タイヤについて3
久々のタイヤ交換。どのくらい久々かと思ったら、6年11ヶ月ぶり。ちょっと引っ張り過ぎました。前回のタイヤはPilot Exaltoで距離は約2.7万km。無駄に(?)磨耗性能は良いので溝はまだいけそうでしたが、7年無交換、7年前に2年落ちだったので、9年前のタイヤ…流石に交換しました。こんなに引っ張る理由など別になかったのですが…

今回は、Pilot Preceda PP2にしようと思っていたのですが、2010年暮れに問い合わせたら205/45ZR16は既に在庫なし、今後の生産予定も無し。ついでに、その時点でMICHELINの205/45R16は日本でのオファーは無し。2011年のPilot Sport PS3入荷まで待って欲しいとのお達し。えぇ?あり得ないでしょ…と思いつつ仕方がないので待ちました--;

当初、1月中旬にはコンテナが到着すると言っていましたが、結局日本着は、2月中旬。その後すぐに配送されてきたからまぁいいか、ということで、6年11ヶ月使ったExaltoにさよならし、二世代新しい、Pilot Sport PS3に替えました。


Exaltoのときは、ピンチカットに悩まされましたが、(というかピンチカットしたら本来早急に交換すべきです)今回のPilot Sport PS3のこのサイズは、欧州市場でへの導入後、日本に導入される間に、サイドウォールを強化したマイナーチェンジが入ったようなので、多少は改善されているかも。(今は欧州、日本向けとも、サイドウォール強化版になっているようです)

パターンはかなり地味。OE装着に使えるパターンが前提なので、国産補修用タイヤのような目を惹くデザインにはなりにくいですね。それでも初代のPilot Sportは頑張っていましたが。

Pilot Sport PS3の位置づけは、Pilot Sport PS2よりもう少し広い(下に降りてきた)セグメントもカバーし、従来欧州のPilot Exsalto PE2、アジアのPilot Preceda PP2のカバーしていた範囲も受け持ちます。155のスポルティーバのような小型のスポーティセダンも想定守備範囲です。日本には日本設計アジア製とフランス設計欧州製のサイズが混合で入ってきていますが、205/45ZR16はフランス設計のドイツ製でした。

性能に関しては、7年使用後しかも夏場に1月以上乗らない時期があってフラットスポットまで発生していた、Exaltoとの比較なので、どんなタイヤでも悪く感じるはずがありません^^;

ドライグリップは、ファミリーセダン向けには十分。レスポンスだのリニアリティだの難しくて評価はできませんが、普通に乗って違和感も特に感じません。乗り心地は総じて良いです。あのボディに45タイヤなので、ショックの強さなどは感じますが、良路の乗り心地は上質に感じました。まあこれもほとんどタイヤとしての寿命が終わっているExalto比なのでかなり甘い評価になっているとは思いますが。

ウェットはあまり走っていませんが、現代のタイヤの水準としては悪くないはず。実は低転がりにそれほど振っていないので、ウェット、磨耗はかなり高い水準でバランスされているはずです。

プラグ、クラッチ、タイヤと替えてきたことによって、かなりくたびれ感が、なくなってきた印象です。でもいきなりこの車にのれば、十人中、十人がくたびれた車だと評価するでしょうが^^;





お約束で、いままで装着したタイヤです。

履いていた時期と距離をまとめてみたら、大雑把にこんな感じだったようです。