155FV5参加
編集長さんまさんのサイト「さんまの無責任大辞典」主催の155FV5オフに参加してまいりました。

2005年10月1〜2日にかけて開催されましたが、2日目の10/2の一日参加です。今回は群馬県の伊香保グリーン牧場での開催でした。

同じ神奈川から2日目参加のよしこう。さんと東名港北PAで待ち合わせ、2台で行くなら下道に出ない方が、はぐれにくいだろうということで、東名→首都高3・C1・5号→外環→関越経由で目的地を目指しました。途中関越で、2台ほど155に出会いました。

渋滞もなく順調に予定通り集合の10時にはかなり余裕をもって到着しましたが、既に数十台の155の姿が!2年振りの光景に圧倒されながら、これまたいつもの配慮でにきれいに色別駐車。駐車場スタッフの方々のクルマ捌きには感服します。

受付けを済ませて、集合時間までしばし歓談。その後、正式な集合時間が過ぎたところで簡単なスケジュール説明とそれに続いて、自己紹介が始まりました。ちょっと緊張しながら私も事故紹介…じゃなくて自己紹介。この自己紹介で顔とお名前が一致するので、なかなか良い企画だと思いました。今回はクルマにも名札(?)を提示するようになりましたので、クルマ−お名前−お顔が繋がっていきます。85台分覚えるのは不可能でしたが^^;。

その後は食事まで、自由行動。今回自分に課した使命は、参加車輛を全部記録すること。FV3のときは、全部撮ったつもりが、残念なことに何台か抜けてしまっていたので、今度こそコンプリートを目指し頑張りました。今回は駐車場がより整然としており、撮影抜けが起こりにくい状況でしたが、それでもフロントフードを開けて歓談中の方などもいらっしゃったので、「ここは後ほどお邪魔…」などとしているうちにだんだん全部撮ったか不安に…。

でもプレビューを駆使しながらなんとか照合し全部撮れました。その成果(というほどでもないですが…)はこちらです↓。お名前を掲載しても良いという方は引き続きご連絡ください。

155FV5参加(参加車輛一覧)

さて、今回もFV3と同様牧場施設での開催でしたので、子供連れの私としては非常に助かりました。

羊に話し掛ける謎の4歳児
今回は、羊に餌をやることや直接触れることもできて子供も大満足でした。「羊はふわふわしてるね」などと言いながら触っていたので、なかなか良い野外学習になりました。

お昼には今回もきちんとした食事を用意していただき、また子供にはお子様ランチも用意していただけました。朝早くから叩き起こされ、クルマの中のコンビニのおにぎりで朝ご飯をごまかされていた息子は、お昼のお子様ランチを良いペースで食べていました。
この食事の問題は、クルマイベントで結構ネックになってしまうところですが、前回FV3同様本当に助かります…特に子供連れにとっては。

さて食事も終わったところで、大ビンゴ大会!今回は食事をした室内での開催。派手な衣装のビンゴやん…じゃなくてビンゴマンも登場で場を盛り上げてくれました。

今回は、手元にあった仏系タイヤメーカーグッズからキャラクタ入りのノートと、あとは、はるか昔、都内のホテルで行われた166の発表会で貰ったアルファの折りたたみ目覚し時計を持参しました(電池は新しいものを入れておきました)。

子供と2枚分カードを貰いましたが、引きが良い方ではなく(前回FV3ではは2番手でしたが^^;)やっと一枚がビンゴになったときには、子供は疲れて眠ってしまってました。景品の中から子供の喜びそうなものは…と探していたら、我が家のマイブームであるカブトムシの幼虫6匹セットが!家に帰れば育てる環境はバッチリなので、これをいただきました。席に帰ってみたら提供者は、偶然食事の席でお隣だったRinさん、正確にはRinさんのお子さんでした。環境は整っているので大丈夫、立派に育てます!目を覚ましたうちの子もカブトムシの幼虫が貰えて大喜びでした。
子供が目を覚ましたので、もう一枚を続けていたらほどなくビンゴ。今度は子供に選ばせたら、エランのプラモデルが良いということでいただいてきました。

午後も会場で、撮影の残りなどをして過ごしました。時間はあっという間に過ぎていきましたが、それでも何名かの方々、久しぶりにお会いした方々、今回はじめてお会いした方々とお話をすることもできました。そして85台も集まった155の中に居るだけで満足。
モディファイ派の一方で、最近は「頑張って敢えてノーマル」という方も確実にいらっしゃるようで、これはこれで155の楽しみ方のひとつとして確立してきてかなといった印象です。
純サーキット走行仕様、個性的な外観、DTM、BTCCカーの応用、外見普通で中は実は凄いぞ派、新たな方向性として昼間はいたって普通だけど夜、自光や反射でオォ!と言わせる派、世間の認知度は未知数なれど確実に155オーナーの中では価値を認められている貴重なTI−Z、そしてその貴重なTI−Zを目指す派、そんなこんなの誘惑に負けずカタログスペック尊重ノーマル維持派。
みんなそれぞれ155の楽しみ方ですね。しかもおそらくみんな好きで乗っているはず。有用な移動手段として使われている155は多いでしょうが、単なる移動手段だけのために仕方なく乗っている人は少ないでしょうから。

それと、155を通じて集まった方々が155以外の共通項でいろいろな集まりを持って会場のあちらこちらで、それぞれの方面の話にも華を咲かせているのというのも素敵なことでした。


さんまさんの車輛と隣り合わせになれたので、記念撮影。お互い再塗で綺麗でしょ^^;

この顔は何にも似てませんね。

こうしてずらりと並んだ赤もいいけど…

黒青系がここまで並ぶと凄みがあります。他じゃ絶対見れない光景。

あっという間に時間が過ぎて、一応15時で締めがありました。前回は名残惜しさでその後も会場に留まっていましたが、今回はその週に子供の運動会も控えていて、「疲れないうちに早く帰って来い」指令が出ていたので、渋滞が始まる前にと早々に会場を後にしなければならなかったのは残念でした。中締め後の車輛の動きも要注目でしたから…。

帰りは、渋滞を避けながら関越→外環→首都高C2・B・1・羽横とやや遠回りして帰ってきましたが、お陰で渋滞らしい渋滞もなく一日走った燃費は12km/lとなかなかでした。帰宅後は早速カブトムシを広いケースに移してやりました。

こんな感じのケースでベランダ飼育。その後もスクスク育ってます
息子も帰りのクルマの中で「カブトムシの幼虫が貰えてよかったね」と改めていっていたのでよっぽど嬉しかったようです。
それエランの方も所有権は選んだ息子にあるとの認識で早く組みたててくれということになり、色は「黄色」をリクエストしてきたので目下黄色に塗装中です。何故黄色なのかと聞いたら「RX-8と同じ色だから」。

155の後継の156も生産を終え159にスイッチしようとする中、155だけの集まりの参加車輛が増えているのは興味深い事実です。その後訪れた2005年のモーターショウでフィアットジャパンのスタッフの方とお話をしていたら「155以前のアルファに乗られているコアなユーザーの方々」というフレーズが出てきました。もともと純アルファとの間には大きな隔たりがあり、その上、次世代156の大成功という事実の下には、純アルファと成功車156のはざ間という位置付けにあって過去の遺物として忘れ去られそうな鬼っ子155でしたが、理屈では説明のしきれないオーナーの155に対する拘りがその存在を過去のものとして消し去れないものとする原動力になっているような気がしました。

さんまさんご夫妻、スタッフの皆さん、参加者のみなさん、素敵な一日ありがとうございました。155を廃車にしなくてヨカッタと思える一日でした。