部分をモールド再現しているのですが、ここをスプリングに換装。
リアサスのパーツを切り飛ばし、本体への接続分のみ使い、プラパイプと真鍮線を使って作り直してます。
スプリングは、CB750Fカスタムチューン用をメッキ風塗装を施して流用。
一応、リアサスのアジャスターも再現しています。
キットにはついていないオイルクーラーも追加。
これもカスタムチューンのものを流用・改造。
形状が若干違うのですが、コアが4段ってところだけ合わせています。(^_^;)
サイドスタンドはネジ固定にして可動式に改造。さらにスプリングを追加しています。
改造パーツはアオシマのキットからの流用ですが、そのまま使ったのはハンドルだけ。
ミラーはステーを真鍮線に置き換えしています。
マフラーも排気口部分が単に穴が開いているだけだったので、パイプを使って排気口をディテールアップ。
スタビライザーはタミヤのキットに合わせて切った貼ったで合わせています。
外装はメタリックレッドで塗装。
以前、ノーマルのCBを製作したときはキャンディレッドにしたのですが、劇中イメージと実車の中間・・・ってカンジで塗装してみました。
キットのメッキはヘッドライト以外は剥がして、メッキ風塗装にしています。
あえてツヤを抑えて実車っぽくしたつもりです。
フロントのインナーフォークやカムカバーの丸いポイントはメタルシールを使用しています。
あと細かいところでは、ステップのベースのデカールはカスタムチューンのデカールの方が大きさが合っているので交換したり、キーシリンダーのキーの挿し込み口を追加したり、リアシート後ろのキーシリンダを作り直したりしています。
仕上がりには不満のある所も多々ありますが、30数年ぶりに作ったグン仕様のCBなので完成出来て嬉しいです。(^_^)
次はまた30年後くらいにアップデートして作ってみても楽しいかもしれません。
模型製作出来るくらい元気だったら・・・の話ですが。(^_^;)
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