●室内照明LED化について
■フロントのマップランプについて
フロントのマップランプはレンズそのものを押してオンオフする左右独立型。中にはT10×31型の8W球2個。本体の左右にあるソケット部分は狭くて装着できるバルブは物理的に限定されます。しかし本体の中央部分に大きな空洞が空いていて、コードを延長できるLED板なら大きな物を装着することが可能なんですね。そこでミラリードの8連LEDを利用。曲げた金属フックで少し角度をつけてから貼り付け。おお!これは明るい
(^o^)/
■マップランプもドア連動させる配線方法
フロントのマップランプをよく見てみると配線カプラーは3極コネクタ、オス端子も3極あります。1極は常時通電
[空]で接続済み。中央の極はアースですが、取付けボルトでアースされるので配線は省略されています。問題は残りの1極、未接続端子があるんですが、これは・・?
なるほど
(^^)。マップランプの左右スイッチは開閉スイッチではなく、2極の切り換えスイッチのようです。アース⇔未接続なので、結果的にOFFになっているだけですね。ならば・・この端子にドア連動のアース配線をすれば、マップランプがドア開閉に連動します。中央のミドルランプよりドア連動アース配線[桃]を分岐、延長してこの未接続端子へ接続すればOK(^o^)/
天井を通してマップランプまで分岐。残念ながら純正カプラーに流用できる端子が見つからなかったため、類似の端子を絶縁処理して直接接続しました。既存の常時通電の配線も純正カプラーから端子を抜いて熱収縮カバーで絶縁、直接接続です。
■マップランプをミドルランプに完全連動させる配線方法
マップランプは2極スイッチ、今のままではマップランプON⇔ドア開ONのどちらかになるので、ドアが開くとLEDをOFFにすることができません。そこで接続する場所を少しアレンジしてみましょう
(^o^)ミドルランプはアースコントロール、ここに完全連動させるには負荷直後のスイッチングされる手前の位置となります。金属板へ直接はんだ付といった加工方法もありますが、手っ取り早い方法としてバルブに8
mmクワ型端子を直接かましてしまう方法を紹介。ここからの配線分岐では、ミドルランプ内バルブと完全並列となり、ミドルランプのON/OFFに完全連動するようになります(^o^)
■ミドルのルームランプについて
ミドル
(セカンドシート用)とリア(サードシート)は全く同じユニットが装着されています。ここもT10×31型の8W球。手持ちの3mm型LED9連ホワイトを装着してみました。3mm型LEDホワイトは白といってもまだまだ青いLEDですね。指向性が強いのでスポット的に明るくなりますが、レンズを被せると少し光が拡散するので、まあ良しとしましょう(^^;)
レイブリックのレンズ&LED交換キットを購入。9連ホワイトタイプで、純正レンズを外して丸ごと交換です。単純に純正レンズのクリア仕様ではなく、厚みや角度を変更した専用設計レンズになり、汎用LED9連+純正レンズに比べると間違いなく室内が明るいです。なによりOFFの状態でもなかなか格好がいいでしょ
(^^;)
■リアのルームランプについて
リア
(サードシート)には新しいSMD6連ホワイトを装着してみました。3mm型LEDホワイトに比べてより白に近づいてきました。また、超小型の四角いボディのため、狭いソケット部分に並べて入ることが判明。両面テープで2個を貼り付けた後、はんだで端子間を並列につないで12連として装着です。リアはカーゴルーム用としても使用するので明るい方がいいんです(^o^)
最近のホンダ車には、ヒューズボックス内にMICU
(Multiplex Integrated Control Unit)なるものが組み込まれており、残光機能やドアロック、ワイパーなどが集中コンピュータ制御されています。ルームランプも制御されており、各ドアでアースに落ちた状態が続くと約3分でランプは自動消灯されます。(但しテールゲートでのアースの場合は自動消灯なし)このMICUは、ハンドル下にあるデータリンクカプラにHDS
(Honda Diagnostic System)と呼ばれる機器を接続して各種診断が行えると共に、ある程度のカスタマイズ機能が存在します。例えば、残光時間も初期設定では30秒ですが、15秒/30秒/60秒の設定変更が可能です。HDSはホンダのディーラーに配備されていると思いますので、変更してみたい方はディーラーへ相談してみてください(^o^)■ 戻る ■