正暦寺

正暦3年(992)、一条天皇の発願により、関白・九条兼家の子兼俊が創建。
寺名は年号にちなんでつけられた。
治承4年(1180)11月、平重衡の南都焼き討ちで、東大寺や興福寺などと
共に炎上したが、鎌倉時代に入り、建保6年(1128)に再興。
本尊は椅子に座った金銅の薬師如来像(重要文化財・秘仏、12月22日のみ公開)。
福寿殿(重要文化財)に安置された孔雀明王像も人目を引きます。


☆正暦寺のおもな年中行事
1.修正会 1月3日・4日・5日
1.人形供養 3月9日
1.薬師会式 4月18日
1.冬至祭 12月22日

☆正暦寺への道案内
車の方は、名阪国道・天理インターから国道169号線を奈良方面 に向かい、奈良交通・下山町バス停の手前を右折すると、あとは正 暦寺への標識が立っています。
また、JR奈良・近鉄奈良駅前から出ているバスをご利用になれま すが、天理行バスに乗車、下山町下車、あとは徒歩で30分以上は かかると思います。