カワセミ護岸

1:完成したカワセミ護岸

2:カワセミの護岸利用

3:カワセミ護岸完成までの経緯

4:各地のカワセミ護岸

5:その他


完成したカワセミ護岸

(一応、カワセミ護岸が完成しました 周囲の工事も、まもなく、終了するでしょう)

完成予想図です。
工事期間は、〜H12.2.22の予定です。
 


H11.11 カワセミ護岸工事開始 開始直後の風景です

左岸は工事が始まり、
右岸は元の崩落したのまま状態です


この右岸に、カワセミの巣穴が、
3箇所ほどありました

H12.3.11 カワセミ護岸完成


 右岸(カワセミブロック:23個)
 左岸(カワセミブロック:28個)
 が完成しました。

 周辺の工事終了までは、
 もう少しです

 3月11日、水路沿いを飛ぶ
 カワセミ君を確認しました

 利用してくれるのでしょうか



カワセミ護岸用ブロック

白く見える部分は、護岸の中に埋設されます

左手の茶色く見える部分が、護岸として露出する部分です

上部は、オーバーハングしており、ヘビ等の侵入を防ぎます

上部から30cmほど下に、巣穴用の直径5cmの穴があります

 

カワセミの護岸利用

これから報告します。

 

カワセミ護岸完成までの経緯

茨城県取手市付近で、探鳥会等を開催している「とりで鳥の会」では、バードウイークに、取手市の生涯学習課とともに、「市民のための探鳥会」を開催し、教育委員会とともに、「市民のためのワシタカの渡り観察会」などを開催しており、行政とのコミニュケーションを得ています  

4,5年前に、利根川の水防訓練が、茨城県の取手市で行われた際、水防訓練にあたっては、河川や河川敷の工事(駐車場を作ったり、利根川の一部を埋め立てたりと、かなり大規模なもの)が必要となるため、利根川下流事務所(建設省関東地方建設局)から、市役所を経由して、とりで鳥の会やその他取手市近辺の動植物関係のグループにコンタクトがされました。そこでは、「河川の工事をするにあたって、動植物への影響を少なくする」ための意見を求めるとともに、このときから、利根川下流事務所とのコンタクトすることができました。

この水防訓練の場所が、今回のカワセミ護岸の場所でもあります。 利根川下流事務所と打ち合わせの際、カワセミの営巣場所,餌取り場所であることも説明しました。

その後、今回の排水路の護岸工事(岸辺の崩落がひどくなっていました)をするにあたって、利根川下流事務所の方から、カワセミ護岸を作りたいということ、及びそのための意見を求められて、カワセミ護岸が実現することとなりました。

◆各地のカワセミ護岸 

日本で初めてカワセミ護岸が導入されたのは、北海道の旭川のようです。

(ここは、後で、追加予定)     

◆その他

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