スケジュール
>
日時 講義名 講師 備考
 
3月29日(土曜)13:00〜13:30 開会・オリエンテーション   受付開始12:00
13:30〜16:30 全体講義1
「調査・測定の統計的基礎」
東京大学 南風原朝和  
16:30〜17:30 懇親会 無料、事前予約不要  
 
3月30日(日曜)10:00〜12:00 全体講義2
「調査をめぐる今日的課題」
首都大学東京 朝野熙彦  
        昼休み
13:30〜16:30 コースA
「入門 構造方程式モデリングの実際 〜モデル構築から解釈・考察まで〜」

早稲田大学 小島隆矢
 
コースB
「データ解析入門 ―EXCELとRを用いた統計分析―」

実践女子大学 竹内光悦
東海大学 山本義郎
ノートパソコンをご持参ください。
コースC
「SPSSによる調査データの取り扱いと基礎分析」

多摩大学 酒井麻衣子
会場のパソコンを使用しますが、SPSSのインストールされたノートパソコンをご持参くださっても結構です。定員60名。
16:30〜17:30 懇親会 無料、事前予約不要  
 
3月31日(月曜)10:00〜12:00 コースA,B,C   30日午後のつづき
        昼休み
13:30〜15:30 コースA,B,C   31日午前のつづき

















講義概要


全体講義1 「調査・測定の統計的基礎」

講師 : 東京大学 南風原朝和

概要 : 母集団の設定や調査対象者のサンプリングにおける理想と現実、その現実が統計的分析のあり方や結果の一般化に与える影響、測定の妥当 性・信頼性が分析結果に与える影響、集団調査データに基づく個に関する推論の問題など、調査・測定にかかわる統計的問題について初歩から解説し ます。

参考図書
・ 南風原 朝和 著『心理統計学の基礎−統合的理解のために』(有斐閣アルマ)
・ 南風原 朝和 著「統計学と心理学−個を重視する統計学の観点から」(下山晴彦編著『心理学論の新しいかたち』(誠信書房)所収)




全体講義2 「調査をめぐる今日的課題」

講師 : 首都大学東京 朝野熙彦

概要 :  産業界ではマーケティング・リサーチへの期待が錯綜しており、また環境変化も影響して伝統的な調査の理論と現実には乖離が起きています。混乱の要因を多少でも整理してデータ分析のヒントが提供できればと思います。

参考図書
・ 朝野 熙彦 著『マーケティング・リサーチ工学』(朝倉書店)
・ 朝野 熙彦 著『マーケティング・リサーチの計画と実際』(日刊工業新聞社)




コースA 「入門 構造方程式モデリングの実際 〜モデル構築から解釈・考察まで〜」

講師 : 早稲田大学 小島隆矢

概要 : 調査データの背後に存在する因果関係を分析する方法として、構造方程式モデリング(SEM、共分散構造分析)の普及が進んでいます。しかし、初級者にとって、SEMをうまく使いこなすことは、なかなか難しい作業のようです。そこで本セミナーでは、これからSEMを使いたい人や、もっとSEMを活用したい人を対象として、SEMにおけるモデルビルディングの方法、得られたモデルの読み方などについて、私なりの(多少の経験を有する一ユーザーの立場から)ノウハウを解説したいと思います。

参考図書
・ 小島 隆矢 著「Excelで学ぶ共分散構造分析とグラフィカルモデリング」(オーム社)
・ 朝野 煕彦・小島 隆矢・ 鈴木 督久 著「入門 共分散構造分析の実際」(講談社)


コースB 「データ解析入門 ―EXCELとRを用いた統計分析―」

講師 : 実践女子大学 竹内光悦 ・ 東海大学 山本義郎

概要 :  本セミナーでは、実際にデータ解析を実施するため、基本的なデータの処理についてはExcelを、本格的なデータ解析についてはRを利用できるようになることを目的にしています。Excelに関しては、データの処理と主にグラフを活用する探索的データ解析を紹介します。Rについては、コマンド中心のものではなく、初心者でもある程度の解析ができるようになるための、基本的な解析の指定と結果の読み方を中心に説明を行い、Excelで作成したデータをRに取り込んだり、Rの出力をレポートに活用するための方法を解説します



コースC  「SPSSによる調査データの取り扱いと基礎分析」

講師 : 多摩大学 酒井麻衣子

概要 : 統計解析ソフトSPSS for Windowsを用い、 調査データを正しく入力する方法、よく使用するデータ加工法、 単変数の概要をつかむ視覚化と基礎集計、 および2変量間の関係性を明らかにするデータ分析手法について、 講義と演習により学びます。 SPSSを使用したことのない方でも受講可能です。





ページトップへ