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vdr120.zip(271KB)
v1.20
Visual Drumsは、MIDIデータのドラム演奏部分を視覚化して演奏するソフトです。どのようなドラム演奏になるかをイメージしたり、奏法や演奏のノリを視覚的に確認することができます。標準で対応しているのは、スタンダードMIDIファイルのみですが、RCPCV.DLLを使用すれば、レコンポーザ形式のファイルも扱えます。
リズムパートは、鍵盤による表示からは有用な情報がほとんど得られません。また、ベロシティ情報の表示をするソフトでも、複数楽器の混在によって、演奏を目で追っていくことが困難でした。Visual Drumsでは、リズムパートの特徴を考慮し、各打楽器の判別をしやすくして、演奏のイメージをつかみやすいようにしました。
表情豊かな演奏は、視覚的にも変化に富んでおり、機械的でなんとなく物足りないデータは、視覚的にも単調になっていることがわかります。「どうもドラムの打ち込みがうまくいかない」と悩んでいたら、お気に入りのMIDIデータの中をちょっと覗いてみると、参考になることがいろいろあると思います。
Visual Drumsで、積極的に音楽を聴く楽しみを味わってください。
Windows 95/98/Me/NT/2000/XPが動作する環境で使用できます。
メインウィンドウは、このようになっています。MIDIデータのタイトル、演奏位置、拍子、演奏中の小節数などの情報が表示されています。
次にドラムセットの表示です。発音時には、枠が太くなって白くなり、それから赤くなって、もとに戻ります。変化する時間は、ゲートタイムによらず一定なので、どんなデータでも発音が認識しやすくなっています。
各楽器の表示位置は、一般的なドラムセットに似せてあるため、実際のパンポットとは異なります。
各楽器にマウスカーソルを合わせると、楽器名とノートナンバーを表示します。また、何もないところをダブルクリックすると、ドラムセットの位置が180度回転します。
そしてこれはベロシティの表示です。楽器は上下に振り分けられています。下の領域が太鼓系、上がシンバル系などの楽器になっています。また、左の領域が演奏中の小節、右が次の小節を表しています。
各楽器は色分けされており、一部はドラムセットの表示と同じ色を使用しているので、判別しやすいと思います。また、長方形の幅はゲートタイム値ではなく、各楽器に固有の幅を持たせてあります。これによって、どんなデータでも、統一された視覚表現になります。