コニカミノルタランナーズ24時間リレーマラソンin富士北麓公園’13

 熱い夏がやってきました!コニカミノルタ24時間リレーマラソンin富士北麓公園。今でこそ24時間リレーという大会は多いですがこの大会は今回が19回目。いわば24時間リレーの草分けです。そんな伝統ある大会にサムズアップとしては14回目の出場、チャレンジチームは8大会連続通算9回目の入賞を賭けて挑みました。

昨年は大苦戦の10位入賞。。。あんな辛い思いは嫌だ〜!!と戦力強化を誓ったのは1年前。ところが予定していた選手がNGになったり、直前に都合がつかなくなった選手が現れたりでメンバー選考から大苦戦… さらに日程がサロマや北丹沢と言った主力選手が出場するレースと近くなってしまい恒例の練習会&決起集会も開けず…

『入賞を逃すとしたら今年だろうなぁ』個人的にはそんな思いが頭をよぎっていました。現メンバーの殆どは入賞を逃した事が無いので、あの虚脱感に見舞われたら、再起して入賞奪還なんてエネルギーが生まれるのだろうか?もうこの大会にチャレンジする事はなくなるかも?そんな危機感を抱いてもいました。 もしも、そうなったら。。。それも時の流れ。。。仕方ない。。。そう割り切っていたのも事実です。

そんな時、24時間リレー最強市民ランナーチーム・ガゼルのTさんからメールを頂いたのでした。Tさんは私の書いた2008年のレポートをお読みくださったようです。Tさんの所属するガゼルはサムズより数段レベルの高いチームで常にベスト3を狙うような実力を持っています。サムズにとっては雲の上の存在だったのですが、2008年にたった一度だけ交わった事があります。恐らくガゼルにとっては史上最悪の年だった事でしょう。


一方のサムズは快心のレースが出来た年でした。今でもあのデッドヒートを思い出すとゾクゾクしてきます。その当時の事をメールで交換し、レース前にお会いしましょうと言う事になりました。
レース当日お会いすると、ガゼルのAチームは優勝を狙うとの事。となれば、私たちも何とか入賞の座を守り、心からガゼルの優勝を祝福したい!そんな気持ちにもさせられ、モチベーションがぐっと上がってきました。

    ■過去の順位
2000年 74位
2001年 36位
−−−−−−−−−(ここから複数チームで参戦)
2002年 10位
2003年 11位 ※残り1時間で逆転される
2004年 11位 ※1分差まで追い詰めるも入賞逃す
2005年 08位
2006年 10位

2007年 18位 ※台風の影響で6時間に短縮
 
2008年 09位
2009年 06位
2010年 05位
 ※チーム最高順位
2011年 06位 ※チーム最高周回数(243周)
2012年 10位 

24時間リレーの戦績(2002年以降)
10戦8勝2敗


レースレポートに入る前に、まずはサムズアップ侍青(サムライブルー)のメンバー紹介です。


ネクちゃん  Bチーム HANZAさん Dチーム
サムズアップ結成以来、ずっとこの大会に出続けている中心メンバー。今年もリーダーとしてチームを引っ張ります。接戦になった時の非情采配には泣く子も黙る(14年連続14回目)
サムズアップ24時間リレーでは門番のような存在『俺を越えられない奴はクビだぁ!!』的な??? 
(13年連続13回目)
マツさん     Cチーム ひらさん    Bチーム
目標を立て、それをクリアしていく緻密さを備える一方で、若手とのパイプ役を務める貴重な存在。ムードメーカーとしての期待も大きい (6年連続6回目)
ブレーキの効かない暴走機関車は、いまだ顕在!! 
押して押して押しまくる
(6年連続6回目)
よっちさん    Aチーム うべっちょさん    Aチーム
不同のエース!この1年は故障に悩まされたが、何とか間に合った。チームの軸として今年も獅子奮迅の働きを見せる (6年連続6回目) ダブルエースとしての期待大、よっち・うべっちょの2枚看板でチームを入賞へ導く
(3年連続3回目)
ミズノっちさん Dチーム おーじさん Cチーム
紅一点。満身創痍の身体で今年も果敢にチャレンジする。あんまり自分をいじめるなよぉー
(3年連続3回目)
今年は夜間からの合流で、どれだけのパフォーマンスを発揮できるか期待!? いや不安???
 (2年連続通算7回目)
ひあーるさん  Cチーム さとうそさん Dチーム
北麓の悲劇を知る貴重なメンバーの1人。チームの主力として根性の走りをみせる(?回目) 昨年からシリアスチームへ転向。経験を活かしどこまで突っ走れるか期待。夜間からの合流がどう影響するかがカギ(2年連続2回目)
ねもっちゃん  Dチーム ペーニョさん Cチーム
2009年以来久々の復活出場。自衛隊で培った体力と根性を今年も発揮する(通算2回目) ノリにノッテるお祭り男が、北麓の坂をどう攻略するか?が見ものだ(初出場)
うえださん  Aチーム さとうせさん Dチーム
エースよっち&うべっちょの後輩。となれば期待は当然大きいです。ダブルエースからトリプルエースへ!羽ばたけK大三羽ガラス (初出場) ねもっちゃんの後輩? 男は黙って仕事する!!的な雰囲気を持つ(初出場)
T.K  Bチーム
何だかんだ言って今年も出場。そろそろ椅子を譲るから、みんな遠慮しないで抜いていってね (^_^;)
(14年連続14回目)

他チームの戦力分析

上位2チームが欠場ではあるものの、昨年、終盤まで10位以内にいた『世界のはらだい』は『世界のれおっち』として出場、他にもMRC(ミズノRC)や国際ランナーばかりの『激走(国立競技場練習会仲間)』などランク外のチームもエントリーしており今年も苦戦が予想されます。キャプテンの予想では入賞ラインは235周。1周1.6kmをチーム平均6分7秒で走らなければなりません。1km3分50秒ペースです (*_*;


■前年の結果

01位 おきゃんぴーA    266周23:55:22 
02位 ガゼルと愉快な仲間達 265周23:57:14 
03位 中大同A       256周23:54:19 欠場
04位 レッドリボン軍    256周23:57:09 欠場

05位 梶原オールスターズ  255周23:59:18 
06位 筑大同A       249周23:58:27 ※1
07位 カタリバランナーズ  242周23:54:21 
08位 TKB48      241周23:56:28 
09位 Baby Stars 241周23:58:05 
10位 サムズアップ★侍青  238周23:59:01 
11位 世界のはらだい    233周23:51:34 ※2

※1『陸の孤島と呼ばないで』というチーム名で出場

※2『世界のれおっち』というチーム名で出場      


スタート 予報では酷暑との事でしたが、現地に着いてみると雲がところどころに存在し思ったほど気温は高くありませんでした。この気象条件だと人数が少なくてもスピードのあるチームが有利です。バテて離脱する選手がいなければ最後まで押し切られてしまいます。

サムズアップは定員枠15名をフルに使っているため平均ラップはそれほど高くありませんが、消耗戦になった時には大崩れせず持ちこたえる事が出来る布陣なので、走りやすい気候というのはチームの順位を考えればあまり歓迎できません。個人的には歓迎ですが。。。



レースは定刻通り10時にスタートしました。サムズはいつも通り走力が高いと思われるメンバーから順に襷を繋いでいきます。恐らく他のチームも同じでしょう。
1〜2巡周った時間帯2時間くらいで大体の勢力図が見えてきます。2時間経過時点での順位は14位。目標とする入賞圏内(10位)との差は2分。まずまずの立ち上がりです。上位陣はほぼ入賞常連チームで占められていますが、入賞ボーダーラインには12名エントリーのチームが4チームあるので、この辺りとの戦いになりそうです。

3時間経過 サムズのローテーション的には3巡目に突入。常連メンバーになると、この辺りで自分の調子が良いのか悪いのかなんとなく分かってきます。私は悪くはないのですが、体重を昨年より5kgほど絞っていたのに、その効果は感じられず、ちょっと自分への期待度が下がりました。
順位は11位に浮上。7位〜10位が2分差で、ひしめき合う中それを約1周遅れで追走する形になってきました。1周ならばまだまだOK!! でもこれ以上は離されたくありません。

4時間経過 3巡目のローテーションが終わり4巡目に突入しています。1巡目のチーム平均ラップは6分ジャスト、2巡目が5分59秒、3巡目が5分58秒。このペースでいければ240周となりますが、そうは問屋が卸しません。経験の浅いランナーや調子の悪いランナーは、早くもこの辺りからペースダウンし始めます。
サムズアップの順位は依然として11位。10位世界のれおっち(昨年11位)とは1周+1分差。9位激走とは1周+3分差。まだまだ先は長いですが差が開き始めていると言う状況は思わしくありません。

5時間経過 4巡目のローテーションが終わり5巡目に突入したところです。ここまでサムズアップは夜間に合流する2名を除く13名で襷を繋いでいますが3巡に1回は紅一点、唯一の女性ランナーミズノッチが抜けるという変則ローテーションが組まれています。したがって1巡するのに、1時間12分〜1時間18分です。
自分が走り終わり、呼吸が整って落ち着くまで5分、その後エネルギーや水分補給をしたり、横になって休養したりするフリーな時間が1時間、次の出走までの準備時間(ウォーミングアップ含む)が10分。こんな感じでインターバルは過ごしています。
5時間経過時点での順位は11位で変わらず。しかしながらその差が2周と開いてしまいました。8位〜10までの3チーム(8位早大ホノルル、9位激走、10位れおっち、)は僅か30秒差の大接戦を演じています。この輪の中に加わりたいところですが…



6時間経過 この1時間の間にアクシデントが発生してしまいました。5巡目のローテーションで、ねもっちゃんが苦痛に顔を歪めて戻ってきたのです。ラップは前走より30秒近く落ち込み7分台になっていました。走り終わって様子を聞くと下り坂で腰に激痛が走ったとの事。序盤戦で予期せぬアクシデント発生です。
とりあえず1本ローテーションを抜いて様子を伺う事にしました。一過性のものであって欲しいと願う本人、そしてメンバーたち。順位は11位で変わらず。こう着状態に入ってきました。大苦戦した昨年の悪夢が蘇ります。。。

7時間経過 6巡目のローテーションはミズノッチとねもっちゃん2名が抜けて11名で回しました。平均ラップは5分56秒。8位〜10位争いの中かられおっちが抜け出し始め、ターゲットは激走と早大ホノルルになりました。その差は1周半。少しが差が詰まりましたが、まだ射程圏とは呼べません。
一方で12位のMRCとは1周差となり11位の座はしっかりとキープできています。入賞圏への挑戦権はしっかりと握れているようです。



8時間経過 時刻にして夕方6時。時折小雨が降るという走るうえでは恵まれた気象条件でここまで進んできました。暑さで持久戦になるという戦前の読みは外れ、好条件を盾に先行する12名チームが、このまま逃げてしまうのでは…という不安が脳裏をかすめ始めました。
そんな時、途中経過がチームに活気をもたらしたのです。順位は変わらず11位なのですが、その差が2分30秒にまで詰まっていました。ターゲットは10位の激走です。この1時間で1周近く縮めた事になります。これはイケる!尻尾をつかんだ! 沈滞ムードだったチームに明るさが戻ってきました。レースは全体の1/3が終了。
ここで10位以内に入れれば、今後の作戦が進めやすくなります。あとはアクシデント発生のねもっちゃんの復活と夜間合流2名の到着を待つばかりです。

9時間経過 この1時間の間にねもっちゃんのローテーションが回ってきました。約2時間30分のインターバルを取ってのリスタート。何とか復活してくれ!と願いましたが、競技場に戻って来た時の姿はあまりにも痛々しく、歩くのも辛いのではと思うほどでした。ラップは7分48秒まで落ち込んでしまいました。
数時間の休養で復活できるような軽傷ではなかったようです。何とか夜間のローテーションに加われるよう、長時間の離脱を決断し、残ったメンバーで襷を繋ぐ事になりました。これも24時間リレーです。いや、これこそが24時間リレーなのです。
順位の方は、8時間経過時点では、今すぐにでも入れ替わるのではと思っていましたが、この1時間殆ど差が詰まらず、依然として2分以上の差があります。10位激走が後続チームの存在に気付きプッシュしていたのかどうかは分かりませんが、こちらとしては追う側の強みを利用してプレッシャーを掛けるのみです。

10時間経過 10位激走の背中がなかなか見えてきません。依然として2分近くの差があります。時刻は20時。21時からは3名1組で5巡まわす夜間ローテーションに入ります。1組90分〜100分×5組なので、次に全員顔を合わせるのは、7時間後になります。このあと1時間は、その準備のため、夜間最初に登場するAチーム(精鋭)を除くメンバーで回していきました。
チーム平均ラップが落ちないよう必至の走りが繰り広げられました。何とか10位にランクインして夜間ローテを始めたい!そんな思いを込めて襷を繋いだのです。

11時間経過 通常のローテション(基本全員で回す)が終了し、夜間ローテーションに入りました。まずはA組。学生時代陸上部に在籍していた3名によるエースチームの登場です。3人で1時間30分襷を繋ぐと言う苛酷ローテーションにも関わらずチーム平均ラップは5分45秒。ついに10位激走を捉え入賞圏内の10位に浮上しました。さらには9位早大ホノルルとの差も4分に迫り射程圏に入ってきました

12時間経過 Aチームの夜間ローテが終わりBチームのローテが始まりました。私はこのBチームに所属しています。Aチーム同様1チーム3名、1周交替で1人5周(チーム計15周)襷を受け持ちます。BチームはAチームに次ぐ走力ですが1周6分平均は維持できず、チーム平均ラップは6分17秒。キャプテン鶴ちゃんの快走に助けられました。
Bチームのローテーション途中で13時間が経過しました。10位の座を守り、11位激走に2周半の差をつけ、9位早大ホノルルとの差はわずか7秒にまで詰め寄りました。



14時間経過 Bチームから襷を受けたCチームが走っています。私はこの時間帯仮眠に入っていたので詳しい状況は分かりませんが、個人のラップを分析するとかなり苦戦していたようです。周を重ねるごとにラップは落ちていき最終的なチーム平均ラップは6分52秒となっていました。それでも10位の座はしっかり守り11位激走に3周差をつけ安全圏に突入しました。
9位早大ホノルルとは1分30秒差と言う事で少し開きましたが、まだまだ射程圏です。

15時間経過 Cチームの夜間ローテが終わりDチームがスタートしました。当初の予定ではA〜Eまで3名×5チームの夜間編成でしたが、ねもっちゃんのアクシデントにより5チーム編成が困難となりDとE合体させて5名によるローテーションとなりました。ここには夜間合流した、さとうそさん、おーじさんというフレッシュな2名が加わってラップの引き上げをもくろんでいました。
結果、平均ラップ6分38秒で2時間20分の担当が終了しました。このローテーション中に17時間が経過、その時点での順位は10位で11位激走との差は2周+4分。入賞安全圏を維持できていましたが、9位早大ホノルルとの差は1周+2分に広がり、ランクアップは難しい状況になってきました。



午前3時35分、残り時間が6時間30分を切り、夜間ローテーションが終わりました。
ここからは走れる状態にあるものを優先させて走るスクランブル態勢に突入します。昨年はこの時点で11位、10位と3周差で玉砕覚悟のスクランブルを掛けた時間帯です。
それに対して今年は10位。11位に3周近くの差を付けており9位も狙えそうな微妙な位置でした。昨年同様、ラップの良い選手に絞り込んで9位を捉えに行くか、11位との差をにらみつつエース格を温存して守りに入るか…
難しい判断を迫られました。



そしてキャプテンの下した決断は…

まずは出来るだけ多くのメンバーでローテーションを組み、上位、下位との差をにらみつつ次の手を考えようと言う事になりました。もっとも恐れなければならないのは選手にアクシデントが続発して走れるメンバーが減ってしまう事です。こうなると平均ラップがガタ落ちして下位のチームに急追される可能性があります。
『9位を狙いにいって、11位に落ちる』これは避けねばなりません。リスクが大きいエース格に負担が掛かる特別なローテーションは避けて、下位に差を詰められた場合、または上位との差が詰まり射程圏に入った場合のオプションを取っておこうと言う決断がなされました。

19時間経過 順位は変わらず10位。9位との差は1周+1分、11位との差は4周+1分。残り5時間となり、10位はほぼ確実な感じですが11位激走は福岡国際マラソン出場資格者で占められているという情報もあり油断はできません。一方9位との差は、同一周回になかなか持ち込めず射程圏とは言い難い状況でした。仕掛けるべきか?悩ましい状況が続きます。



20時間経過 相変わらず10位。9位との差は約1周、11位との差は4周+4分。あまり変化はありません。9位早大ホノルルとは、ほぼ同じペースで走っているようです。チームの平均ラップは6分20秒。最速が5分33秒、最遅が6分44秒で、ラップ上位6名に絞り込めば平均ラップを6分程度にまで引き上げる事ができます。1周につき20秒縮まるので18周で(約1時間30分後に)追いつく計算になります。18周だと6名で3巡なのですが選抜メンバーの疲労度は濃く、また9位へのランクアップに対するモチベーションも、そこまで上がりません。またここで仕掛けても9位早大ホノルルが下位との差を睨みつつ調整しているとしたら差を詰めたとしても、スパートを掛けられれば逃げ切られてしまいます。これがもしも、11位→10位狙いならば、作戦選択の余地はなく勝負を掛けるのですが、10位確実という状況が判断を鈍らせました。

結局、このままのローテーションで最後まで行き、上が落ちてきたらラッキー! 下に迫られたら仕掛ける!という安全策を選択する事になりました。



21時間経過 9位との差は1周、11位との差は5周
22時間経過 9位との差は1周、11位との差は5周+2分

ゴールタイム2時間前にして、結果がみえてきました。

上位、下位との差は大きく変わらず、24時間のフィナーレが近づいてきました。
アンカーは、大会を通じて好調だったうべっちょが担当する事になりました。
リレーゾーンクローズの2分30秒前に襷を受け、2周して、23時間53分58秒で最後の周回を終えました。



最終順位は以下の通りです。

001 273周 23:58:48 GAZELLE       (02) 社会人
002 268周 23:55:29 おきゃんぴーA    (01) 大学生
003 262周 23:59:38 陸の孤島と呼ばないで (06) 大学生
004 251周 23:53:38 梶原オールスターズ  (05) 社会人
005 247周 23:56:22 Baby Stars      (09) 社会人
006 246周 23:59:32 TKB48         (08) 大学生?OB?
007 245周 23:56:25 カタリバランナーズ  (07) 社会人
008 232周 23:53:16 早大ホノルル     (--) 大学生
009 232周 23:54:33 世界のれおっち    (11) 大学生
010 231周 23:53:59 サムズ★アップ侍青  (10) 社会人
---------------------------------------------------
011 226周 23:55:07 激走         (--) 社会人
101 170周 23:59:25 サムズ★アップ撫子 惜しくも飛び賞逃す
※()内は前年の順位

入賞チームの顔ぶれをみてみると、前年入賞して今年出場した8チームは全て入賞。前年11位だったチームが9位と言う事で、今年の入賞チームのうち9チームは前年11位以内という結果になりました。
入賞ラインの231周というのは前年238周に比べるとかなり低いですが、気象データを比較してみるとスタートから8時間の平均気温が前年は25度だったのに対し、今年は28度と言う事で、この辺りも少なからず影響していたのかもしれません。優勝は今回親交を持たせて貰ったGAZELLE!! 大学生チームをねじ伏せて悲願の優勝と言う事で、大きな拍手を贈りたいと思います。

結局9位だった早大ホノルルは8位にランクアップし、9位にランクダウンした世界のれおっちとサムズアップとの差は1周以内に迫っていたので、勝負掛けていたら!?という気はしないでもないですが、それはレースが終わって気持ちが落ち着いているから言える事で、あの場では精いっぱいだったような気がします。
一方、もう1チームのサムズアップ撫子チームは、飛び賞の100位を最後の最後まで争った挙句、惜しくも101位。ダブル入賞とはなりませんでした。

通算14回目の参加となったコニカミノルタ24時間リレーマラソンin富士北麓公園。
チャレンジチームは、通算9回目(8大会連続)の入賞を果たし、来年は区切りの10回目を目指します。GAZELLEのように優勝!というようなまばゆい光を放つ事はできませんが、ぼんやりとした光でも長く放ち続ける事で存在感は示せたように思います。

一方で、『入賞を逃すとしたら今年だろうなぁ』という不安は良い方に外れましたが、チームとしてのモチベーション、戦力は、ともに昨年より落ちていた事は否めません。来年区切りとなる10度目の入賞を目指して、私も含めラップを落としてしまった選手は巻き返しを誓い、初出場だった選手は今年の苦しい経験を活かし、そして故障やアクシデントで力を発揮できなかった選手はリベンジを果たすべくまた来年、この地に集まる事でしょう!! 何はともあれ、入賞出来て本当に良かったです♪





結構いい歳した大人が集まって、若い大学生らと必死になって張り合って、走る事に興味の無い人にとっては『何やってんだか・・・』と冷ややかな反応されたりもしますが、この歳で夢中になって、熱くなって、本気になれる遊びがあるって幸せな事だと思います。こんなチームですが、一緒に襷を繋いでくれる方いらっしゃいましたら歓迎します♪ 一緒に
楽しく走り、愉快に騒ぎましょう!!


サムズアップ★侍青&撫子(なでしこ)

kanekotak@tim.hi-ho.ne.jp
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