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●D1イグナイタソケット+D2バーナー(6000K)に交換

ヘッドライトはプロジェクター式のD1S型。HIDバーナーとイグナイタが一体化されたHIDの規格品です。HIDもどんどん進化していますね。このD1型のメリットは、バーナーとイグナイタ間の高圧ケーブルがないので、高電圧の接点はなくノイズや断線の心配もない、実に安全かつコンパクトな方式です。と、いいことだらけのD1型ですが、いざ交換となるとイグナイタごと交換になるので、D2バーナーより割高になる欠点もあります。

  

さて、オークションで中国工場直送のD1C仕様(D1S/R共に対応)7,000(2010/1/1)という安価な商品を取付けて約1年。やはり色々と問題点が分かってきました。

まず、接続コネクタ部分の接点不良が発生。本来、イグナイタ側には上下に□型の穴が空いており、ここでロックできる構造なんですが、安価な物には穴が空いていません。中の樹脂部分には一応、片側に穴があるので正確には金属ケースに穴が空いていないということになります。ただ単にコネクタを刺し込んだ状態だったので、振動でコードが少し抜けてしまったようです。

  

  

次にD1型の金属ケースは本体の強度とは全く関係なく、ただのカバーです。おそらく樹脂でできたイグナイタ本体のノイズ対策だと思われます。なので純正品も簡単に金属カバーは外せます。ところが、安価な物はなんとイグナイタ裏蓋が金属ケースといっしょに外れてしまいました(_)・・D1型はヘッドライトユニット内部に取り付ける構造なので、過度な防水性は必要ないとは思われますが、やはりこれはまずいでしょう・・(^^;)

 

そこで、新たにD1イグナイタソケットをオークションで購入。『D1バルブアダプタ この商品はパナソニック製OEM商品を扱ってるISO9001.E11認証の韓国工場製です。細部に亘り精度が違います。』なる商品で、今では約1万円(2011/1/1)で購入できます。金属ケースの仕上げは鏡面ではないものの、純正同様に□型の穴も空いており、明らかに安物とは樹脂部分を含め精度が違いますね。

  

  

  

さて、D1イグナイタソケットが手に入ればあとは簡単。とりあえず、クロスロードに装着していた6000KのD2バーナーを合体。話が前後しますが、1シリーズカブリオレの場合、一番面倒なのはヘッドライト裏カバーを外す作業なんです。金属のロックレバーは簡単に外せるんですが、カバー後ろにある斜めの補強バーと物理的に干渉してしまって、そう簡単にはカバーが外れません。あ〜やってこ〜やって・・とにかく根気が必要、知恵の輪状態です。ウインカー交換用のタイヤハウス内のカバーも空けてじっくり観察しながら外しましょう。金属のロックレバーを一旦ユニットから外す等、少々無理が必要なんです(^^;)

  

カバーが外れたら、イグナイタ前方にある黒いレバーを回して解除&固定です。

・・コメントしながら、やはり考えていること。それは、まず『バルブ』ではなく『バーナー』であって、しかもこのD1はイグナイタでもあるわけですので、『D1バルブ』は絶対違うとして『D1バーナー』と言っていいものなのか・・正式名称は一体何なんだ???

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