なんでこうなるの?!

のんびりと手描きPOPの仕事をしていたら、ある日突然、職場の主任に「今後手描きの仕事はほとんどなくなります。Macを覚えなさい」と言い渡されたのは、忘れもしない1997年8月でした。
当時はWindows95のせいでパソコンブームが到来、誰もがパソコン時代に乗り遅れまいとやっきになっている時でしたが、わたしはペンや筆を持って字や絵を書く仕事が楽しくて、自分の天職だと信じていたので、パソコンなんか全く興味がなかったのです。
しかし、Macをマスターしなければクビになり、少しだけ残された手描きの仕事すらやらせてもらえなくなる、というガケっぷちに立たされたわたしは、しかたなく、12回払いのローンでMacを買ったのです。それが4400/200グラフィックモデルでした。
ちなみに、当時Appleは「つぶれる寸前」と、かなりの悪口を言われていて、わたしが「Macを買ったよ」と言うと、まわりの人たちは「なんでWindowsマシンにしなかったのか」と、おもいきりバカにしました。う〜


かんべんしてくれェ〜

購入した4400には、ペインターやPhotoShopLEがバンドル、さらにペンタブレットまでセットになっていて、ちょっとうれしい感じでした。しかしそんなことより先にまず、マウス操作やタイピング、ファイルの保存など、基本中の基本をゼロから覚えなくてはいけない・・・さらにIllustratorがひととおり使えるようにならないと、全く仕事になりません。さあ、しっかり勉強するぞ!

意気込んだわたしでしたが、いきなり立ち往生。購入後まもなく、ポインタが動かなくなったのでした。フ…フリーズ?(;_;)
再起動の仕方くらいは知ってましたが、あとはさっぱりわからない。本を読みまくり、人に聞きまくり、お店のサポートにも電話しました。
コンフリクトだと言われて「機能拡張マネージャー」を恐る恐るいじったり、わけもわからんまま「デスクトップファイル再構築」「P-RAMクリア」を試みたり、初心者にはキツイ、いきなりの試練が襲いました。
しかも結局、ポインタが動かなかった理由は
「マウスの初期不良!」

・・・めまいがしました。


不本意ながら、ネットデビュー

パソコンに興味がなかったわたしですが、STAR WARSのファンだったので、「STAR WARSのスクリーンセーバー」というものがあり、それはパソコンで使うものらしい、ということだけは以前から知っていました。「パソコンを持ってないから、こればっかりはしょうがないな」とあきらめていたけど、Macを手に入れたわたしはにわかにSTAR WARSスクリーンセーバーのことを思い出し、さっそく購入しました。それがまた運のツキ、うっかりインストールしたら、フリーズしまくりました。しかも、そのCD−ROMには「STAR WARSメイキング映像」も入っていたのですが、なぜか見ることができない!!開こうとするとフリーズするのです。(T_T)
わたしはものすごくあせりました。雑誌や解説本を片っ端から立ち読みしても、何ひとつ
答えがみつからない

「パソコンはとりあえずイヤイヤ買ったけど、インターネットなんかやるもんか!」と思っていたわたしですが、知りたい情報が本では得られない、となったらもうこれは「インターネットしかない!」と決心し、あせってしかたなくインターネットをはじめました。

スクリーンセーバーはやっぱり入れない方がシステム安定のためにはいいんだ、ということがわかりましたが、例のCD−ROMが見られない問題はインターネットでも全く答えがみつからず、とうとう販売元に問い合わせの電話をかけました。(遅い!)
やっとつながり、返ってきた答えは
「PowerMac4400は電源関係のツクリが他の機種と違って特殊でして、STAR WARSのメイキング映像は
見ることができない機種であることが判明しました」

・・・そりゃもう、泣きましたとも。ど、どうしてくれる〜〜!!


ご乱心!

4400のしょっぱなからのトラブル続出のおかげでわたしはすっかりMacに慣れて、購入から半年過ぎた頃には、アプリやOSのインストール、機能拡張抜きなどひと通り困らない程度には自力でやれるようになっていました。いやいや始めたインターネットも思いのほか役立ちました。(色々勉強させてくれた、という意味では4400は最初に購入したマシンとして、じつに理想的でした。)
Illustratorも仕事で使える程度にはなんとかマスター?して、わたしにやっと平穏な日々が訪れました。ぼちぼちとインターネットも楽しみ、PostPetでメールのやりとりもできるようになりました。真夜中マウスを握ったまま居眠りをしたり、本屋で何時間も立ち読みした辛い日々も、過ぎてしまえばすっかりよい思い出・・・やっと訪れた平穏な日々を満喫していました。ところが、思いがけないことが。

1998年8月29日、imacが衝撃のデビューをしたのでした。
「かっ、かわいい!」わたしはひと目で気に入りました。imacの人気はすごくて、虫の息だったAppleも一気によみがえりました。Macどん底の時期に4400を買い、共に暮らした者として、それはとてもうれしいことでした。
しかしそのうちわたしは、新生Appleを象徴する歴史的マシン「imac」が欲しくて欲しくてたまらなくなったのです。お店に見に行くたびに気持ちはつのり、とうとう9月末、10回払いローンで購入してしまいました。ひゃぁ〜どうするんだ!

imacは・・・速かったです。そして美しい。それに、思ったよりず〜っと使いやすいマシンでした。モデムも4400より速いタイプだったので、インターネットはいつもimacでやるようになりました。そして何より、あの「STAR WARSのCD−ROM」を、あっさりと見ることができたのには感激しました。さらに、97年12月に購入したSONYのデジカメの赤外線転送機能が使えることがわかり、有頂天。それまで4400にケーブル転送していたデジカメデータは、以後、赤外線でimacに送られることになりました。(速いし確実!)

Macが2台になり、勢いづいたわたしは4400にEtherNetカードをつけて、クロスケーブルでimacとつないでデータやりとりも始めました。これでバックアップも楽々。楽しいMacLifeをたのしみました。


ふたたび血迷った・・・

PostPetのメーリングパーティに入り、ネット友だちも広がって、すっかり落ち着いたMacユーザー?になったはずのわたしが、またまた血迷ったのは、Power Mac G4のデビューのせいでした。
それまでの青白ポリタンクG3は好きになれなかったけど、1999年秋デビューしたG4はグラファイトカラーがとても美しくて、「ぐっ!」とくるものがありました。でもまさか2台もMacを持つ身でG4まで買おうとは思いませんでした。
しかし、『初期型G4の一番安いモデルがG4/400から350にダウン』というニュースを聞いたことと、ちょうどその時期お店が「無金利セール」をやっていたことで、にわかに「買わねばならぬ〜」という気持ちがムラムラわきあがったのです。わたしは何かにとりつかれるように、気がついたら12回払いローンでG4/400を購入してしまいました。

・・・・や、やってもうた。またしても。
自分がどうも、貧乏なくせに衝動買いが好きなこと、「初期型」というものに異常に惹かれる性格、ということに気がついたのもこの頃です。
まあとにかく買ってしまったものはしかたない、モニター切り替え器を購入、4400とモニターを兼用できるようにし、EtherNetのハブとストレートケーブルも買い、わたしはすっかり家庭内LAN気分ご満悦〜(もうヤケ!)でした。


そして現在

97年、98年、99年と秋がくるたびマシンを購入し続けたわたしですが、2000年は、辛抱強くやりすごしました。心の片隅で「Power Book欲しい〜」という声は聞こえていたけれど、根性で無視。
そのかわりといってはナンだけど、CD−RWドライブを購入しました。以前から欲しかったのですが、FireWire接続の安いのを見つけたので思わず購入。これは1回払いで買いました。フロッピーディスクもMOも持っていない友だちにCD−ROMでデータを渡せて便利になりました。

さらに2000年12月。中学3年の息子もインターネットをするのでMacの取り合いでケンカになって困ったことと、テレホーダイ利用で睡眠不足なのがイヤになり、フレッツISDNでの常時接続を始めました。ヤマハのルーターを購入、これでimacとG4で同時にネットにつなげるようになりました。いや〜、快適快適。

こうして進化をとげてきたわたしのMacLife。今ではMacが生活にすっかりとけこみ、楽しくくらしています。
97年、職場で「Macを覚えろ!」と宣告されなかったらわたしは一生パソコンとは縁がなかったかもしれません。さらに、はじめてさわったパソコンがWin機でなくMacだったという偶然・・・すばらしい運命のいたずらに感謝しながら、毎日ありがたくMacで遊んでいます。


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