発売当時に色も塗らずに作ったキットが実家の荷物を整理していた時に出てきました。
　当時はキットを買ってきたその日に、とりあえず組むだけ組んで、後日筆塗で塗装するような作り方をしていたのですが、これに関しては色も塗らずにそのまま放置していました。
　もちろん合わせ目も消してません。
　これをバラして今の技量で作ったらどんな作品になるのか？と好奇心から作った作品です。(^_^)

　このキットは比較的バランスの良いスタイルをしているので、それを活かす方向で少しだけ手を加えています。
　具体的には肩を２mmほど上げて軽く怒り肩にして、二の腕を２mm幅詰めして細くしてます。
　肩を上げた分腕が短く見えてしまうので、前腕を3mm延長しています。
　肘の関節はキットでは挟み込みで組み立てですが、ポリキャップを仕込んで後バメ出来るようにしています。
　拳はコトブキヤのハンドユニットを使用。
　バーニアノズルはWAVEやコトブキヤのものを適当に組み合わせて使ってます。
　脚部は足首部分で3mmほど長さを稼いで足を長くなるようなバランスにしています。
　足首部分もポリキャップを仕込んで後バメ出来るようにしています。
　股部分は腿の部分を加工して足をハの字に開けるようにしています。
　脚部と二の腕の動力パイプは'80年代の作品っぽさを狙ってスプリングを使いました。

　いわゆる「モナカキット」なので、塗装はマスキングで全て塗分けてます。
　塗分けラインは簡単なのですが、とにかく面倒でした。(^_^;)
　特にコクピット部分のゼッケン（？）７を塗るのと顔のカメラ部分の塗分けはかなり面倒でした。
　ちなみにあまり目立ちませんが、カメラ部分はシルバーを塗った後、クリアグリーンで塗装したメタリック仕様になってます。

　実家から発掘した旧キットを甦らせたワケですが、作っている時は結構楽しんで作れました。
　この手のキャラものは自分のイメージだけでどうにでもなるのでお手軽で良いですね。(^_^)
　もちろん逆に言えばイメージだけが膨らんでまったく形にならない場合もあるんですが。(^_^;)

　とにかく、今回のバイファムは３０年越しで作ったキットってコトになります。
　まだバイファムで２体、ネオファムが１体発掘しているので、いつかそれらも組んでみたいですね。(^_^)