用語解説
天満宮 【てんまんぐう】

菅原道真をまつる神社。大阪北区の天満宮、京都の北野天満宮、
福岡県の太宰府天満宮などのほか各地にある。学問の神として広く信仰されている。
天満社。天満神社。てんまぐう。

天保 【てんぽう】
年号(1830.12.10-1844.12.2)。文政の後、弘化の前。仁孝天皇の代。
棟札 【むなふだ
棟上げの際、施主・施工者・年月日・工事の由緒などを記して棟木に打ちつける札。
棟木に直接書いたもの(棟木銘)もある。むねふだ。
菅原道真 【すがわらのみちざね】
845-903) 平安前期の学者・政治家。是善の子。菅公(かんこう)・菅丞相(しようじよう)と称される。
宇多・醍醐両天皇に重用され、文章博士・蔵人頭などを歴任、右大臣に至る。
この間894年遣唐大使に任命されたが建議して廃止。
901年藤原時平の讒訴(ざんそ)で大宰権帥に左遷、翌々年配所で没した。
性謹厳にして至誠、漢詩・和歌・書をよくし、没後学問の神天満天神としてまつられた。
「類聚国史」を編し、「三代実録」の編纂(へんさん)参与。
詩文集「菅家文草」「菅家後集」
氏子 【うじこ】
共通の氏神をまつる人々。氏神が守護する地域に住む人々。
勾欄【こうらん】
橋・回廊・廊下などにつけた欄干(らんかん)。擬宝珠(ぎぼうし)勾欄・回り勾欄などがある。
螺鈿 【らでん】

漆工芸技法の一。貝殻の真珠光を放つ部分を磨(す)り平らにして細かく切り、
文様の形に漆器や木地にはめこんで装飾するもの。
中国唐代に発達、日本へは奈良時代に伝来、
平安時代には盛んに蒔絵(まきえ)に併用された。
薄い貝を用いたものは特に青貝ともいう。摺(す)り貝。


バナー

TOPページへ