直線上に配置
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コニカミノルタランナーズ24時間リレーマラソンin富士北麓公園’10 −新たなる領域へ−

 今年も熱い、熱い24時間リレーマラソンがやってきました。気温が低くたって、仲間の思いだけで、熱くなるのに、今年は気温まで高くなって、ジリジリと焼けるような灼熱の太陽のもと、熱いレースが繰り広げられました。

6度目の入賞と過去最高順位を目指して・・・
これまで、上位入賞を目指すチャレンジチームを編成して挑んだこの大会での戦績は7戦5勝2敗。入賞を逃した2回はいずれも僅差の11位。あの悔しさは、棺桶に入るまで忘れない!ってくらい悔しい思い出ですが、今のメンバーで、それを経験しているのは、自分を含めてわずか4名。台風で短縮レースになった2007年を除くと、現在4大会連続入賞中で、入賞なんて当たり前!のような雰囲気さえ漂います。目標は10位入賞!!なんて言うと、謙虚なんだから〜と言われてしまいそうで… それでも、やっぱり目標は入賞。欲張って、さらに上を目指すならば、過去最高順位(5位以内)ってところでしょうか?

   
■過去の順位
2000年 74位
2001年 36位
−−−−−−−−−(ここから複数チームで参戦)
2002年 10位
2003年 11位 ※残り1時間で逆転される
2004年 11位 ※1分差まで追い詰めるも入賞逃す
2005年 08位 ※238周を記録(チーム記録)
2006年 10位

2007年 18位 ※台風の影響で6時間に短縮
 
2008年 09位
2009年 06位
 ※チーム最高順位
2010年 ??位


24時間リレーの戦績(2002年以降) 
7戦5勝2敗


大会ルールの変更・・・
今大会から、1チームの定員が15名(今までは12名)に拡大されました。何故?そうなったのかは分かりませんが、これにより戦術面では色々とバリエーションが増えます。単純に3名増えたからと言って、今まで12名でグルグル回していたものを15名に増やせば良いという訳にはいきません。走力に差があるメンバー編成では尚更の事。メンバー全員が均等に走るのではなく、レベルの高い人はより多く(かと言って多すぎず)、レベルの低い人は少な目にして1本1本の速度を速められるような戦術を考えねばなりません。ここを間違えれば、15名に増えて負荷は軽くなったけど、記録はあんまり変わらない!なんて事になりかねません。でも、そこはわがチームのキャプテン、ネクチャン! この大会を知り尽くしている男だけあって、見事な戦術を練ってくれました。

今年も集まったバカな大人たち・・・
7月の3連休に、富士北麓公園なんて言う辺鄙な場所に3000人以上の人が集まって、24時間もグルグルと同じところを周る競技がある。しかも襷をつけて、ほぼ全力疾走…なんて話をすると、ランナー以外の人には大抵、笑われます。なかには興味を持って食いついて来る人もいますが、ほとんどは呆れたような冷やかな笑いだったりします。冷静に考えれば、それはそれで正しい反応なのかもしれません。40歳を超えたおっさんが、何を真剣になって走りまわるのか…ただの遊びじゃん。バカじゃないの!?と言われても反論はできません。バカなんですから。でも遊びだからこそ、真剣になって、バカバカしい事をやるところに意味があるのです。バカになって1つの事に集中する事が尊いのです。私の崇拝する?我武者羅応援団が唄う歌『We are beautiful』にはこんなフレーズがあります。『そこに理由や意味は無くとも、バカも極めりゃ美しい!!』その通りなのです。そして今年も15名の愛すべきバカ者たちが揃いました。

ネクちゃん HANZAさん
サムズアップ結成以来、ずっとこの大会に出続けている中心メンバー。出会ったころは、あどけない雰囲気だったのに、すっかり逞しくなっちゃって、今や名実ともにリーダー。
チーム最年長とは思えない若々しさ。しかも居るだけでチーム落ち着かせてくれる存在感は貴重。『北麓の悲劇』を知っている数少ないメンバーの一人。

タカさん

ふじもっちゃん
4年ぶり?の復活。彼も、『北麓の悲劇』の生き証人。ここ数年、この大会から離れている間にパワーアップしており、速いランナーから強いランナーへ進化。エース格の一人として期待大。 毎年進化してくるその姿は今年も期待度大。終盤に見せる粘りの熱い走りには、心を揺さぶられます。
(3年連続3回目)

マツさん

ひらさん
きっちりと目標を立て、それをクリアしていく緻密さを備える一方で、チームに明るさを運ぶ貴重な存在。
(3年連続3回目)
一言で表現するなら、ブレーキの効かない暴走機関車。思いのまま、気の向くままに突っ走ります。『燃え尽きるまで突っ走れ、あとは野となれ山となれ』を実践しちゃうタイプ?(3年連続3回目)

じょーじさん

SUGIさん
ロードはめったに走らない山男。北麓の急なコースも全く苦にしないタフさが持ち味。初出場でもブレイクすること間違いなし。(初出場) 一時の不調を乗り越えて復活。このレポートを読んで入会したと言う“24時間リレー男”の調子が、このチームの浮沈を握る大きなカギだったりして?(2年連続2回目)

おーじさん

よっちさん
元祖・入賞請負人。普段は、のほほんとしているのに、やる時はやる。2006年の『俺、絶対入賞したいっすよ。』は名言大賞でした。
(5年連続5回目)
チーム最年少にして不動のエース!走りもさることながら、発言もエース級。クールな見た目とは正反対の性格で、前に居るランナーは、ことごとく捕らえます。(3年連続3回目)

sakanaさん

ハルさん
もともとはファンランチームで走る予定でしたが、大会1カ月前に急きょ、抜擢されたメンバー。ここをSTEPにひと皮むけます。(チャレンジャーチームとしては初出場) 夜間合流要員として参加。仕事が終わって会場へ来て、夜間の一番きついところを救います。少ない出番で発揮される高いパフォーマンスに期待大。(チャレンジャーチームとしては初出場)

いながきさん

エスパシオさん
今回のメンバーで唯一の助っ人。キャプテンネクちゃんの推薦でメンバー入り。未知の実力に期待
(初出場)
今大会で引退を表明しているベテランランナー。ど根性おやじの花道をみんなで飾ろう!! でっかいトロフィーを渡そう!!が今回のキャッチフレーズ。(5年連続5回目)

T.K
私。。。 気がつけば40歳を超え、チーム年長者ベスト3入り。ネクちゃん同様、北麓を知り尽くしているが、知り尽くしているだけに走るのが怖かったりして・・・ レース終盤リレーゾーンに姿が見えなくても探さないでね。。。


他チームの戦力分析
2009年大会では6位を獲得したサムズアップ。今回の出場チームを見渡してみると、前回上位だったチームのうち、チーム嵐が欠場(良きライバルチームだったので非常に残念)。他に岩本接骨院、HONDA−RCも名前が見当たりません。代わりに中央大学陸上同好会という過去に何度も優勝している強豪チームが参戦。このあたりを差引すると、大会前推定ランキングでは4位? しかしながら前回1つ下の順位だったガゼル(柏OB )が15名バッチリ揃っているので手ごわそう。他に筑波大系のサークル(TKB48)もエントリーされており、その辺を考えると前年以上の順位が目標!と言うのは、絶妙なラインに思えてきました。

前年の結果
01 042 穴があったら入りたい 252周 23:55:39.2 394.128km  ※筑波大学(思いやり@ちどりの名前で出場)
02 085 岩本接骨院      243周 23:54:53.7 380.052km  見当たらず
03 175 Honda‐RC   238周 23:52:50.3 372.232km  見当たらず
04 131 チーム嵐       234周 23:56:04.6 365.976km  見当たらず
05 016 早大同雨       231周 23:52:52.9 361.284km  ※出場
06 056 サムズアップ★流星組 228周 23:53:28.8 356.592km  ※出場
07 140 柏VAAMIX    227周 23:53:12.2 355.028km  ※出場(ガゼル)
08 071 MRC〜完全燃焼   226周 23:53:40.1 353.464km  見当たらず
09 148 乙造・凸造・頑張造  226周 23:53:44.6 353.464km  見当たらず
10 015 早大同◎晴◎     220周 23:50:53.9 344.080km
 ※出場



スタート
前回はじっとしていると、少し肌寒いくらいの気象条件でしたが、今年は、じっとしていてもジリジリと肌が焼けていくような日差しの強さ。真っ青な空と、ところどころに浮かぶ白い雲。スタート前から暑さを覚悟せざるを得ないような気象条件となりました。8時に会場入りし、手際良くテントの設営を行い、中央自動車道の大渋滞に巻き込まれているメンバーの到着を待ちつつ、出走準備を整えました。そしてAM10:00 照りつける太陽の元、第16回コニカミノルタランナーズ24時間リレーマラソンin富士北麓公園の火蓋が切られたのでした。サムズアップのオープニングランナーは、よっちさん。『またまたかっ飛ばしてくるんだろうね』なんて言っていましたが、想像をはるかに上回る4分44秒(1周1.6km)全体の3位で戻ってきました。これには驚きを通り越し、皆あきれるばかり。。。

    

最初の1巡は全員で襷を繋ぎ、1巡したところで順位は6位。まずまずの立ち上がりです。このあとは走力レベル別に分けられたグループごとに出走回数を変えていく変則フォーメーションで平均ラップを高水準で維持していく作戦です。2回に1回休める人。3回に1回休める人。8回に1回の人などなど、グループによって出走回数を変えていきます。

    

順位は以下のような経過をたどっていきました。

経過時間 順位 上位チームとの差 下位チームとの差
2時間後 6位 1分差 8秒差
3時間後 6位 1分差 1分50秒差
4時間後 6位 12秒差 4分差

    

4時間が経過した時点で、5位の背中が見えてきました。一方で7位との差が少し開きました。力の差が少しづつ現れ始め、全体的に縦長の展開になってきたようです。

経過時間 順位 上位チームとの差 下位チームとの差
5時間後 5位 4分30秒差 1分30秒差

5時間が経過したところで、5位にランクアップしました。次の目標4位はライバルチーム?のガゼルです。一方で6位に後退したIRL陸上部というチームは、11人の編成と言う事で少しペースが落ちてきたようです。この時点で強敵視していたTKB48は9位、早稲田同好会は15位と言う事で、少し出遅れています。しかしながら学生チームは、一気に捲り上げてくる事が多々あるので油断はできません。

(2時間、飛んで・・・)
経過時間 順位 上位チームとの差 下位チームとの差
7時間後 5位 1周+2分差 1分7秒差

1つ上を行くガゼルとは、1周以上の差をつけられてしまいました。サムズアップの平均ラップは安定して5分50秒〜55秒を維持しているので、ガゼルのペースが上がっているようです。一方で1つ下のIRL陸上部との差は、なかなか拡がらず、5位安泰とは言い難い状況でした。時刻はPM5時。少し涼しくなり始めました。

    

私自身の状況は、なかなか好調でした。ここまで5分台をキープし続けてこられたのは3本に1本休めると言う変則ローテーションが多分に影響してのものだと思いますが、1週間前の練習会に比べると明らかに身体の切れは良かったように思います。疲労の度合いも、それほどなく、この感じならソコソコ行けそう!そんな風に思っていました。

経過時間 順位 上位チームとの差 下位チームとの差
8時間後 5位 1周+3分差 3分差
9時間後 5位 1周+5分差 3分差
10時間後 5位 2周差 3分差

スタートから10時間が経過して、完全に日が暮れました。サムズアップは、この時間帯から夜間ローテーションに入ります。順位の方は、大きな変動はなく5位というポジションが固まりつつあります。出来る事なら上位チームとは1周以内、下位チームとは1周以上の差をつけたいところですが、この時点では逆の形になっていました。

PM8時 恒例の花火とともに場内放送が終了し、長い長いナイトセッションへと移行していきました。


 

私の出番は、PM11時30分頃の予定です。3時間30分ほどの仮眠をとって次の出走に備えます。テントで寝るのは落ち着かないので、車の中で仮眠をとる事にしました。私が寝ている間に走行していたのはAグループとBグループ。どちらも精鋭揃いです。目が覚めたら順位が1つ上がっていたりして?そんな思いを胸に短い眠りにつきました。

経過時間 順位 上位チームとの差 下位チームとの差
11時間後 5位 1周+5分差 1周+2分差
12時間後 5位 1周+1分差 2周+3分差

Aグループの快走で、4位ガゼルとの差が1周+1分にまで縮まる一方で、6位IRL陸上部との差が2周+3分にまで拡がりました。

経過時間 順位 上位チームとの差 下位チームとの差
13時間後 5位 1周+4分差 3周+3分差

Bグループの走行が始まり、4位がガゼルから梶原オールスターズに変わりました。ガゼルは3位に上昇。さすがです… 一方で下位のIRLとの差は3周以上に拡がり、安全圏に入ってきました。

PM11:30が過ぎたあたりで、BグループからCグループへ交替になりました。A・Bに比べるとやや走力の劣るCチームですが、人数を少し増やす事でラップの落ち込みを抑え、またフレッシュな状態のハルさんが加わる事で平均ラップの引き上げに掛かります。



私にとっては最も苦手とする夜間走行です。もともと暗いところが好みではないので、嫌なのですが、そんな状況で目一杯走る下り坂は恐怖心とのせめぎ合いになります。ここで抑えてしまえば、その後の直線にスピードを繋げられずラップが伸びません。かと言って、無理して突っ込んで転倒でもしてしまえば、人数の少ない夜間ローテーションでは致命傷になり兼ねません。去年までは3人でまわしていたので1人欠けたらアウトでした。



ところが今年は4名。ハルさんが加われば5名となるので、もしも1名欠けても何とかなります。その心のゆとりがあったので、思いっきり攻めてみました。その結果、夜間の4本を、6分12秒、5分55秒、5分56秒、5分57秒という昼間とさほど変わらないラップで切り抜ける事ができました。

経過時間 順位 上位チームとの差 下位チームとの差
14時間後 5位 2周差 3周+5分差
15時間後 5位 2周+4分差 3周+4分差
16時間後 5位 3周差 3周+4分差


3位、4位の争いが激しく、順位速報画面を見るたびに順位が入れ替わっていました。この時点では3位梶原オールスターズ、4位ガゼル。両チームで争っているからか、関係ないのかは分かりませんが、サムズアップとの差はまた2周以上に拡がってしまいました。一方で下位の方では、6位のIRL陸上部が後退し、Baby Starsが順位を上げてきました。

Cグループの周回が終わり、襷はDグループへと渡って行きました。

経過時間 順位 上位チームとの差 下位チームとの差
18時間後 5位 4周差 3周差

Dグループ終了時点で4位ガゼルとの差は4周。下位IRL陸上部との差は3周となりました。上をいく3位、4位の争いは激しく、また下を行く6位、7位の争いも激しいのですが、サムズアップが位置している5位というポジションだけは無風状態。気楽と言えば気楽なのですが、この時間帯で目標を見失ってしまうとモチベーションが下がり、走るのが少々辛くなり始めます。

AM4:00 夜間のローテーションが終了し、いつもなら最後のスクランブル態勢へと移行するのですが、スクランブルを掛ける相手が見つからず少々、拍子抜けの感じがありました。


経過時間 順位 上位チームとの差 下位チームとの差
19時間後 5位 3周+3分差 3周+2分差
20時間後 5位 3周+4分差 3周+5分差

結局、スクランブル態勢で2巡したものの状況は全く変わらず、スクランブル態勢は解除。残り4時間を切り、全員でまわす通常のローテーションに戻しました。


経過時間 順位 上位チームとの差 下位チームとの差
22時間後 5位 4周+4分差 4周差

    

AM8:00 残り2時間を切りました。この時間帯になると会場全体がソワソワし始めます。レースの終わりに向けて応援が、より賑やかになり、カウントダウンに向けて盛り上がっていきます。サムズアップはと言うと、完全に順位が固定していて、残すは、誰がアンカーにつなぐかと言う計算に入りました。リレーゾーンは終了15分前にクローズされてしまうため、上手くつながないとアンカーに襷が渡らず、前の走者が、レース終了まで走り続けなければならないという事態に陥ります。今年の場合、そうなっても上下のチームが離れているので、大きな影響はないのですが、このレースで引退表明しているエスパシオさんにアンカー襷を渡さずには終われないという事で緻密な計算がなされました。

    

そしてAM9:41(リレーゾーンクローズ4分前)絶妙なタイミングで最後の襷リレーが行われ、アンカーのエスパシオさんが走りだしました。走る前に『ゆっくりで良いので、思いっきり北麓のコースを噛みしめてきてくださいね!』と伝えると、『ゆっくりと走ったら涙が溢れてしまうから…』と語っていたエスパシオさんは、ど根性おやじの名前の通り、ラストの2周も目一杯、熱苦しいまでの走りを披露してくれました。

    

そしてAM10:00 カウントダウンの終了とともに、長くて、熱い24時間が終了しました。チーム間の壁を取っ払って、全員で完走の喜びを分かち合います。目の前を通過するチームとハイタッチを交わして、お互いの健闘をたたえ合いました。24時間走ってきて、この時間帯がもっとも楽しいひとときかもしれません。この瞬間を味わうために走ってきたと言っても過言ではありません。

    

最終順位は以下の通りです。
01 中央大学陸上同好会  255 23:58:33
02 思いやり@ちどり   252 23:58:13
03 ガゼルと愉快な仲間達 246 23:54:02
04 梶原オールスターズ  246 23:54:21
05 サムズアップ★彗星組 240 23:54:29
06 Baby Stars 236 23:54:46
07 IRL陸上部(元祖) 234 23:54:47
08 アラサー競走部    234 23:57:02
09 TKB48      234 23:58:57
10 カタリバランナーズ  232 23:55:30
----------------------------------------
80 サムズアップ女組?  175 23:58:17

上位のチームを眺めてみると、優勝の中央大学は、この大会出場すれば優勝!と言った感じの常勝チーム。2位の思いやり@ちどりは前年の優勝チーム(筑波大学系)3位のガゼルは昨年はサムズが先着していましたが、今年は6周差と言う事で随分と引き離されてしまいました。4位との着差が19秒と言う事で大接戦を制しての勝利だったようです。4位梶原オールスターズはどういう集まりなのか詳しくは分かりませんが、メンバーの中に何名か自衛隊ランナーが含まれているようなので、かなりのツワモノだったようです。戦前に強敵視していたTKB48は9位、早稲田同好会は24位と言う結果でした。

    

終わってみれば、目標通りの5位獲得(過去最高順位)。しかも6位とは大差だったので、楽な感じが漂いますが、それでも仲間の1本1本に掛ける熱い思いは常に伝わり、襷を受け取ると、どんな状況でも目一杯の走りをしてしまいます。これでチームとしては、5大会連続入賞。表彰台の常連チームになってきました。こうなると、もはや10位以内という目標では物足りず、さらなる飛躍を望んでしまいます。新たなる領域へ踏み出したような?、踏み出してしまったような? そんな大会だったように思います。



良い結果を出せた事はもちろん嬉しいのですが、レース終了後の仲間の笑顔を眺めていると、みんな輝いていて、とても逞しく見えて、こ仲間とチームを組んで走れただけでも、本当は幸せなんだよなぁと思いました。また来年、真剣にバカになれる仲間たちと、北麓に集える事を願ってます。

戦い終わって(私見)
今年の24時間リレーはCグループ(A〜D)というポジションで参加させて貰いました。これまではBグループで走る事が多かったのですが、1週間前の状態から判断して、不安が多かったので敢えて申し出てCグループへと変更して貰いました。平均周回数20周のBグループに比べ、Cグループは16周。私の周回数は15周でした。この少なさにより、何とかラップををチーム平均とほぼ一緒の5分58秒(自己平均)に維持できましたが、それでも終盤はジリジリと落ちており、一杯一杯な状況でありました。サロマ湖100kmマラソンから1カ月以内の大会と言う事で、疲労残りの影響があるのは事実だと思います。疲労の抜けが遅くなっているのもあると思います。こんな素敵な仲間たちといつまでも一緒に襷リレーをしたいという気持ちは、年々強くなっていきますが、チームのレベルが上がる一方で、果たして、どこまで付いていけるのか?という不安も正直あります。サロマとの兼ね合いを考えなければならない時がくるかもしれません。

きっとまた来年も、当たり前のように、サロマを走り、富士北麓公園のコースに戻ってくると思います。まだまだ出来る!という自信はありますし、もっと記録を伸ばしてやる!という意欲もあります。しかしながら、いつかは…? エスパシオさんの引退宣言を思うにつけ、いつまでも続くものではなく、近い将来?引き際が訪れるのだと言う事を、胸に刻んで、また1年頑張らなければと思う今大会でした。

恒例のビール掛け!!
打ち上げBBQの目玉はタラバ蟹
もちろん定番のヤキソバも!!
彗星組のメンバー!!
朝食は恒例の目玉焼き!! たーくさんのロールパンにコーヒーと栄養ドリンク
フルーツは5位の賞品(桃)とパイン 打ち上げの余りもの! みんなで分けて持ち帰ります。

こんなチームですが、仲間に加わりたーい!と言う方が、いらっしゃったら、こちらへ!!
楽しく走り、愉快に騒ぎましょう!!

kanekotak@tim.hi-ho.ne.jp
↑メールはこちらへ!!

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