2nd 北海道キャラバン
（７日目〜９日目最終)

【７日目】
8月17日（火）
06:30　起床。
この日もいつも通り仕事というのんち家、同じく今日から仕事というJerry家の朝は早かった。　先ずは寝ぼけモードでのんち家をお見送りし、その後、Jerry邸の庭先で給水を済ませ暫し歓談、７時半過ぎにJerry邸を出発しました。　この日は札幌と小樽のお目当ての場所を回って支笏湖に流れる予定。　途中、コンビニに寄り朝飯を調達し、先ずは札幌ウインタースポーツミュージアムに行きました。＃Jerry家の皆さん、お世話様でした。
08:15　札幌ウインタースポーツミュージアムに到着。
９時の開館まで時間があるので車内で朝飯。　開館の１０分前に施設に向かいましたが、駐車場には我が家と涼＆紘家の２台だけ…、とても空いていました。
で、この施設にはエレベーターを使い３分ほどで到着。　ここは原田や船木が感動のドラマを生み出した、冬季オリンピック札幌大会のジャンプ競技場にあり、館内にはオリンピックをはじめとした競技大会の貴重な資料やウィンタースポーツに関する資料を揃えた「展示ゾーン」、シミュレーターによる疑似体験が出来る「体感・体験ゾーン」、競技ルールや用具、選手紹介など情報を提供する「情報ゾーン」などがあります。　ジャンプ台では練習している選手もいて、実際に飛んでいる姿を見ることも出来ました。
リフトで最上部に上がって滑り出し地点を見学することも可能…、白馬のジャンプ台とはまた違った景色を望むことが出来ます。　参考までに中学生以下は入館無料。　今回、Jerryさんから割引券を頂いていたので、大人もお安く済みました。

スキージャンプ
クロスカントリー
スピードスケート

ボブスレー
フィギアスケート
クレー射撃
11:30　札幌ウインタースポーツミュージアムを出発。
涼＆紘家と別れて小樽市街に向かい、小樽には１時間弱で到着。　小樽運河近くの民間駐車場にジルを停めて散策開始…、オルゴール堂、北一硝子、運河を見て回りました。
オルゴール堂は家内と長女には好評でしたが男どもには辛い場所だったかな。　ま、それ以前に三男は銃身の壊れた拳銃で撃ち出した弾のようなもの…、繊細な工芸品がいつ壊されてもおかしくなく、外で待っている方がとても気楽でした。　北一硝子も同様で緊張の連続…、小樽観光は精神的にとても疲れました。（苦笑）
そうそう、運河はやはり夜の方が雰囲気があって良いですね。　この日は汗ばむ陽気だったのと外国人観光客で溢れていて、小樽運河の風情を感じることが出来ませんでした。　機会があれば来年以降にリベンジだな。
ハラハラドキドキものの小樽観光を終えたのは１４時半頃。　散策途中で寿司屋で昼飯とも思いましたが、どこも観光客相手で店の前には客引きさんが…。　歌舞伎町じゃあるまいし勘弁してくれよな！
そんな訳で一度ジルに戻り小樽築港のウイングベイ小樽内にある回転寿司の海天丸に向かいました。
やはり当初の計画通り海天丸にして正解！時間をずらして行ったこともあって待つことなく着席、お好みで握って貰い得した気分です。　で、ウニやイクラ、大トロにホタテなど、嫌っていうほど食べて大満足！海天丸は安くて美味くてお薦めですね♪　そうそう、じゃらんクーポンはお忘れなく。
16:15　ウイングベイ小樽を出発。
国道５号を少し走り、道道１号に乗り継ぎ南下。　途中、朝里川温泉のかんぽの宿朝里荘で入浴、その後、再び移動をして支笏湖を目指しました。
道道１号から国道２３０号＞４５３号と乗り継ぎ、雨の降り出した夜道を爆走。　ちょっと遠回りな行程に高速代をケチったことを少々後悔しました。
20:45　支笏湖畔幌美内野営場前に到着。
Jerryさんから教わった場所ですが、当初予定していた美笛キャンプ場の対岸になるようです。
到着した時には日が落ちていたので周囲の様子は把握出来ませんでしたが、トイレはあるし無料だし、他にもキャンピングカーが停まっていたので迷わずＰ泊地に決定。　明日はここでカヌーするので出艇するのに具合の良さそうな所を見つけてジルを停めました。
この日は北海道キャラバン最後の夜であると同時に、３年８ヶ月一緒に突っ走ってきたジルと過ごす最後の夜でした。　移動中に長女と三男は寝てしまいましたが、残った４人でジルと過ごしてきた様々な思い出を語り合いました。　今までに１０台以上の車を乗り継いできましたが、これほど我が家（私）の生活に密着していた車があっただろうか…。
無理をして購入した経緯もありますが、この日が最後の夜と思うとより愛おしく感じます。　お金では買えない多くの思い出作りの手助けをしてくれました。　ジル〜ありがとう〜君のことは生涯忘れない！
【８日目】
8月18日（水）
06:30　起床。　はて、昨晩は何時に寝たのかな…。
長男も起きてきたので外に出ると涼＆紘家のジルが隣りに停まっていました…、というか、昨晩は前出のこともあって到着後の会合はご遠慮させて貰っていたのでした。＃涼＆紘さん、お誘いありがとう＆すみませんでした。
で、次男も起きてきたのでカヌーの準備。　物音で起こしてしまったのか、涼＆紘家のお子さん達もカヌーの準備を始めました。　高学年にもなると頼りになりますね。
天気は曇りですが蒸し暑くカヌー日和〜いよいよ支笏湖初パドルです！
雲の合間を抜け陽射しがあると湖面はギラギラと光り幻想的。　蒸し暑く感じた陸地とは違い湖上はとても心地良かった。　湖底は見えますがそれは水が綺麗だからでしょう…、深度はかなりありそうでした。
８時頃になると眠りから覚めた面々が登場。　我が家はここで涼＆紘さんのお気遣いを頂き、スターンズ２艇に分乗して家族全員での支笏湖パドルとなりました。　やはり２艇は必要ですね…、いや、３艇必要かも。
そして今度は涼＆紘家と交代〜我が家はウイングベイ小樽で仕入れた海鮮をバーベキューにして遅めの朝飯となりました。　食後も再び湖上へ…、気温もグングン上がり水の中にドボーン！　水温はかなり低いですが、「チョーキモチイー」を北島調で連発でした。（笑）

支笏湖最高！
支笏湖パドルは家族揃っての初パドル！
１１時頃になるとジェットスキーヤーが続々と現れたので３時間程楽しんだカヌーは終了。　この場所はジェットスキーの出艇ポイントにもなっているようです。　この場所にＰ泊、そしてカヌーをするなら早朝から１１時までが良いでしょう。
１２時頃には撤収を終えて涼＆紘家とこの地で別れました。　涼＆紘家を見送った後、国道４５３号＞道道１６号で千歳に向かいました。
12:15　支笏湖畔幌美内野営場前を出発。
千歳では事前に調べておいたコインランドリー（ゆとり工房）で洗濯物掃討作戦！　また、その時間を有効活用するためキリンビアパーク千歳のブルワリーツアーに参加です。　　帰着翌日から私も家内も仕事…、片付けられることはやっておこうという魂胆です。　でも、キャラバン中であることは忘れずに遊びます！（笑）
で、コインランドリーで先ずは洗濯。　その間に遅めの昼飯を済ませ、洗濯物を乾燥機に入れてキリンビアパークに向かいました。
15:30　キリンビアパーク千歳に到着。

工場敷地内はバスで移動
見学後はお約束のテイスティング
北海道では家族写真が多い（爆）
ブルワリーツアーの最終グループは１５時半スタート。　ギリギリの到着でしたが我が家以降にも参加者が数名到着…、案内の方もバスの運転士も嫌な顔ひとつせずお出迎え。　これも北海道という土地柄でしょうか…。
ツアー内容は関東圏のＡ社などと変わりません。　しかし、ここは熱帯温室があり南国植物の観賞や隣接のレストランで出来立てビールを飲みながら食事が出来ます。　生憎、掃討作戦中のため６０分のツアー終了後は速やかに移動しました。　次回はもう少し時間に余裕をもって来たいですね。
16:45　キリンビアパーク千歳を出発。
家内の運転でコインランドリーに戻り、洗濯物を引き上げて苫小牧方面に向け再び移動。　車内では私と長男で乾燥した洗濯物と格闘…、膨大な量にはさすが参りましたね。
苫小牧では北海道最終日の晩餐という名目で回転寿司に行く予定でしたが、帰りの船が北上してくる台風の影響で最悪欠航かもということで、寄り道せずにフェリー乗り場のある苫小牧東港に向かいました。
18:30　苫小牧東ＦＴに到着。
悲しくなる離道
ＦＴは大混雑…、乗船窓口のあるフロアは人で溢れかえっていました。　早めに到着して良かったのだと晩餐中止を納得しようとする私でした。（泣笑）
因みにこの便は離道後、秋田に寄港して新潟、終着地点は敦賀という寄港便でした。　しかし、台風の影響で新潟止めに変更、更に苫小牧東出港後の天候次第では秋田止まりにもなるという条件付きで航行することになりました。
19:50　苫小牧東港を出港。
帰りの便も私とジル（私は２等船室）、家内と子供達で洋室４名用１等船室という組み合わせで予約していました。　往路と同じように１等船室に集まり出港後は直ぐに風呂、その後、私は電波圏内のうちにとネット接続…、家内と子供達はトランプやＰＳ２などをして過ごしました。　そうそう、晩飯はお約束のカップ麺と菓子パン…、やっぱり回転寿司食いたかったなぁ。（涙）
23:30　就寝。
【９日目最終】
8月19日（木）
07:00　起床。
顔を洗って事前にチケット購入しておいた朝食バイキングに行きました。　このバイキングの品揃えはそこそこ、価格もリーズナブルで朝食としては満足のいくものでした。
回転寿司の食べられなかった心の傷は癒されませんでしたが、カップ麺と菓子パンでは満たされなかったお腹は十分癒されました。（苦笑）
食後にデッキへ出てみましたが強い風雨と巻き上げられた海水で景色など眺められる状況ではありません…、この後直ぐにデッキへの扉は閉ざされ、いよいよ台風と遭遇かといった雰囲気でした。
船室に戻り備え付けのポットで湯を沸かしコーヒータイム。　その後、再び風呂に行き波のあるプールと化した浴槽に浸かり爆笑〜部屋に戻り北海道で仕入れた“サッポロクラシック”“旭岳麦酒”“冷醸”といったビールを飲み干し、再び寝入るのでした。　明日から仕事と思うと気が滅入ります…、そんな時は寝るのが一番です。
子供達はゲームしたりＤＶＤやビデオを見て過ごしていたようです。　夫婦で爆睡〜起きた時には１４時を過ぎていました。
15:30　新潟港に到着。
新潟の空は晴れていました。　台風とは行き違ったのかな、それとも進路を変えたのかな。　何れにしてもここまで来たら早いところ家に着きたい…。　北陸道＞関越道を乗り継ぎ途中の越後川口ＳＡで晩飯、その後も順調に帰路を進めて２０時過ぎには外環道、いよいよ自宅は目前となりました。
20:45　帰着。
今回の北海道キャラバンも事故や怪我もなく無事終了〜ジルのラストキャラバンも不具合なく走破した。　最後まで安全に、そして快適に、帰着したこの日まで雨の日も雪の日もジルは家族みんなをサポートしてくれた。　巣立ちの決まっているジルとキャンパーの聖地北海道を最後の舞台として活動出来たことだけでも、“2nd 北海道キャラバン”は家族全員にとって思い出深いものになったと確信しています。
改めて言おう…、ジル〜ありがとう〜君と過ごした時間、多くの思い出は生涯忘れない！！　家族一同

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