上の写真を見てください。境界標のプレートの一例です。このようなアルミ製のプレートを埋め込んだり、コンクリート製の杭や石杭を設置して、境界をはっきりさせるのです。
せっかく文書で境界を確認しあっても、それを現地で確かめられなければ意味がありません。それが現地に存在するだけで、境界を確認できる標識は大きな効果を発揮してくれるのです。
確認現場で、木の杭を埋めている場合も見かけますが、せっかくの境界標が、すぐに朽ち果ててしまうものでは、もったいないことです。
是非とも境界標は、永続性の高いコンクリート杭や、プレートでもぺらぺらではないアンカーのあるしっかりしたものにしたいものです。それが結局安全で安上がりにもなるのです。
境界標の第一の効用は将来の争いを防止することにあります。図面や文書とともに現地に境界標があるというのは有力な証拠なのです。それが存在するだけで、どんな雄弁より雄弁なのです。
境界標があると自分だけでなく、昔のことを知らない子や孫でもやすやすと管理しその財産を守っていくことが出来ます。言い伝えやあやふやな記憶は当てになりません。
あなたが亡くなった後、どこが境界だとお隣ともめるとそれだけで、残された家族は膨大な時間と、それに対応する努力、そしてお金がかかることになります。図面や文書とともに境界標があれば、相続の問題も早く進めることが出来るのです。でもそのようにちゃんと対応している方が意外に少ないのが現状です。