3. 第2段階







   恐怖の波状路。


   第2段階に入ると波状路がコースに入って来ますが、コイツが超くせもの。
   5秒以上かけて走ればいい所をなんと「10秒以上で行けるようにね」と言われあ然、顎然。
   なぜなら最初早く行く所だと思っていたので4秒くらいで駆け抜けていたので…

   7秒ぐらいまでは行けるけどそれ以上は無理(x_x)
   ゆっくり行こうとすればこけそうになったり、エンストしたり。
   こけないように、エンストしないように行こうとすれば早くなってしまうしで、どっち付かずの泥沼状態。
   始めのうち「けっこう余裕かも〜」なんて思ったのに最後までコイツ(と、スラローム)には苦しめられる事に
   なってしまうのでした。



   タイムとの戦い。


   タイム制限のある種目は「スラローム」「波状路」「一本橋」の3つですが、私は一本橋が比較的得意なくらいで
   他の2つはすごい苦手でスラロームは第1段階の見きわめでたった1回だけ6秒が出ただけで後は7、8秒もかかってしまうし
   アクセルワークが下手でこけたこともあります。波状路については前述のとおり、これまた苦手。
   でもタイムがクリアできないことにはどうしようもないので必死に特訓しました。
   (1時間まるまるスラロームと波状路ばっかしやったこともアリ!)

   卒検の時に初めて知る事なのですが、スラロームは7秒でクリアすればいいのに「6秒で行けるように」と言われて
   なんでだろう?疑問に思っていたら、表示されるタイムは一桁なのですが教官の部屋にある計測装置では0.1秒の単位まで
   出るらしく、それがその0.1秒は全て切り上げになるので例えば表示で7秒が出ていても実際は7秒3だったりするので
   切り上げられて8秒になってしまってアウトということになるそうです。だから6秒台で走らなきゃ「7秒をクリアした!」
   とは言えないのです。卒検で初めて「な〜んやそういう事やったんかい」と納得できました。



   4輪コースで走る。


   2段階も中盤に差し掛かると4輪のコースで走ります。2輪では仮免許を取って路上教習なんてものがないので
   2輪の小さなコースでは出来ない追い越しとか実際の道路を走るように車と一緒に走るとか
   より実際の場面に即した教習です。
   長い直線があるので60キロ出す練習もしました。普段2輪のコースでは40キロまでしか出さないので
   むちゃくちゃ恐いです。60キロからの急制動なんかもかなり恐いです。
   でも公道で走るようになると60キロなんて平気で出すようになるんだろうな〜

   4輪の教習をしている人達も、ただでさえ自分も練習中なのにそこへこちらもあまり上手とは言えない2輪が
   うろちょろするのでさぞや迷惑してたと思います。
   私も自分がまだ未熟な上に相手もお世辞にも上手いとは言えない人たちですから変な所でこけたりしたら
   たぶん相手も避けられないだろうなと思い、いつも以上に緊張しました。



   バランス走行って難しい…


   2段階終盤に「高度なバランス走行」という科目があるのですが、もしかしたら私は「コレが一番苦手かもしれない…」
   と言うぐらい苦労しました。いろいろやりますがまず立ち姿勢でセンターライン上をず〜っとまわるとか
   ランダムな間隔に置かれたパイロンをスラロームのように走るとか(ランダムなのでバランスを取るのが難しい)
   片手を放して右手だけで走るとか、とにかく普通の路上で走る時にはまずやらない様な事ばかりをする科目なのです。

   中でも小転回が一番きつかった〜。8の字を小さくして走るような感じの物ですが、バイクの最小回転半径でひたすら
   走るようなもので、こけずに行こうと思ったらある程度アクセルをふかさなきゃだめだし、かと言ってふかし過ぎると
   回れないのでふかし過ぎる事ができない。なのでどうしても足を付いてしまって全然できない(T_T)
   どうしようにも出来なくて目の前真っ暗でした。でも初めてあたった教官が「目の前ばっかり見てるからあかんねん。
   行きたい方向を見て一気に行けば行けるから」って言うので、目の前を見がちだったのを体をひねるようにして
   行きたい方向を見ながら行くと何とか回れるようになって、今までなんであんなにできなかったのか謎なぐらい。
   でも、ましになったと言う程度で油断をすると足を付いてしまうのですが…

   最後の方に一度違いを実感するために400CCで走ったのですが、これがまぁなんとラクな事か!ってぐらい
   扱いやすくてびっくりしました。中型免許を持っている人が限定解除で初めて大型の教習を受けると
   いくら慣れている人でもパワーの違いにとまどっているみたいだったのでその点ではいきなり原付から大型って
   言うのは無謀かも知れなかった反面、どんな物も比較的楽に扱えるのでよかったかもしれません。



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