Q 「鳥の子(とりのこ)紙」ってなに?
A 雁皮紙の一種で、中世にあらわれた紙。
 この紙の未晒色が、鶏の卵のような淡い黄色をしているのでつけられた紙名といわれます。中世では越前鳥子という記述が多いので、越前紙からはじまったものとみられます(1992年7月20日全国手すき和紙連合会発行「和紙の手帳」より)。
各お皿に使用しています「鳥の子紙」は、勿論、越前で特別に漉いてもらっている和紙を使用しています。
Q お皿は水洗いが出来るの?
A 出来ません。
植物繊維が絡み合って出来ています和紙は、用紙と比較して非常に丈夫で長持ちします。  しかし所詮「紙」です。  植物繊維で作られた和紙は水を良く吸う性質があるのと、汚れた際掃除がしにくいという弱点があります。  しかし貼り絵をしたお皿・俳画用以外のお皿は、表裏とも、和紙が持つ独特の風合いをそのまま生かしながら水が浸透しにくい処理をしてありますので、安心してお使いいただけます。 
多少の汚れが付着した場合、水を含ませた布を良く絞り、軽くお拭きください。  又しずく程度の水が付着しましても、大きな変形はありません。
貼り絵をしたお皿は、表裏とも水が浸透しにくい処理をした後に貼り絵をしてあります。  又俳画用のお皿は、その使用目的(独特のにじみを作品作りの一助とされる書画)から、水が浸透しにくい処理をしてありません。
Q お皿に熱いものを乗せても大丈夫ですか?
A 表裏に水が浸透しにくい処理をしていますお皿の場合、極端に熱いもの(例えば手で持ってられない程度の熱いコップ等)を乗せられた場合、 コップの底の部分の形で白く変色する場合があります。

 


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