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●バックカメラを装着

■バックカメラの装着について

BMW専用のトランクリッドオープナー交換タイプのバックカメラを装着しました。オークションで流通している中でも、CCDタイプの物です。説明記述では下記のようになっています。適合車種が怪しいのですが・・(^^;)

適合車種:BMW 5ser. E60 E61 E39 / BMW 3ser. E90 E91 E92 E93 / BMW 1ser. E82 E88

仕様:センサーICCCD / 解像度:480 TV Lines / 広角:170° / 最低照度:0.01 Lux / 防水:IP67/68 / ガイドライン:有

商品は、カメラ本体・配線・コントローラーのキットが白い箱に入ってきました。説明書には日本語はありませんが、特に接続に難しい問題点はありません。

  

 

はめ込み式のトランクリッドオープナーを外して、トランク開閉用の純正マイクロスイッチを外します。

  

 

ここで大問題があることが判明。本来なら純正マイクロスイッチを、キット本体に簡単に移植できるはずですが…。

スイッチの形状が全く違います! 確認すると、どうやら3シリーズなどは中央2箇所に穴が空いているタイプのスイッチらしいのですが、カブリオレは全くの別物です(T_T)/

 

新しく3ser純正マイクロスイッチ注文するか・・まあ、なんとかなるか。もったいない(^^

 

仕方ないのでキット側の爪2本をニッパで切断、平面に仕上げて純正スイッチをプラスチック工作用セメダインで固定。間違いなくこれでは外れるので、更に事務用金属クリップで挟み、そのまま使用することにしました。エポキシ等で完全接着すると純正スイッチが外れなくなり、他商品に交換する場合に新しくスイッチを購入する羽目になりますからね(^_^;)

   

   

マイクロスイッチの先端が当たるように、わずかにスイッチを斜めに取り付けています。そのため部分的にキット側本体を削る作業必須です。また、トランクリッドオープナー交換型とはいえ、すんなりとは入ってくれません。バリ部分や爪部分を臨機応変に削って対処、なんとか装着完了。

 

次にトランクの内装外し。樹脂のプッシュリベットをすべて外し、三角停止板の固定ステーのプラスビスを外せば内装が外れます。

   

 

カメラからのコードは4極3.5mmミニプラグ、トランク内を這わせてジャバラを通します。アーマーオールでジャバラ内部を滑りやすくしておき、コード通しの専用ツールで端子をくわえて、するっと一発で通しました。

   

  

左側テールランプ付近で、キットの車内接続コードとドッキング。ここでバックランプの信号線[/]とアース[]をテールランプ配線から取り出します。

車内接続コードは、1本のコードにまとめられているので引き回しはかなり容易です。末端には黒いコントロールボックスが接続されていますが、蓋を開けて一旦4極コネクタを外してから作業することにします。トランク〜車内〜運転席側スカッフプレート下〜ハンドル右下まで引き込み、再びコントロールボックスと接続。あとはACC電源とアースを接続すればカメラ装着は完了です。

  

 

■モニターへの接続について

モニタはnuvi900のバックモニタ機能を利用します。接続には4極3.5mmミニプラグ→ピン変換コードが必要になりますが、利用するのは映像コードのみ。4極3.5mmミニプラグは規格が統一されていないので流用には注意してください。ビクターの変換コード等、GNDの位置さえあっていればガーミン純正品でなくても流用可能です。

  

  

そのまま太いコードをクレードルに接続すると見栄えも悪いので、スマートフォン用4極プラグ延長コード(セリアの100)を使ってダッシュボード内でピンコードを接続しました。

ちょっとした小技ですが、コードを止める場合、タイバンドで束ねて締めた後、先端を切らずにそのまま隙間に差し込めば、束ねて固定と一石二鳥ですよ(^^)

 

  

nuvi900のバックモニタ設定を「すぐに表示」に変更してすべて完了。早速見てみると・・ガイドラインの赤がナンバー上、黄色がバンパー上・・(^_^;)あまりラインは役に立たないですね。映像はきれいですよ(^^)

 

また、nuvi900そのものにまだバグがあるらしく、画面が切り替わるものの、真っ暗なままの時があります。nuvi900は販売終了モデルで、アップデートも最新版は『 nuvi900日本版 バージョン3.80 (201082) 』で終了しています。それでもダメなんですね。

で、こんな時は裏蓋から電池を抜いて再起動させれば直ります(^_^;)

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