む さるあたま的相撲のみかた む


・八艘跳び(99/11/22)

 今場所も終わってしまいました。1000年代最後の大相撲でこの場所を最後に舞の海関が引退されました。さるあたまの身の回りでも微妙に話題になっています(救急のレポートが無ければもっと話題になったはずと秘かに思っているのですが・・・)。とかく話題になるのは八艘跳びや三所攻めとかです、まあ、他の力士は滅多にやりません。その所為か今回の第「八艘跳び」=「舞の海関」というふうに捉えている人も結構います。でも、さるあたま的には八艘跳びといったらあのお方しかいません。
 そう、まださるあたまが制服を着ていたころに引退された巨砲関です。

・まげの効力その2(99/7/19)

 体調不良でぐうすか寝ているうちに今場所も終わってしまいました・・・気がついたら幕内力士と元幕内力士の方が引退していたじゃないですか〜〜〜(ムンクの叫び風)ついでにいうとまげもちっちぇえ!!! こんなことはあんまり大声で言えないですね、でも考えてみれば力士といえどもまだ30代、若すぎます。
 力士を見るとけっこう髪の毛のうすい方が多いような気がします。さるあたま幼少の頃聞いた噂は「力士はまげが結えなくなったら引退しなくちゃいけない」・・・事実ではないようなのですが、けっこう髪の毛は切実な問題のようです。果たしてこの原因は何なんでしょう?
 考えられる原因(あくまでもさるあたま的)は

  1. 男性ホルモン多すぎ?
    力士は男らしさの象徴だから・・・
  2. 結髪性脱毛症(結髪による牽引とそれによる毛包部瘢痕性委縮による脱毛)?
    本当にこういう病名あるんす。ちなみにポニーテールだと額がM字に禿げます。機械的脱毛症の一種だそうです。
  3. もともとそういう家系?
    家系ってあるからなあ・・・でも親が力士って人はそんなにひどく髪が薄くないような気がするからなあ・・・うにゅ?
 結論:こんらん

・まげの効力(99/6/13)

 最近同じBST班の鈴木さんが無事に25歳の誕生日を迎えました。で、来月さるあたまも誕生日を迎えます。実はさるあたまの誕生日は闘牙関(もみあげがある力士)とむちゃくちゃ近いのですが・・・どう考えても同い年とは思えない。
 試しに同い年の有名人を挙げてみましょう。読売巨人軍の松井選手・・・しまった、この人も結構老け顔じゃった。それから三沢投手。あと歌手の「ともちゃん」・・・あんまりいい例が思いつきません。でも周りにいる同い年の人間を見てみると確かに闘牙関は結構年上に見えるっす。これは立派なもみあげのせいなのか?
 ここで問題。雅山関は何歳でしょう?  21歳です、本当かよう。でも本当です。

 結論:やっぱりまげは人を年上にみさせる。

・うおう(99/5/31)

 気がついたら大相撲夏場所も終わってしまいました。しかも今回の場所は整形外科BSTと期間が重なっていたため先生への質問もなぜか相撲ネタが多くなりました。しかもレポートの課題が肩関節に関するテーマなので貴乃花(うおう、変換一発でいってるよう)や九重親方(元横綱千代の富士)の話題が自然と多くなってしまいます。  先生曰く「千代の富士は前褌をとる相撲を取るようになってから肩関節の脱臼が少なくなったんだ」。ううむ、そうかもしれないわさ。

 そこで出た話。肩関節の脱臼を防ぐために九重親方は肩周囲の筋肉を鍛えたといいます。腕立て伏せをやって大胸筋を鍛えたり・・・と涙ぐましい努力だったらしいのですが、果たして筋力強化で脱臼を防ぐことはできるのでしょうか?
 ここで中川ら(1)の論文によると「相撲では体重の軽いものほど肩を障害しやすく、また、脱臼しやすい傾向がある」ことが書かれています。さらには「肩関節弛緩性テスト(肩の脱臼しやすさの一種の指標ですね)の可能者が低体重・低肥満度の選手ほど多くなる結果も肩周辺の筋肉量の増減が影響を与えていると思われる」ようなことも書いています・・・なんだか肩周辺の筋肉があればあるほど脱臼しにくそうですねえ。ううむ、千代の富士はやっぱり偉大だ。

 おまけ話ですが私は大昔肩の脱臼をしたことがあります。肩を専門にされている@樋先生が怖がる私に肩関節弛緩性テストをしていたときの楽しそうな表情が今でも忘れられないです・・・本当に怖かったんっす!!!

参考文献:(1)学生相撲における肩関節障害,肩関節vol.22,No2,161-164,1998


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