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●ポジション球H8をH11に交換

このBMW(E88)のヘッドライト、内側はハイビームじゃなくて大きなスモールライトなんですね。バルブはH8/35Wを減圧点灯させてぼわ〜っと光らせてるだけで、その一部分の光を外側リングにも漏らして4個のイカリング完成となります。実測値で3.94.0Vなので、いくらバルブを交換しても12Vフルパワーでは光りません・・。

HIDバーナーを6000Kに交換すると、ますますイカリングの黄色っぽさが目立ってきましたので、ポジションバルブも交換してしまいました。

35WのH8を他の商品に交換しても、減圧された点灯ではあまり大きな変化が期待できないので、ここは邪道な55WのH11の流用技を使います。物理的な構造上では、H8、H9、H11それぞれのバルブの大きな違いは、口金部分の3方向に向いているツメの幅の違いです。昔々H4バルブがハロゲン化した時にあったような微妙な世界ですね(^^;) W数はH8/35W、H9/65W、H11/55Wが標準のはず。もともとH8やH9は種類も少なく高価な商品ばかりとなりますが、H11は比較的安価なものが流通しているんです。

   

   

バルブ交換だけなら開けづらい裏蓋の隙間からなんとか交換できます。ソケット部分両側のフックを開いてコネクタを引き抜きます。あとはバルブ全体を回転させて解除です。今回はオートバックスで2,000円程度で売られていた5600K仕様なる青いH11バルブを購入。ツメの干渉する部分をニッパで切断して装着します。本来ならば55W→110Wクラスというバルブですので、減圧点灯でもノーマル球より明るくなっています。夜間に眺めると純正よりはっきり青白く見えます。さすがにLED並の青さまでは無理ですが、数万円もするBMW専用LED等への交換に比べれば、コストパフォーマンス的に大満足でしょう(^^;)

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