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●ヘッドレストについて

クロスロードのシート、体に合っている人には全く関係のない作業なんですが、合わない私は『もうお〜我慢できん!うっとうしいにゃあ!!(-_-)』・・ぐらいヘッドレストがとにかく邪魔なんです。

ホンダの頚部衝撃緩和シートとは・・

『後方からの衝突時に頭部と体は別々な力を受けてしまうため、頚部への負担が大きくなってしまいます。そこで、衝突時に体を沈み込ませる特性をシートバックに持たせるとともに、ヘッドレストの取り付け位置や角度を最適化。頚部にかかる負担を低減しています。』

最適化って、誰に〜(^_^;)??

 

もともと乗り心地の悪いクロスロード、車がぴょこぴょこ動くとヘッドレストが後頭部につんつん当たってくるんです。これがバケットシート等とは全く異なる非常に不快な当たり方なんですね。形状なのか・・材質なのか・・位置の問題か・・色々と高さを変えてみたり裏返しにしてみたり・・きっとみなさんやってるはず。

でも、どうにもならないので・・曲げてしまいましょう(^o^)/

汚さないように、まずはビニール袋に包んで作業開始。ヘッドレストのシャフト径は12mm、この程度の金属棒なら鉄パイプを突っ込んでグイっとやれば曲がります。難しいのはヘッドレストを分解せずに曲げる事。そのまま力を入れると、間違い無く取付け部を壊してしまいます。

   

で、何か使えそうな物は・・発見!セット物で購入した1/2"(12.7mm)ソケットが工具箱に入ってました。手持ちの一番大きい32mmは挿し込み部分の肉厚もかなりあって頑丈そうです。この挿し込み穴を支点にして曲げることにしましょう。部分的にかなりの圧がかかり、傷や凹み等ができるので、その点は覚悟のうえで(^^;)

万力にソケットを挟んでヘッドレストを挿し込んで・・パイプは、分離式の十字レンチの筒を利用しました。あとはグイっと真っ直ぐ手前に引いて、曲がった感触が得られれば終了。根元から約2cm付近からの曲がりになりましたね。

   

   

シャフトを曲げてしまったので、ヘッドレストが最下部まで降りなくなります。無理に押し下げないように、ストッパーとしてコルゲートチューブでカバーしておけば見栄えも良し。

正確にはシャフト先端部分で本来の中心から約15mmのズレとなりました。また2cm程度上がったヘッドレストの位置は、私の頭に全く当たらないわけでもなく、丁度いい程度。この角度が私には一番合っているようです。本来のヘッドレストとしての機能としては全く問題なし。

クロスロードに限らず、ホンダ車ではこのタイプのヘッドレストには苦情も多いはずなんですが・・(^^;) シート一体型ならともかく、シートから完全分離できる1つのパーツとしてのヘッドレストなんですから、マイナーチェンジでの変更や対策なんて難しい事考えずに、普通にオプションとして角度違いのヘッドレストを出せばいいと思うんですがねえ・・。

 

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