《ア行》

アメイジングフォーム(あめいじんぐふぉーむ)
ただ二度だけ登場した、クウガの黒いライジングマイティフォーム。アンクレットが両足に付いていた。
強くなりたいと願った五代が、わざと電気ショックを受けた結果、得た力。カブトムシ種の強敵ガドルを倒したが、この力をもってしてもダグバにはかなわなかった。


アルティメットフォーム(あるてぃめっとふぉーむ)
究極の闇をもたらす存在、太陽は闇に葬られん等々、かなりダークなイメージで出ないそばから印象悪く語られ続けてきたクウガの最終形態。
劇中で登場してもいないのに児童雑誌で大々的に報じられるわ、オモチャのCMはガンガン流されるわ。ファンの間では‘アルティ’と愛称で呼ばれ、長らく登場を心待ちにされていた。
オモチャのセット(装着変身6)から推測するに、全フォームの武器を使いこなし、ガドル様とハナバナしく戦うご予定だったのではないだろうか。
しかし実際の戦いでは相手はダグバのみ。いちど敵を発火させたほかは単に殴る蹴る、ていどのことしかしなかった。しかも一話きり……。


「おにぎりの味」(おにぎりのあじ)
大人気連続TVドラマ。留学中だった主人公・オニギリジョーが実家のおにぎり屋を継ぐが、留学時代の彼女の妊娠疑惑などあったり、なかなか波瀾万丈なストーリー展開だったらしい。TVのワイドショーやラジオ番組でたびたび紹介されるほどの人気。主演はからすやましょうごさん。


《カ行》

グローイングフォーム(ぐろーいんぐふぉーむ)
クウガの不完全な形態。色は白。弱い。
警察では「未確認生命体第2号」。


グロンギ(ぐろんぎ)
警察の言う「未確認生命体」。碑文によると古代リント族に殺戮の牙を向けた邪悪な種族。現代によみがえり非道の限りを尽くしている。独特の言葉で会話するため、最初のころ視聴者には彼らが一体何をしたいのかよくわからなかった。
体の一部になにかしらの生物をかたどったタトゥをしており、変身して超人的な能力を発揮する。


九郎ヶ岳遺跡(くろうがだけいせき)
長野県で発見された古代遺跡。グロンギの怪人とクウガのベルトが掘り出されたところ。ダグバにとっては「想い出の場所」らしい。


携帯電話(けいたいでんわ)
死を招く魔のアイテム。どうやら五代は持っていないらしい。


ゴウラム(ごうらむ)
警察は最初「未確認飛行体」と呼んでいた。九郎ヶ岳遺跡から出土した破片群がひとりでにあつまり、甲虫の姿になったもの。その後勝手に飛び去り、道すがら他人様の所有物である金属製品を食い逃げしまくり、五代のもとへと飛び来たった。トライチェイサーと合体し、強力な体当たり攻撃などかますも、あっというまにもとの破片へ戻るなどなかなか身勝手。桜子さんの解読した碑文によるともともとは馬の鎧だったらしい。独自のコトバでしゃべっているようだが、エフェクト効きすぎてて判読困難(泣)。戦いが終わってのちは、科警研に居座り続けているようである。

《サ行》

城南大学(じょうなんだいがく)
桜子さんの在籍している大学。O.B.に本郷猛や風見志郎がいる(笑)。高山我夢も在籍していた。
五代と桜子さんはここに在学中、友人になったらしい。

《タ行》

タイタンフォーム(たいたんふぉーむ)
クウガの四番目の形態。色は紫。強固な装甲と怪力を誇る。武器は剣。


立花小学校(たちばなしょうがっこう)
山北町立。五代の母校。五代は六年生時の担任教師と2000年3月25日にここの教室で再会する約束をしていた。平成12年3月30日より取り壊し予定(EPISODE 12)。再会前に瓦礫の山と化していなくて本当によかった。


トライアクセラー(とらいあくせらー)
トライチェイサー2000の右グリップ。トライチェイサーから取り外して特殊警棒として使用可能。でも忘れられがち。
タイタンフォームのクウガが手にするとタイタンソードに変化する。


トライチェイサー2000(とらいちぇいさーにせん)
警視庁で開発された新型白バイの試作機。量産型ではコストの関係で削られた数々の(用途のよくわからない)機能が満載。最高時速300キロ。ボタンひとつで表面の色が変わる。
一条刑事が、クウガである五代雄介に独断で提供。五代は普段から乗り回しているが、警察に正体がバレないものだろうか。いやそれ以前にナンバープレートが付いていないので、一般人である五代が公道で乗り回していていつ捕まるやら、非常に心配される。


トライチェイサー2000A(とらいちぇいさーにせんえー)
警視庁の新型白バイ。トライチェイサー2000の量産型。量産型だが一般の警察官が使用している姿はほとんど出ない。たまの作戦で一台だけかり出されている姿にはわびしさすら漂う……。量産型ならもーちょっと繰り出せよ(笑)。


ドラゴンフォーム(どらごんふぉーむ)
クウガの二番目の形態。色は青。脅威の跳躍力と瞬発力を誇る。でも非力。
武器はロッド。そこらへんで長い物を調達してくればそれが変化するという、非常にコンビニエンスな武器。ちなみに武器は、使用後にはもとの姿に戻るらしい。


《ナ行》

《ハ行》

ビートチェイサー2000(びーとちぇいさーにせん)
警視庁でクウガのために開発されたオートバイ。最初からクウガの乗用を目的に開発されたため、さらにわけのわからない機能が満載。最高時速420キロ。いきなり飛び出すパラシュート。きっとクウガ以外誰も使わない。
ゴウラムとの合体も視野に入れられていたので、液体金属タンク(ゴウラム用の弁当箱)なんてのも装備している。
第四号(クウガ)を危険視する世論に押され、一時はクウガへの譲渡が見直されかけた。一条刑事がどういう技を使ってか無事奪還。
五代は普段から乗り回しているが、色を変えているとはいえあんなけったいな形のバイク、世間様に正体がバレないものだろうか。その上やはりナンバープレートが付いていない。公道で乗り回していていいのか、五代。


ペガサスフォーム(ぺがさすふぉーむ)
クウガの三番目の形態。色は緑。当の本人にも迷惑なほどの視力聴力を誇る。でも50秒間しかもたない。そのうえ時間切れで変身が解けた後は二時間変身できなくなる。一撃必中背水の陣、な姿。
武器はボウガン。最初は一条の拳銃が変化した。射るものであればなんでもいいような気もするが、その後も警察の拳銃ばかりが使用されていた。民間人にそんなポンポン拳銃渡していーのか警察。


《マ行》

マイティフォーム(まいてぃふぉーむ)
警察の言う「未確認生命体第4号」。クウガの一番代表的な形態。色は赤。
高く飛べない、感度は悪い、装甲も強くない、となんだかいいとこなしだったが、武器がなくても必殺技のキックを放てることで名誉挽回。
なお、各フォームとも、劇中でフォーム名が出たことは一回もない。

ミカド号(みかどごう)
訓練により未確認生命体の追跡が可能になった警察犬。未確認生命体アジト突入作戦時に殉職した。死体も残らなかったところを見ると、食われたのではと想像される。合掌。
ところで実際に日本最初の警察犬も「ミカド号」という名ではなかったろうか(覚え違いだったらごめんなさい)。

《ヤ行》

《ラ行》

ライジングフォーム(らいじんぐふぉーむ)
五代が仮死状態となったときにほどこされた電気ショックが原因で生じた、と考えられているクウガのパワーアップ形態。マイティ、ドラゴン、ペガサス、タイタンの各フォームにそれぞれ存在する。五代言うところの「ビリビリの力」「金の力」。
古代には存在しなかったらしく、碑文には一切記述がない。
なお、各フォームとも、劇中でフォーム名が出たことはやっぱり一回もない。

リント(りんと)
古代民族。グロンギ族と対立し、クウガのベルトと碑文を後世に残した。
なお、現代によみがえったグロンギ族は、現代人たちのことも「リント」と呼んでいる。

《ワ》