「神の経済学そのH−イエス様の莫大な富」 「イエスが、ヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになった時、見よ、東方の博士たちがエルサレムに来てこう言った。(中略)そしてその家に入って、母マリアとともにおられる幼子を見、ひれ伏して拝んだ。そして、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として捧げた。」(マタイ2:1, 2:11) イエス様がお生まれになった時、東方の博士たちがやってきて、幼子イエスを礼拝し、贈り物として黄金、乳香、没薬を捧げたと書かれています。東方の博士たちとは、恐らく異教の占星術師で、ペルシャ地方からやってきたと考えられます。当時の風習で、身分の高い人に贈り物を贈る場合、その人にふさわしい質と量の贈り物を贈るのが慣わしでした。この占星術師達は、「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおいでになりますか。(マタイ1:2)」と尋ねていますので、王への贈り物を用意して来たはずです。金の延べ棒1本に、乳香一瓶、没薬一瓶、という生やさしい量ではありません。10 Curses that Block the Blessing (祝福を阻む10の呪い:Larry Huch著)には、この贈り物について調べたオーストラリア人のビジネスマンの話があり、彼によりますと「最低7匹のラクダに載せられた黄金、最低7匹のラクダに載せられた乳香、さらに最低7匹のラクダに載せられた没薬を受け取った。」と結論を出しました。 現代の価値に仮に置き換えても、古代と同じく乳香は最高級の香料であり、金と同価値かそれ以上と言われています。今でも、乳香の精油は10ミリリットルで3000円以上ですから、1リットル30万円です。1バレルは159リットルなので、1バレルの乳香は4700万円です。没薬は、10ミリリットルで5千円です。1リットルとして50万円。1バレルの没薬は7900万円。1バレルずつの乳香と没薬を足すと何と1億2650万円です。黄金も入れたらどれほどの莫大な贈り物が幼子イエスに授けられたか分かるでしょう。とは言うものの、これは主イエスが人から送られたほんの一部に過ぎません。 私たちの主は、想像を絶する莫大な富の持ち主であり、その富は主の下僕にすぎません。私たちが主の富の一部を管理できるよう、大人にならなければ、主は富を分け与えて下さらないでしょう。次回は、富の管理に責任が伴う事をお伝えしたいと思います。 By せわしないマルタより |