「神の経済学その15−マモンの霊からの解放Aある若者の話」

「エリヤは彼女に言った。『恐れてはいけません。行って、あなたに言ったようにしなさい。しかし、まず私のためにそれで小さなパン菓子を作り、私のところに持ってきなさい。(中略)イスラエルの神、主が、こう仰せられるからです。『主が地の上に雨を降らせる日までは、そのかめの粉は尽きず、そのつぼの油はなくならない。』」(I列王記17:13-14)

Wealth Riches & Moneyの著者であるCraig Hill師は、カウンセリングを通して人々の人間関係や生活の改善を指導しておられますが、ある時エリヤとやもめに似た状況を経験しました。

ある冬の日、カウンセリングに若者がやってきました。当時師はカウンセリングの後、必ずカウンセリングを受けた人が、自分が決めた金額を献金させていました。それは、単に報酬として受け取るのが目的ではなく、カウンセリングを受けた人がお金を「手放す」ことによって「マモンの霊」からの解放を促すためでした。この若者はカウンセリングを受けた後、「自分には献げるものは何もない。生活にも困っている。」と言って、空の財布を見せました。師は「いや、まったく持っていない訳はないだろう。」とポケットを空にさせますと、50セントが出てきました。すると、若者は恐慌状態となり「50セントは自分が持っているすべてだ!ソーダ水の瓶を店に持って行って得たお金だ。これがないとバスに乗れなくなり、寒い雪道を16マイル(約25.6キロ)歩いて帰らなければならない。」若者の信頼は、今、まさに、この50セントにありました。神様は何も、彼のお金を欲しているのではなく、50セントに注がれた彼の信頼を、神様に向けて欲しいと望まれていることを、師は説明しました。

師は若者と一緒に祈り、若者はしぶしぶ50セントの内5セントを献げました。彼は自分は25キロも歩いて帰らないといけないと文句を言いながらオフィスを出て、バス停に向かって歩きました。バス停のそばに来ると何と5セントが落ちていたのです!彼は喜んで5セントを拾って無事片道50セントのバスに乗って帰ることができ、さらに家に着くと、何と3ドルの小切手がポストに入っていたのです。彼は5セントを献げてそれを取り戻しただけでなく、60倍のお金が彼に与えられました。彼は神が与えて下さったのだと理解し、大喜びで神に感謝しました。彼はすっかり「献げる(手放す)」ことに興奮して、次のカウンセリングの時は2ドルを献げたのです。こうして、マモンの霊、貧困の霊に取り付かれた若者は、マモンから解放され、神を信頼することを覚え、同時に貧困からも解放されていったのです。

次回は、「空の鳥の信頼」実践の仕方についてお話しします。

参考資料:Wealth Riches & Money (Craig Hill著)

By せわしないマルタより



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