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●モービル機&アンテナの設置について

■本体の設置

設置したのはヤエス(現バーテックス スタンダード)の1992年頃のモデル、144/430MHzの10WFMモービル機FT-4900[ 定価 \99,800 ]です。ディスプレイ部が3mセパレートになり、マイクもディスプレイ部分に差し込むタイプなので、無線機本体は強力マジックテープで運転席下へ置いているだけです。電源はアクセサリーソケット裏から汎用2極カプラーで分岐、セパレートケーブルと共にセンターコンソール下カーペット内を通して運転席下まで。ちなみに、センターコンソールの固定ボルトは、前ドリンクホルダー底1本と大型ポケット部分底2本の計3本のみで、比較的簡単にカーペット内に配線することができました。今のところACC電源経由でもヒューズが飛ぶことはありません。

   

   

 

■ディスプレイの設置

2DINオーディオ下の汎用ポケット左隅がベストと思っていましたが・・。マイクの差込部がちょうどシフトレバーと干渉してしまうので断念。逆の右隅に設置することになりました。専用モービルブラケットを上下逆に取り付けた後、両面テープでポケット内にぶら下げる形で固定。サイズ的にはほとんどポケット部分にはめ込み状態ですね(^^;) セパレートケーブルは左奥にある蓋のツメ部分の隙間から引き出していますので、一切加工なし(^o^)

   

 

■アンテナの取り付け

車外へアンテナを取り付けないのであれば、ハンディ機で十分なんです。久しぶりにアンテナを取り付けたくなって、新しいアンテナ基台も準備して・・どうしようか悩んで悩んで悩んだあげく・・。

錆びてしまって、もう使わなくなった15年以上前の基台・・ダイヤモンド製モービルハム用アンテナ基台REXANTシリーズ [ K860:\8,500 ]。アンテナとセットでデザイン(1992デザイン)された装着後の美しさを追求したモデルでした。いや〜懐かしいですね(^^) 大きな半円状の部分がワンタッチレバーになっていて、簡単に可倒できるシステムでとても使いやすい基台だったんですが、既に錆びでレバーのメッキ部分がガビガビ。とりあえず分解してみると・・このレバーのかわりに5mm×30mmボルトセットと大きめのワッシャで代用できることが判明。これは分解&再利用してみたい気分に!o(^o^)o

   

 

さて、アンテナ基台の設置位置ですが、リアゲート、ルーフバー、マグネット・・と色々と思案しましたが、このREXANT改基台ならここ!フロントドアの前。この黒いガーニッシュに直付けしちゃいましょうo(^o^)o ちなみにパーツリスト上では

HONDA 75490-SYP-003 ガーニッシュASSY.,R.フロントピラーコーナー \800

HONDA 75495-SYP-003 ガーニッシュASSY.,L.フロントピラーコーナー \800

と安価なパーツですので、大胆な穴あけもOK(^o^)

   

とりあえず外しました。バキッバコッ( -.-)何か白い部品がはずれちゃいました・・このクリップ新品1個は

HONDA 76222-SP1-003 クリップ,ドアーミラーカバー \210

と割高。ま、再利用できそうなので良し(^^;)

ガーニッシュに直接ドリルで穴加工。取付けネジと回転防止用の穴2箇所。このままでは必然的にアンテナはノンラジアルです。他基台を加工してこの位置に装着する場合でも、フェンダー固定用ボルトがすぐ裏にあるのでアースも取り易い場所であることが分かりました。

   

 

■アンテナケーブルの引き込み

フロントドアひんじ部分に大きめの25mmグロメットがあります。ちょうどいい位置で、大きなM型コネクタもすんなり入ります。

HONDA 82871-671-000 グロメット,ドレンホール25mm \135

基台部分からの引き込み部30cm程度は細いケーブルになっているので、切り込みを入れたグロメットで蓋ができます。既に配線済のフォグ配線といっしょに室内への引き込み完了。

   

   

さて、このREXANT基台専用デザインのアンテナは400mm830mm950mmの3種類ありました。一番長いAX510[ 950mm \6,400 ]を使用すると、アンテナの先は地上から210cmの位置とちょっと長め。そこでバイクに取り付けていた少し短めのノンラジアルアンテナ:マルドルEX−106[ 670mm \5,880 ]に交換。高さは地上180cmとなり、日常的にはまず大丈夫。

この程度の長さになってくると、全方向回転ホイップ機構といってエレメント部分を真上に引き上げてから横方向に倒す事もできます。アクセサリー的なアースアンテナやTVアンテナと違って無線アンテナは電波の世界だけでなく、金属の強度や機構なども高精度に徹底的によ〜く考えられた金属パーツなんですよ(^o^)

 

■その他ハンディ機の場合

アイコムIC−S32[ 定価 \33,800 ] 1996年に発売された430モノバンド機で、幅57×高さ110×奥行27mmで単三形乾電池4本(6V)が標準仕様。このサイズのトランシーバーならエアコン噴出しの左右ルーバーへどちらでもサイズぴったりでいい感じ。ドアミラー横へ取付けてもOKですね(^o^) しかし今ではこのサイズでも大きめのハンディ機となりました・・(^^;)

  

 

スタンダードC415[ 定価 \39,800 ] 1994年に発売されたモデルで、430ですが144も受信でき微弱送信も可能。専用ニッカドバッテリーが標準で、単三乾電池が全く使えない珍しいハンディ機です。本体が円筒形なので、どこかに取付けるよりもドリンクホルダー等にそのまま入れてしまった方が安定して便利です。

  

 

ケンウッドTH−45[ 定価 \34,000 ] 1987年に発売された430モノバンド機。トップパネル部に操作関係が集中し、液晶を上から覗き込むデザインです。ベルトクリップを利用して逆スラントしているユーティリティボックスに取付けると、すべての操作が真上から可能。ACCソケットも真横にありベストな機種選択&レイアウトだと思います。

  

しかし、古い。気が付けばもう25年近い昔のモデルになるんですか・・(^^;)。車外で専用ニッカドバッテリーを装着すると、超巨大なびっくりハンディ機となります。

 

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