in LIVE


2002.3.23
Slipknot Live in TOKYO
at Tokyo Bay NK Hall

SET LIST
1. 515 ~ PEOPLE = SHIT
2. LIBERATE
3. LEFT BEHIND
4. EEYORE
5. DISASTERPIECE
6. PURITY
7. GENTLY
8. --SID SOLO--
9. EYELESS
10. --JOEY SOLO--
11. MY PLAGUE
12. THE HERETIC ANTHEM
13. SPIT IT OUT
14. WAIT AND BLEED
ENCORE
15. 742617000027 ~ (SIC)
16. SURFACING

18:00開演。
まずAMERICAN HEAD CHARGEなるバンドがゲスト(あるいは前座)として小一時間演奏。
サポートアクトがあるとは知らなかったのでちょっとびっくり。(←勉強不足を露呈。)しかし、B級バンドの演奏を1時間は長い…。
19:00頃に前座が終了すると、ロゴ垂れ幕がかかってSlipknotのセット準備に。これまた30分近くかかって気を持たせる。
19:30ちょっと前になって、とうとう準備完了。ライトが落ち、垂れ幕がかかったままIOWAのオープニングSE"515"が始まる。舞台側からのスポットライトの明滅が垂れ幕を裏から照らし、ロゴが浮かび上がるという凝った演出。
否応なしに雰囲気が盛り上がったところで、垂れ幕が落ちると同時に"PEOPLE = SHIT"へ突入!!
立ち位置は基本的にはこんな感じ。

          (舞台奥)

            1:Joey
5:Craig                 0:Sid
  4:James   2:Paul   7:Mick
3:Chris     8:Corey     6:Shawn

まず第一印象は、「ショウとして楽しめるようにがんばってるなあ」ということ。特に、Coreyがたどたどしく日本語でしゃべるのがお茶目でした。「この、曲は、Left Behind」
Coreyのお茶目な日本語MCは、他にも「SLIPKNOTは、TOKYOを、アイシテル!!」「しゃがんで」「ナカユビ立てろ!」などがありました。
舞台上で目を引いたのはやはりパーカッションの2人でしょうか。定位置で叩いてることのほうがまれで、パーカッションに乗ったり暴れたり、大半はパフォーマンスしてたような。そのパーカッションは回転するわジャッキで2メートルくらい上がるわ、楽器と言うよりお立ち台という感じ。
演奏のほうは"LEFT BEHIND"や"DISASTERPIECE"といったIOWAの曲と、"PURITY"など過去の曲を混ぜて展開。
"GENTLY"に続いてSidのターンテーブル・ソロ。普段あまり脚光を浴びないので(?)ここぞとテクニックを披露。
さらに、1曲おいてJoeyのドラム・ソロ!
バスドラム高速連打に圧倒されるも、ドラムセットが回転、さらに上昇。さらに、なんとドラムセットが客席側に傾きはじめ、とうとう垂直に!! さらに回転!! スポットライトが落ちてドラムセットの床に五芒星が赤々と燃え上がる。それでも高速リズムを叩き出し続けるJoeyはただものではない!!
Joeyのソロにノックアウトされたあと、さらに場を盛り上げるように"MY PLAGUE"、続いてCoreyが"If you're 555, then I'm...?"と客席に振ると、客席も"666!!"と返す。その掛け合いが何度か続き、"If you're 555(ごーごーごー), then I'm...?"と日本語で振るお茶目なパフォーマンスも。もちろん客席も"666(ろくろくろく)!!"で応えます。
その"THE HERETIC ANTHEM"で盛り上がったところでさらに畳み掛けるように定番の"SPIT IT OUT"!!
途中でCorey、客席に「しゃがんで、しゃがんで」と指示。およそ客席がしゃがんだところで、(英語で)「いいか、俺が"Jump da fuck up!"といったらジャンプするんだぞ。わかったな?」と何度も念を押す。わかったんだかわかってないんだが客席が声を返したところで曲を続け、"Jump da fuck up!!"で全員ジャンプ。アリーナ席は興奮の坩堝。
続いて"I've felt the hate rise up in me..."とCoreyが歌い出して客席に振ると、やや戸惑いながらも"Kneel down and clear the stone of leaves..."と返す。さすが皆さん歌詞を覚えてらっしゃるんですねぇ…。(←またもや勉強不足を露呈。)
"WAIT AND BLEED"を演り終えたところでいったん退場。
もちろんすぐにアンコールが沸き起こり、時間が押していたせいなのか、割と早くアンコールに応えて1stのオープニングSE"742617000027"が始まる。そして期待通り続けて"(SIC)"。「ナカユビ立てろ!!」
"(SIC)"が終わると、Coreyが「もう一曲用意してあるんだ」と(英語で)云い、「この、曲は、Surfacing!!」
ライヴだからか心もち派手な"SURFACING"を終えるとメンバーは退場していき、Shown、そしてCoreyが舞台の中央でお辞儀をして去っていく。(なぜかCoreyは拳を包む空手式挨拶をしていった…。)

とまぁ、月並みな言葉ですが素晴らしいライヴでした。

EXPLICIT CONTENT TOP


Reported by: Web-a-Wolf