直線上に配置
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24時間リレーマラソンin富士北麓公園’09 −10回目の夏−

サムズアップが24時間リレーに出場し始めてから今年で10年。ちょうど10回目の出場となった今年のリレーマラソンは、昨年に続き、チャレンジャーチームの一員として出場。今年は予想外の展開に戸惑いつつも、ニンマリの結果に!? 

チャレンジャーチーム再結成
今年のチャレンジャーチーム編成の経緯をざっくり話すと、1月の時点で、昨年出場したメンバー12名のうち7名が参戦を表明。さらに昨年の暑苦しいレポート読んで頂き、サムズに加入されたSUGIさんが参戦表明。本人曰く『このレースの為に入会した!』との事で意気込み充分、期待大。さらに4月に昨年のエース、にしむらさんが参戦表明し、この時点で9名。当初は年齢による衰えから、参加に難色を示していたエスパシオさんも5月末に参戦表明で10名。ところがここからず決まらず、ひと苦労。サムズ内のサブスリー級ランナーに打診するものの、ことごとく粉砕。結局1人からも良い返事は貰えず。外部召集で決まりかけていた方も、仕事やプライベートの都合で結局NG。八方塞の状態で、こうなれば夜間合流するメンバーの中から選出もやむなし・・・? との判断をしかけたところで、スカウト成功!の連絡が入った。聞くところによると、レース歴は殆ど無いが、身体能力の高そうな2名のスカウトに成功との事。6月末になって、ようやく12名のチャレンジャーが揃ったのだった。


ここで、負けず嫌いで、ある意味M、熱いハートを秘めた12名を簡単にご紹介・・

・10回の参戦経験を持ち、北麓を知り尽くした男、キャプテンのネクちゃん

・走る姿は蒸気機関車、ど迫力の、ど根性おやじ、エスパシオさん

・リレーマラソン負け知らず!の入賞請負人、(ハニカミ)おーじさん

・チームをまとめるミスター24時間リレー、HANZAさん

・身につけるものは全て赤!? 燃えるアディラー・赤い彗星のひらさん

・メンバー最年少、快速エース、にしむらさん。(優しい顔して、結構!毒舌!!)

・有限実行!ムードメーカーとしての期待も大きい、マツさん。(天敵は、にしむらさん)

・熱い魂を持ち、成績急上昇の昇り龍、ふじもっちゃん。 

・そして、嫌だ嫌だと言いながら気がつきゃ、いつの間にか、このチームに居る。(候補が13名いたら喜んで、監督に回るにぃ・・・)

以上9名はこの大会の出場経験メンバー。そして新たに加わったのが・・・

・24時間リレー経験済、心肺機能は折り紙つき、新加入の燃える闘魂SUGIさん

・Run友の女性(姉御)に、トレッドミルを走る姿でスカウトされたヨッシーさん

・自衛隊勤務のねもっちゃん。(自衛隊となれば基礎訓練バッチリ?夜間訓練もOK?)



以上12名。チーム名は、『サムズ★アップ流星組』流れ星の如く、煌く!という事でキャプテンが命名。(流れ星のように消えないか不安だが・・・) 今年も目標は10位入賞。目標周回数、230周を掲げて熱く走る。


こちらの戦力は何とか整った。となれば、気になるのは、他チームの顔ぶれ・・・

市民ランニングチームでは、昨年大接戦を演じた、チーム嵐と柏VAAMIXが、当然のように今年も出場。この2チームに対しては、同じ市民ランニングチームとして良きライバル?と勝手に思い込んでおり、今回も接戦が予想される。そして、ここのところ上位を独占している、憎っくき?学生チーム勢は?と言うと、中央大学2チーム(前年優勝と7位)が欠場。4位〜6位を独占した早稲田大学は、3チームから2チームに減少。筑波大学(前年3位と8位)は今年も参戦。他に職場チームとして前回準優勝の強豪HONDA−RCが今年も参戦。と言う事で、昨年の順位を元にランキングを作成すると・・・

1位:HONDA−RC
2位:筑波@
3位:早稲田@
4位:早稲田A
5位:筑波A
6位:サムズアップ
7位:チーム嵐
8位:柏VAAMIX

ってな感じになり、ランクは繰り上がって、今年は6位入賞!?!?!?
でも、昨年入賞を逃したチームの中にも密かに表彰台を狙っているチームもあるだろうし、初参戦のチームの中にも強敵が現れそう? って事でもう少し、リストを見ていたら、見つけた!! MRC−完全燃焼! これはミズノRC? ここは強敵。さらに、うちのメンバーのデータ収集係?の報告によると岩本接骨院のメンバーは相当速いとか・・・? これらのチームが上に行けば、サムズのランクは8位に降下。嵐と柏も戦力補強はしているだろうから、この2チームに負ければ10位に・・・やっぱり今年もギリギリな戦いになりそうな予感・・・


10度目の熱い夏、到来!?
2009年7月18日(土)大会の直前に梅雨明けが発表され、今年も暑い、熱い北麓がやってくる!暑さは覚悟していた。ところが大会当日は小雨。半袖でじっとしていると肌寒いような??? いきなり拍子抜けのスタートとなった。

   
曇り空のもと、スタート・・・              誰も知らない泣ける歌でブレーク!我武者羅応援団

ところがこの雰囲気を一変させたのが、赤い彗星ひらさん。1週間後に誕生日を迎えるという事でオープニングランナーとなったのだが、その彗星の名の通り?5分45秒と言うラップを計測。ちょっと速すぎじゃね?という声は上がっていたものの、この流れはその後も続き、出る人、出る人5分台を連発。私も『大人の走りを見せる!流れを変える!』と宣言しておきながら、5分46秒・・・ 全く変えられず・・・ 結局1巡目の平均ラップは、5分52秒で、順位は一時2位に上がるなど、快走!?いや殆ど暴走状態となっていた。このままだと、チーム名の通り、流星の如く、一瞬だけ煌いて消えてしまう・・・

 ※コース1周は約1.6km。かなりの高低差あり
約3時間が経過! 4位走行中・・・

このレースも10回目なので、あらゆるパターンのレースを経験しているように思う。初参加した時は、どういうフォーメーションを組めば良いか分からず、1人2時間という時間だけ決めて、あとは、ご自由に!なんていう雑な作戦を取っていた。その結果、早く終わらせて、後は高見の見物!なんて狙いで、1時間、2時間、ぶっ続けで走る人が現れた。順位を競う訳でなければ、これでも良いのだが、スタートとしてから2時間もの間、走らずに待っている人は、暇を持て余してしまうし、襷リレーの回数が少ないから、チームとしての一体感が希薄になる。そんな事から、今では前半戦は、1人1周というのが定番になってきた。こうすると、疲労の蓄積も少なくて済むし、みんなが均等に疲れていくから、お互いの気持ちが分かり合える。

チャレンジャーチームにおいては、休む時間を増やす事で回復させたいという狙いから1人2周でまわすという作戦を取った時もあったが、入賞を目指すうえで、この高低差の激しいコースを2周するというのは、ラップが落ちるし、疲労の蓄積が激しいという事で、得策ではないという結論に至った。そんな訳で、襷リレーのミスが無い限り、アンカー以外は基本的に1周交替の襷リレーを貫いている。

レースのほうは、サムズにとっては異例のハイペースで進んでいた。2巡目も平均ラップで6分を切り、3巡目、4巡目に移っても、6分1秒という高速走行が続いていた。1時間あたり10周、合計240周を超えるようなハイペースが生まれていたのだった。その結果、4時間が経過した時点での順位は4位。10年目にして、こんな展開は初めてだった。

   
4時間が経過! 依然として4位キープ         マジシャンとコニカミノルタの選手

ハイペースの原因は、気温が思ったほど高くなく走りやすいこと、オープニングランナーが火をつけた事などが挙げられるが、それだけではない。4位という好順位につけていることが、各選手の心理に微妙に左右し、この順位をキープしたいという気持ちを生み出していたというのもある。この3つ目の原因は、注意が必要だ。前年、前半2位につけていた柏が、後半失速したのも、これが原因ではないかと推測される。順位の魔法!これは怖い。

     
6時間経過!!                    コニカミノルタ必勝!!ニューイヤー駅伝

そんな心配はあったが、やはり気分は悪くなかった。5巡目、6巡目、7巡目と進むにつれペースも落ちつき始めた、6分4秒、6分6秒、6分7秒と大きく落とすことなく、じわじわと下がっていく。7巡目が終わって8時間が経過。順位は6位。この3巡のあいだに2つ下がったが、上がってくるだろうと想定していた早稲田と岩本接骨院に抜かれただけなので、気にしなかった。ライバルチームの動向はと言うと、チーム嵐が4位で1周の差をつけられ、柏は8位で1周半の差をつけているが、去年の反省から後半の追い上げが必ずあると睨み要注意。強敵とみていたミズノRCは9位で約2周差。他に早稲田のもう1チームが7位におり、これはいずれ上へ抜けていくだろうと思っていた。ここまで挙げたチームが全て上へ行っても順位は9位。10位との差は3周。11位とは4周。入賞争いという点では、楽勝?の雰囲気も漂いつつあった。


6時間30分経過! 6位に後退・・・

前半の8時間が経過した時点で80周、6位というのは、チームとして、順調すぎるほどの好成績だった。しかしながら個人的には、もがいていた。前半のハイペースが響き、7本目が終了した時点で、疲労が出始めていた。脚が!というのではなく、内臓や呼吸器系に疲れが出ているようだった。そのため休んでいても、息苦しさがあり、食欲は湧かず、身体全体のけだるさが1時間程度の休みでは、解消されなくなっていた。

   
雲の中からようやく富士山登場!!         間もなく、浴衣Runタイム!!

   
24時間熱い声援を贈ってくれた           恒例!!盆踊り大会!!
我武者羅応援団と記念撮影!! 押忍!!

10時間が経過した。PM8:00 この時間から夜間の特別ローテーションが始まる。ここまでは基本1人1周、12人全員で回していたが、PM8:00を超えた瞬間から3人1組のチームを4つ作り、それぞれのチームが2時間づつ受け持つという過酷なローテーションに入る。何故?こんな事をするかと言えば、休むため、寝るためだ。試した事はないが、24時間最初から最後まで、12人全員で1周交替したら・・・ 睡魔に襲われ、徐々にタイムは落ち、力を発揮しきれない事が想像される。そこで、荒療治ではあるが、A〜Dまでの4班に分かれて1チーム2時間を受け持つと、このローテーション期間中6時間は休む事ができるのだ。(A,Dは連続6時間、B,Cは2時間と4時間の2回)


Aチーム夜間ローテ突入、5位に押し上げる。

まずはAチームが登場。ここはアタックチームとも呼ぶべき精鋭揃い。2時間の間に7巡合計21周をこなし、順位を6位から5位に引き上げた。次にBチーム、ここはAチームに次ぐメンバーを揃え、安定したタイムをキープ。Cチームは経験豊富なメンバーをそろえ、体力の落ち込みを経験でカバーし、Dチームへと繋ぐ。Dチームは、その後に行われるスクランブル体制までの繋ぎ役。A〜Cが少しづつ長く走る事で、Dチームの負担を減らす。初出場のヨッシー、ねもっちゃんを、入賞請負人のおーじさんがサポートし、何とか順位をキープ。夜間ローテーションが終了した時点で順位は6位。7位との差は1分にまで縮められたが、順位は落とさなかった。

この夜間ローテーションが確立する前は、(初出場した年)昼間長く走った人がテントに引きこもり、リレーゾーンに現れず、次誰が行くよ?何て事態にも陥っていた。今、思えば懐かしい思い出だ。そういえば、最初の年は、テントの作り方も良く分からなくて、骨組みだけを立ててしまって、屋根をどうやって張るんだ?梯子はないのか?なんて、事もあったような・・・ 今となれば冗談のような話だが。

AM4:00 スクランブル体制開始。 Aチーム+Bチームの変則ローテーションで後続チームの引き離しにかかる。続いてAチーム+Cチームの変則ローテーション。Aはアタック。BとCはサポート。Dはディフェンスだ。ここで1分差に迫っていたミズノRCと柏をじりじりと引き離す事に成功。差は1周以上になった。

早朝スクランブル開始!! SUGIさん

AM5:20 全員によるローテーション再開。この時点で5位早稲田とは、4周差をつけられていたので、上を狙うのは諦めた。7位の柏とは、1周+4分、残り時間が4時間以上あるので、セーフティーリードとは言いがたいが、Aチーム主体のローテーションで行かなければならないほど、切羽詰った状態ではない。そこで全員ローテで、Aチームの温存を図る。同時にこのとき、目標を6位キープに設定。7位と6位じゃ同じ入賞でも響きが違う!誰かの呟いたひと言でチームの方針が固まった。当面は下位チームを見ながら、差が1周未満にならないよう注意して、レースを進める事になった。


間もなく20時間!! 6位キープ。

AM7:55 二度目の全員ローテーションが終了し、7位柏との差は、1周+1分にまで縮まってしまった。残り2時間あまりで1周というのは、心もとない。このまま全員ローテを行えば、差は確実に1周を切る。差が1周未満になれば、追っているチームは俄然勢いづく。この状況は避けたい。と言う事で、スクランブル再開。前のラップで6分30秒を切っているメンバーを集め、ここが勝負どころ!と言う事で気合の1本を指示。選ばれた8名が6分前後のラップを連発し、引き離しに成功。再び1周+3分に広げた。

この1本は6位という順位をキープする上で、まさに勝負の1本となった。前の周回で6分10秒にまで落ちていたエースにしむらくんが5分台に復活すれば、キャプテンのネクチャンは、5分35秒というこの時間帯としては、驚異的なラップを記録。続くSUGIさんも気合の走りで5分台を記録し、気合の掛け声と共に襷を繋ぐ。その襷をうけた私は、気合がそのまま乗り移り、トラックを暴走気味に走り出し、息を切らしながら坂を駆け上がり、酸欠で腕が痺れる感覚を持ちながら、これがラストの思いで、坂を下り、あとは野となれ、山となれ!のやけっぱちで裏ストレートを駆け抜けた。トラックに入ってからは完全に脚にきて、コケそうになり、不細工な走りではあったが、何とか次のひらさんへ襷を繋いだ。終わった〜 これがラストだぁ〜 満足していた。最後のラップは、6分5秒。目標の5分は切れなかったが満足!燃え尽きた。

AM8:43 7位柏との差が1周+3分に開いた事で、最後のローテを全員で回す事になった。個人的には、前の1本で燃え尽き感があったので、この1本は御免!と言いたいところだったが、既に出走表には名前が書いてあったので、走ることにした。残り1時間を切ったところで、SUGIさんから20回目の襷を受け、走り出した。力を出し尽くしたあとだったので、脚に力が入らなかったが、それまで目に入らなかった応援に応え、ハイタッチを交わしながら楽しんで走った。ラップは6分19秒にまで落ち込んだが、気持ちは良かった。最後の最後まで、ローテーションに残ったのは久しぶりのような気がする。あとはゴールの瞬間を見守るのみ!! 栄光のアンカーに指名されたのは、新戦力として大活躍のSUGIさん。彼が2周、回れば6位は確定する。


間もなく残り1時間。下位とは1周以上の開きが・・・

AM9時40分、最後の襷リレーが行われた。後続チームとの差は1周と少し。これは決定的な差だ。逆転するには、こちらが2周目のゲートをくぐる前に、追っているチームは3周目のゲートをくぐらなければならない。と言うことはアンカー対決で、2度追い越されなければ勝ちは決まる。しかし、そんな状況、お構い無しにSUGIさんは激走した。頑張れば3周行けるという状況で、1周目6分20秒を計測。続く2周目も6分42秒で雄たけびを挙げながらゲートを通過。この姿を見送り、メインスタンド前から離れ、バックストレートの応援団のいるところへ移動し、ウイニングランで戻ってくるであろうSUGIさんを待った。

そのとき、電撃が走った。『SUGIさん倒れる!』・・・ SUGIさんがゴールゲート付近で倒れたとの知らせが入ってきたのだ。症状を聞くと、熱中症の様子で救護所に運ばれたとか? 意識はあると言う事で、ひと安心したが、果たして順位の方は? 

   
サムズアップ★女組                 24時間終了!! みんなでゴールへ!!

ゴールゲート通過後に倒れたとの事で、6位が確定! 
228周、23時間53分29秒、6位という結果で今年の24時間リレーが終了した。カウントダウンが終わり、恒例のウイニングランが行われている頃、倒れていたSUGIさんが、首筋に氷を当てながら復活。『病院にいきましょうか』との問い合わせに『駄目です。病院にいったら、皆と喜びを分かち合えない』と拒絶したそうだ。凄い闘志!今年新たに24時間リレーの申し子?が誕生した。


3チーム総勢36名にて、ゴール!!

10回目の富士北麓は過去最高の6位という順位を獲得した。6時間に短縮された前々回を除けば、これで4大会連続の入賞。2年連続11位という苦杯を舐めた、あの2年間を知っているのは私とキャプテンと、HANZAさんの3人だけとなり、それ以降加わったメンバーは皆、入賞請負人と名乗っている。あの2年間は本当に悲しかったけど、あの2年間があったからこそ、今の喜びが大きいのだと思う。

  
歓喜の表彰式!! この瞬間のために、24時間耐え抜いてきました。サイコーです!! みんな素晴らしい笑顔です。

今回、スタートする前の結団式で、流星組のメンバーに、『10年間取り纏めをしてきたので、ひとつだけ我がままを言わせて欲しい』と言った。『お願いだから表彰台に立たせてくれ!』そしてメンバーは、この我がままを叶えてくれた。表彰台に上がり、6位のトロフィーを受け取ったとき、ランニングを初めて本当に良かったと思った。こんなに素晴らしい仲間と巡り合い、熱い思いを襷に込めて走り、その結果、こんな立派な表彰台に上がれた事が嬉しくてたまらなかった。また来年、1人のメンバーとして北麓公園に戻ってこれることを願っている。

  
恒例のビール掛け!!              打ち上げBBQパーティーの肉たち…      花見じゃなくて、打ち上げ!女組

  
朝食のパン!!           恒例!?目玉焼き!!        朝から花見!じゃなくて、朝食!女組

 
10回目の完走を記念して作ったメダル。刻印されている文字は『富士北麓24hリレーマラソン10年連続完走賞 サムズアップ』

10年前、初めてこの大会に出場した。その時の参加者は12名。24時間、襷を繋ぐって、どうなの?何の知識もないまま、勢いだけでやってきた。ゴールさえすれば、それで充分!大満足!! 純粋にタスキリレーを楽しんだ。それだけで感動的だった。カウントダウンは涙しながら迎えた。あのとき、表彰台に上がるチームなんて、まったく別の世界の人たちだと思っていた。 その夢の舞台に立つことが、毎年、目標となっている。

この大会は、交通のアクセスが悪くて、不便な場所で、コースは過酷で、決して恵まれた条件ではないけれど、24時間チームの部のみという、一体感がある。他の大会にあるような、個人の部や6時間の部といった種目はない。そして、色んな目標、色んな境遇、色んな思いを持ったチームが集まってくる。それぞれ、達成の仕方は違うけど、目指すゴールはただ1つ。参加チームすべてが同じ時間にスタートして、襷を繋ぎ、同じ時間にゴールする。終了までのカウントダウンが始まった時、200を超える参加チームすべてが、1つになる事が出来る。

そして、この大会で私の属するチームが披露できる最高のパフォーマンスは、応援することでなければ、仮装することでもない。表彰台に上がる事が最高のパフォーマンスなんだ!! この大会はやっぱり好きだ!! だから来年も!!

最終結果
01 042 穴があったら入りたい 252周 23:55:39.2 394.128km
02 085 岩本接骨院      243 23:54:53.7 380.052km
03 175 Honda‐RC   238 23:52:50.3 372.232km
04 131 チーム嵐       234 23:56:04.6 365.976km
05 016 早大同雨       231 23:52:52.9 361.284km
06 056 サムズアップ★流星組 228 23:53:28.8 356.592km
07 140 柏VAAMIX    227 23:53:12.2 355.028km
08 071 MRC〜完全燃焼   226 23:53:40.1 353.464km
09 148 乙造・凸造・頑張造  226 23:53:44.6 353.464km
10 015 早大同◎晴◎     220 23:50:53.9 344.080km

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058 054 サムズアップ★男組 181周 23:56:11.0 283.084km
133 055 サムズアップ★女組 159周 23:50:48.0 248.676km


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